☆小沢昭一主演、磯田敏夫原作「経営学入門・ネオン太平記」
８３歳で他界した小沢昭一、彼の主演映画では「ネオン太平記」（１９６８年、日活）はオダサク倶楽部で内部鑑賞したことがある。原作は、織田作の一番弟子を名乗る磯田敏夫さん（「企業防衛」）ということで興味深かった。
大阪の大劇地下サロンの支配人をしながら、小説を書き続けており、この映画の舞台はこのアルサロであった。
タイトルバックで桂米朝師匠と小松左京がリーマン・コンビにふんしてホステスに抱きつかれたり、野坂昭如がテレビのワイドショーの司会者の役で出ている。西村晃、加藤武、北村和夫、三國連太郎、渥美清と曲者ぞろいの脇役たちが好き勝手な演技を披露しており、渥美のゲイボーイ役にはげー。
ついには、宣伝のためにホステス達がビキニ姿で御堂筋から中之島まで駆け抜ける。
大阪的ハチャメチャ、ごちゃ混ぜ、バイタリティあふれる感覚、これは磯田さんの文章世界そのものだ。（岩）
今村昌平が脚本。
８３歳で他界した小沢昭一、彼の主演映画では「ネオン太平記」（１９６８年、日活）はオダサク倶楽部で内部鑑賞したことがある。原作は、織田作の一番弟子を名乗る磯田敏夫さん（「企業防衛」）ということで興味深かった。
大阪の大劇地下サロンの支配人をしながら、小説を書き続けており、この映画の舞台はこのアルサロであった。
タイトルバックで桂米朝師匠と小松左京がリーマン・コンビにふんしてホステスに抱きつかれたり、野坂昭如がテレビのワイドショーの司会者の役で出ている。西村晃、加藤武、北村和夫、三國連太郎、渥美清と曲者ぞろいの脇役たちが好き勝手な演技を披露しており、渥美のゲイボーイ役にはげー。
ついには、宣伝のためにホステス達がビキニ姿で御堂筋から中之島まで駆け抜ける。
大阪的ハチャメチャ、ごちゃ混ぜ、バイタリティあふれる感覚、これは磯田さんの文章世界そのものだ。（岩）
今村昌平が脚本。
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