収録されている曲で「あ!」と思ったのはLa flor de la canela(ニッケの花)です。ペルーの偉大な女性シンガー・ソングライター=Chabuca Granda作のVals Peruano(<Musica Criolla)の名曲ですね。(Hugo Fattorusoによると本名はIsabel Grandaだそうです)。La flor de la canelaはおそらくほとんどのペルー人が歌える歌だと思います。 Chabuca Grandaと言えばもう一曲、Fina Estampa(粋な男)という曲も有名で、ブラジルのCaetano Velosoが歌い、この曲をタイトルにしたスペイン語歌詞作品集が90年代、大変話題になりました。
La flor de la canelaは名サルセーロ=Jose Alberto "El Canario"がサルサのスタイルで歌ったのも記憶に新しいところ。Vals Peruanoで始まり、〜サルサ〜最後はペルーの黒人系音楽Festejoのスタイルで締めくくっています。NHKのスペイン語教室のテーマ曲になっていたので、聴いたことがある方も多いかも。 また、Placido DomingoもLa flor de la canelaを歌っています。 余談ですが、神奈川県には鶴見川崎、大和藤沢あたりにペルー料理店が結構あります。スペイン語のカラオケを置いてある店もあって、私も(笑) La flor de la canelaをカラオケで歌ったことがあります。言葉が多くてかなり難しいです。