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宇野弘蔵コミュの「内ゲバ殺人」

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「内ゲバ殺人」

先生は組織決定としての「内ゲバ殺人」に踏み切った日本共産党と中核派の行動様式についてどう思いますか?

1971年6月19日深夜1時、沖縄の民青は代々木中央の命令によって琉球大学男子寮を襲撃し、全学連戦士=町田君に凄惨なリンチを加え虐殺しました。

1970年まで琉球大学自治会の執行部は民青で、学生を民青にオルグして琉球政府や地方自治体の公務員、学校教師、新聞記者として送り込み、労働組合に大きな力を持ってきました。

しかし、全学連は1970年の琉球大学自治会選挙で圧勝し執行部を奪取しました。

この事態は沖縄における日本共産党の息の根を止める事態でした。

「内地」「北海道」には日共系全労連に加盟している教育労働者、自治体労働者、郵政労働者、NTT労働者の組合があります。

しかし、沖縄には、そういうものが無いのです。

それを見るだけで、全学連による琉球大学自治会執行部奪取が沖縄の日共に死を宣告するものだった事が明らかです。

追い詰められ展望を喪失したがゆえに殺人に走ったのです。

そのマネをしたのが中核派です。中核派も日共による殺人と同じ年1971年11月に横浜国立大学富士見寮を深夜1時に襲撃し全学連戦士=水山君を虐殺しました。

その日は全学連が横浜国立大学自治会の執行部を確立する日でした。横国大は中核派全学連の秋山委員長の大学であり、首都圏における最も重要な拠点でした。

中核派執行部の法政大学の学生には70年安保闘争より「ゴーゴーダンス」「ビートルズ」「フリーセックス」「70年大阪万博」に関心を持つ「ミーハー学生」が多く活動家の再生産が困難でした。

中核派は1969年10月、11月の火炎瓶闘争に労働者を根こそぎ投入し、労働者の多くは逮捕され、職場を解雇され労働運動が不可能な状況に陥り、中核派を脱退し中核派の労働戦線は壊滅しました。

残るは学生戦線だけでしたが、全国で最重要な拠点校=横国大を全学連に奪取されたのです。日共と同じく展望喪失に陥り殺人に走ったのです。

旧日本軍も同様な行動を取っています。中国侵略戦争に必要な石油、クズ鉄などの資源の輸入をアメリカに禁止され、東南アジア侵略、パールハーバーへと走ったのです。

理性的に考えれば日本が負ける事は明らかでした。

日本共産党、中核派、日本軍国主義、独ソ戦を開始したナチス、政治組織というものが理論的理性に従って動くものではない事が分かります。



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