モロカイ島大好き☆コミュのNAIWAでのゲーム　Part3

Playing Games in Naiwa - Part 3

最後のエピソードでは、主役人物がコアエケアの美しさの虜になってしまいます。彼は、カラエのNAIWAでの儀式、マカヒキで行われるPUHENEHENEという謎解きゲームに選ばれたこの赤毛の美しい女のことで、頭がいっぱいなってしまいました。

カリマホプという名のこの主役人物は、カラウパパのIliopiiで生まれました。彼はここでワイコル出身の女と結婚し、峡谷近くの土地に落ち着きました。ここでは、カラウパパの人たちによって耕された大きなさつまいも畑があります。彼らは、乾燥した土地でも育てられる他の食物も栽培しました。

カリマホプの父はこの世を去る前に、息子に杖を授け、死後も家族を養っていけるようにしました。彼はじゃがいも畑に家を建て、時には台地にあるその家に、時には海辺のIliopiiで暮らしました。カラエにつづくPuu-paneeneと呼ばれる道沿いには、他にも多くの家がありました。

Puu-paneeneの横にある丘のふもと近くに、カマヌオラロという名の峡谷がありました。この名は、モロカイ島にしかない木の名前にちなんでつけられたものです。この木は、ハワイの他のどの島にもなく、この木を知る人々はこの木が唯一無二であると言います。モロカイ島でしか育たないという点で、カライパホアの話にも似ています。

カラエで開催されたゲームはMAIKAといい、日中は賭けが盛んに行われ、夜にはPUHENEHENEが行われます。この物語では、選ばれた美しい女が仲間としてさらに女を数名選び、次いで男5名を選びます。そして、女が群集の中心に場所を見つけ、それぞれの膝の上にTAPAを積んで置きます。

ゲーム開始の際には、男と女はお互いに向き合っています。男に属する黒い石と、女に属する白い石の2つの石があり、みんなの前に積まれたTAPAの下に隠されます。まずコアエケアは石の1つを男に渡し、男にそれを隠させてから、もう1つを自分で持ちます。コアエケアは仲間の女と一緒に座り、チャントを歌い、みんなで体を横に動かします。それから向かいに座っている男に黒い石を放り投げ、白い石を自分のほうへ転がします。さらにしばらくチャントを歌い、歌い終わると相手方が白い石にあてるまで、黒い石を回し続けます。白い石に当たると、ゲームは引き分けになり、女が石をあてる番になります。

それからコアエケアは、別の者に石を渡し、それを隠させます。彼らがフラの歌やチャントを歌うなか、群衆は彼らの間で賭けをし、ゲームの参加者はお互いに賭けあいます。Wahinalau、すなわちゲーム参加者自身が賭けの対象となります。キスやそれ以上のものが贈られる可能性もあります。賭けの対象は、勝負が決まり次第、勝った側に引き渡されます。

プニウ（太鼓）の演奏、フラの踊り、キル、マイレのゲームなどは、ゲームが開催された後の夜の余興として行われました。

この物語にでてくるキルやアラアパパの踊りは、キプ近くのマヘレアナで行われました。

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オリジナル記事　http://themolokaidispatch.com/playing-games-naiwa-part-3
Monday, November 23, 2009 By Catherine Aki

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