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穴澤雄介〜アナザーワールド〜コミュの新作CDアルバム「Another World」、収録曲紹介その3

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9月25日

9月29日リリースの新作穴澤オリジナル作品集「Another World」の
収録曲、本日は5曲目と6曲目をご紹介いたしましょう。
 5曲目は、「お雪」という楽曲。私が作曲の題材として、ずっと取り上げ続け
ている小泉八雲シリーズの作品になります。実はこの曲、厳密に申しますと新曲
ではございません。元々は私が15年近く前に、八雲の雪女を描いた作品として
「雪に浮かぶ月、夜に消える女」という室内楽曲を作曲しておりましてね。その
一部をピックアップして、バンドサウンドのイメージで編曲し直したものが、今
回の「お雪」なのでございます。
 そして6曲目は、「うちのわんこ」という楽曲。近頃ライブでの演奏の機会も
増え、ただいま人気急上昇中(?)の1曲。私は、「犬の曲と猫の曲を書こう」
と決め、比較的すぐに猫の曲は書き上げることができました。それがこの後、7
曲目に収録される「うちのにゃんこ」なのですけどね。けれども犬の曲は、なか
なか完成できなかったのです。飼っていた犬への情が強すぎて、どうしても1曲
にまとめられなかった。結局、「うちのにゃんこ」の完成から1年2ヶ月後、よ
うやく書き上げたのがこの「うちのわんこ」というわけでございます。では、C
Dジャケット内のこの2曲の解説文をどうぞ!!

曲目解説(文・穴澤雄介)

05:お雪
 小泉八雲の作品「雪女」を、人からの視点ではなく、雪女の立場から表現した
楽曲です。この曲の前半では、人間に恋をしてしまった雪女が、そのまま妖怪と
して生きて行くのか、それともリスクを背負いつつも人間に化け、お雪として歩
み出すのかを深く思い悩むという、八雲の描いていない雪女の葛藤を推察し、音
楽にしています。後半は、お雪として恋に生きる決断をする情熱、全力で尽くし
続けるも最終的には裏切られてしまう無念さといった部分を、そしてエンディン
グでは、儚く姿を消すお雪を表現いたしました。前半はヴィオラ、ピアノソロの
間に持ち替えて、後半はヴァイオリンで演奏しています。雪女からお雪への変貌
を、使用楽器においても形にしてみました。

06:うちのわんこ
 私は犬も猫も、両方飼っていた経験がございましてね。どちらもタイプの違っ
たかわいさを持っていて、とても大好きです。この曲は、忠実で遊び好きで、す
ごく甘えん坊でさびしがりやの犬の魅力を音楽にした作品です。いわゆるサビの
部分は、飼い主と愛犬が、お散歩をしながら一緒に歌っているイメージ、口笛と
アルコのユニゾンで描いてみました。もちろん、「ワンワン!」や「キューン」
といった犬の鳴き声も、ヴァイオリンで表現しています。

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