ボーイズリーグ市川ウィナーズコミュの自己紹介とウィナーズの略歴です

市川ウィナーズ創設時からいました藤田大輔です。
小学生時代はピッチャー、キャッチャー
中学時代はピッチャー、ファーストなどやってました。
自分が小学2年のとき、八幡小の校庭で大規模な入団テストがありました。
今思い返しても100人近いメンバーや父兄が集まり、壮観でした。
その後、専用グラウンドがないためしばらくは河川敷や中学の校庭など転々とジプシー生活を続け、確か自分が小学4年くらいで行徳の住金物産グラウンドを借りられることになり毎週の練習はそこに。とても広いグラウンドで、恵まれた環境で野球が存分にできていたと今さらながら思います。
最盛期でメンバーは130人くらいのマンモスチームでしたが、年代別などシステマチックに編成されたチーム練習は見ていても関心した記憶があります。
その内、自分が5年次に1個上の6年が春に全国初出場。
1回戦で和歌山下津とあたり、コールド負けを喫しましたが、そのチームが全国優勝し、運がなかったとみんなで言い合ったものです。
そのとき、まだ千葉県支部はなく、東京中央支部という名前でした。
小学生の部は市川で2チーム、他には世田谷タイガース、多摩ファイターズ、足立フェニックス、足立アトムズ、台東ビクトリー、若竹クラブ・・・と10チームほどでした。
中学部も同様でした。中学部は小学部が初めて全国に出た後くらいに作られたのですが、指導陣のツテで江戸川方面から有望な選手を集めてきて結成されました。
自分が6年になり夏春連続で全国大会に出場しましたが、
夏に開会式直後の試合で浜名ジャガーズ(静岡)には勝ったものの
次の坂戸中央ファイターズ(埼玉)には2-5で逆転負けしました。
その当時の監督だった松戸さんに｢自分が習志野で全国制覇したときも初戦の堀越戦は開会式直後だった｣と聞き、気合いが入ったのをよく覚えています。
入場行進をしたばかりでみんなが浮き足立っていた初戦、自分以外のピッチャーが打ち込まれ序盤は劣勢でしたが、草野君という中心選手の逆転3ランホームランで初戦は4-3で辛勝しました。
しかしながら、同じ坂戸にその後すぐ行われた関東大会では
2回戦でリベンジし、9-7で勝利、その勢いで準優勝に輝きました。本当にあれよあれよという間のことで、今考えても神がかり的な準優勝だったと思います。
このときの優勝は志村球友会でした。後に全国大会3連覇を達成する強豪で、
市川とは当時、因縁の相手でした。聞けば、関東の少年野球チームとしては珍しく毎日のように練習をしているとかで、選手の顔が全員真っ黒に日焼けしており、それだけで威圧されたものです。おまけに志村名物の故・天野監督。当時で60歳前後でしたが、子供の自分たちにはお爺さん監督に見えて、それも威圧感がありました。
本浦-板橋の強力バッテリーでならした1個上がとても強く、
その後の自分たちの代は特にこれといった選手もいなくて
どうなることかと思ったのですが、結果的には1個上を上回る結果を出せました。
以降、小・中学部ともに全国に出るのは当たり前になるものの、
2つ以上は勝てないという壁に突き当たっていました。
自分の代はメンバーが少なかったこともあり、春夏ともに3年次惜しくも全国には行けなかったのですが、1個下が強く、盛り返してくれました。
その1個下の代は習志野、市船などで3人ほど甲子園に出ました。
特に高2の夏に全国制覇したPLに1-4で負けたものの堂々のベスト8に進出した習志野の本村君、3年次はキャプテンを務めました。
ちなみに、市川ウィナーズのOBで一番最初に甲子園に出たのは自分の5つか6つ上で東海大浦安に進んだ江戸川組の鈴木慎太郎さんという方でした。ちょうどあの池田高校が畠山投手を擁して優勝した昭和57年ですが、背番号15番で初戦の津久見戦で代打で出場し見事センター前ヒットを打たれたのは今でも印象深いです。

その後、自分は高校では思うように野球ができませんでしたが、大学に入り松戸さんの時代にコーチとして一時期ウィナーズのお手伝いをしておりました。
この時期にはすでに行徳のグラウンドは使えなくなっており、塩浜グラウンドや河川敷を交互に使うような状態で、チームも自然と弱くなっていて、その閑散とした雰囲気にショックを受けたものです。千葉県支部が結成され、自分たちの時代よりも船橋(当時現在中日ドラゴンズの小笠原投手が在籍)や沼南など他がかなり強くなっていたのもありますが、それにしても全国にもなかなか出れない状態というのは歯がゆかったものです。桜澤さんはそのとき市川シニアの監督でした。