私の知人が山川出版社より、
『上海時間旅行〜蘇る“オールド上海”の記憶』という本を出しました。
幕末の志士、高杉晋作が上海へ渡って書き残した言葉とは？
芥川龍之介らかつての文士達はどう上海を見聞したか？
戦争中に膨大な阿片を売り捌いた“阿片王”里見甫の生き様とは？
大宅賞作家の佐野眞一氏ら８人の書き手による戦前の上海の魅力を伝えます。
かの武田泰淳と上海にあった内山書店で大喧嘩した経験のある東亜同文書院OBの懐古談や、戦後の文化大革命の悲劇を体験した上海生まれのミュージシャンの話からも、生の上海の姿が伝わってきます。
是非ともご一読していただければと思います。
『上海時間旅行〜蘇る“オールド上海”の記憶』
佐野眞一他著
山川出版社 １８００円
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