ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「友愛数」とその他数論いろいろコミュの素数は「ランダム」じゃなかった

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「SCIENTIFIC AMERICAN」の「素数は『ランダム』じゃない」という記事です

 http://www.scientificamerican.com/article/peculiar-pattern-found-in-random-prime-numbers/

 五月に書いた日記の、この記事の解説の部分をコピーします
 日記を読んでくれているのは友人なので、文体はそういう人向けになっています

 −−−−−−−−−−


 ‥‥略‥‥

 もう一度、スーガク者Soundararajanの発見がどういうものだったかを解説します
 素数はいろいろ加工しても大抵の場合ランダムに振る舞います
 しかし、ランダムじゃない場合があった
 素数pを数kで割った余りnを考がえます、式に書くと

 p=n  Mod k

 素数pとその次の素数p’のnを計算すると
 p=n、 p’=n  Mod k となる場合、すなわち、余りが同じになる場合の確率が、そうじゃない場合の確率より小さいことが分かった
 もし、素数が常にランダムに振る舞うなら、これ等の確率は等しいはず

 これは「人類が初めて発見した素数の非ランダムな振る舞い」

 なので、スーガク者たちは大騒ぎなのですが、コウ博士がオンライン数列百科に2005年に投稿した数列A103271をみてください

 https://oeis.org/A103271

 この数列は、連続する二素数の和のMod 4の値です
 値が2になるのは、二つの素数が、1,1 Mod 4か、3,3 Mod 4、の場合、ようするに「余りが同じ」の場合なので、2になる確率が0.35となっているのは、Soundararajanのいうことと同じ

 コウ博士のほうが、11年も前に言っている

 ところで、仏人の友人のMaximilian君が、確率をもっと詳しく計算してくれて、それによると、確率がだんだん0.5に近づいている
 ※のところを読んでみて
 これはSoundararajanの発見と矛盾している
 面白い

 この文書いていたら、さっきMaximilian君からメールが来て、確率のこと彼の論文に書いてあると言っている
 えっ、どゆこと、「小さい数の範囲では、素数は『ランダム』じゃない」のかな


 論文読んだ、けど、分からない、難しい
 インド人なのかな、Soundararajanって名前、面白い

 >「素数のの振る舞いは、ランダムではない」

 一般向け科学誌の記事のタイトルはこうなっていたけど、不正確
 正しい書き方は、「素数の振る舞いは、小さい数の範囲では、ランダムではない」とするべき

 このことは、論文にも書いてあった、コウ博士がMaximilian君に検算を頼んだ際に、彼はSoundararajanの結果を知らずに再発見したのでした
 論文には、10^12ぐらいまで計算して合って、少しずつ確率が0.5に近づくのが分かる
 コウ博士が工夫した方法で、彼は、10^80ぐらいまで計算し、この範囲になってもまだ非ランダム性が存在して、決して0.5には成りそうもない


 −−−−−−−−−−

 コウ博士は、A103271に比べて、もっと非ランダムな素数の数列を発見しています
 そのことは、また次回に解説します
    

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「友愛数」とその他数論いろいろ 更新情報

「友愛数」とその他数論いろいろのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング