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穴澤雄介〜アナザーワールド〜コミュの新作CDアルバム「Another World」、収録曲紹介その5

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9月28日

 さあ、いよいよ明日、9月29日リリースの新作穴澤オリジナル作品集「Anot
her World」の収録曲、本日は最後の2曲、9曲目と10曲目をご紹介いたしま
しょう。
 9曲目は、「伊豆の踊子」という楽曲。これまでのオリジナル作品集の中で最
も演奏者の人数が多く、音の厚みがある今回のCDですが、この曲だけはヴァイ
オリン独奏。まあ、こういうスタイルも取れるというのは、自分の強みだと思っ
ていますので、これはこれで大事にしたい部分だったりもするわけでして…。こ
の曲のようなループマシンを使っての独奏用の作品は、昨年から作曲するように
なりました。現時点では計3曲ほど完成しておりますが、これからもどんどん増
やして行きたい分野ですね。
 10曲目は、「明日へいざなう船に乗れ」という楽曲。もちろん、最後は再び
カルテットでの演奏でお届けいたします。1コーラス目終了後の間奏(ピアノソ
ロ)の部分は、無責任なくらい明るく積極的に未来へ進んで行こうとする前向き
な気持ちを、2コーラス目終了後の少し静かになる部分は、それとは反対に切な
く過去を振り返ってしまう後ろ向きな気持ちを表現しています。けれども、そう
した多少の浮き沈みがありつつも、輝ける明日を常に目指そうと導いてくれる、
そんな曲が書けたならという思いで作曲いたしました。では、CDジャケット内
のこの2曲の解説文をどうぞ!!

曲目解説(文・穴澤雄介)

09:伊豆の踊子
 川端康成の小説「伊豆の踊子」のエンディング、主人公が踊子と別れた後の船
中での心境をイメージして書いた、ヴァイオリン独奏用の楽曲です。美しい空虚
な気持ち、甘い快さを感じるような悲しみを描いてみました。前半は純粋な独奏
ですが、後半はヴァイオリンの音がいくつも重ね合わさって行きます。しかしこ
れは、レコーディング作品としてこのように音を加工してもらっているわけでは
ありません。リアルタイムで演奏したフレーズの多重録音とループ再生を行うエ
フェクターを足で操作しながら演奏しているのです。どちらかと言えば、ライブ
パフォーマンスに適した曲ですが、なかなか評判が良いので、今回このアルバム
に収録してみることにいたしました。

10:明日へいざなう船に乗れ
 「過去は変えられる」、これは学校等での講演の際に、よく私がお話させてい
ただくことの一つです。生まれながらにして背負わされた不利な境遇、耐えがた
いほどの辛い出来事、どうにも認めたくない重大な失敗…。それでも、打ちひし
がれた自分に鞭打って、そうしたコンプレックスを知恵と努力によってプラスに
転じることができたなら、深く傷つけられた苦い過去も、幸せな現在を形成して
くれた素敵な足掛かりとして、いつしかその存在が変わるのです。だから、どん
な時も明るい未来を信じて、前向きに頑張って行きましょう。とは言え…、なか
なかそう思えない気持ちもよくわかります。この曲が、そんなあなたをいざなえ
る1曲になることを祈って…。

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