大学生のための新聞基礎知識コミュのセルビア（旧ユーゴスラビア）について

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1059593&media_id=2

A「今日はニュースからです」

B「セルビアねぇ…どこにあるかすら知らないね」

A「ヨーロッパの火薬庫って第一次世界大戦のときに出てきたと思うけどそこだよ。つっても分かんねぇだろうからもっと言うとイタリアの右の方だよ」

B「ふ〜ん」

A「また例のごとく歴史から見ていこう」




第一次世界大戦の終結

バルカン半島「とりあえずオーストリアとトルコが消えてくれました。ほっと一息。でもこのままだと危険だから周りのみんなで一緒になったらどうだろう??」

ユーゴスラビア「ってことで、バルカン半島にあったスロベニア・クロアチア・ボスニア＝ヘルチェゴビナ・セルビア・モンテネグロ・マケドニアで一つになって『ユーゴスラビア』ができたのさ」

そんで第二次世界大戦のはじまり

ナチス・ドイツ「イタリアのバカどもが…ギリシャと戦争して負けやがって。これじゃ枢軸国の威信の低下につながりかねん。まぁあのあたりは資源がたくさんあるからな、この俺が直々に行ってやろう!!」

ナチス・ドイツ「ユーゴさん、もちろん日独伊三国軍事同盟に入ってくれるよね??あ、ブルガリアとかハンガリーとかは賢い選択をして入ってくれたんだけど…どうする??」

ユーゴスラビア「うっせー。なめんな。」

ナチス・ドイツ「良い度胸だ。フルボッコにしてやんよ!!」

そんでドイツの得意技である電撃戦を行いわずか11日でユーゴスラビアは降伏した

しかし、それでも抵抗する一人の人物が現れる。

チトー「俺は絶対にナチスには屈しないぞ!!」

この抵抗のおかげで最終的にユーゴスラビアは自力でドイツ軍を追い払いました。

それで第二次世界大戦が終結。世界は休む暇なく冷戦に。そしてユーゴスラビアは大戦の英雄であるチトーが納めることに。

ソ連「へぇ君も社会主義の国目指すのかい??なら俺と一緒に頑張らないか??」

ユーゴスラビア「やだよ。俺はソ連にもアメリカにも属さないぜ!!」

そしてチトーの経済政策によってそこそこ発展していきました。

そしてユーゴスラビアを束ねていたチトーが亡くなりました。

いよいよミロシェビッチが登場

ミロシェビッチ「はいセルビアで政権とりました。そしてユーゴスラビアの大統領になりました。つーかセルビア人って天才じゃね??まぁ他の民族とかセルビア人に劣ってるよね〜。だからセルビア人に有利になるような政策しちゃうよ!!」

スロベニア・クロアチア・マケドニア「うぜぇ死ねやセルビア人。独立してやんよ!!」

ちょうどこのころは東欧諸国で社会主義政権が崩壊し始めている時期でしたのでユーゴスラビアでもこうした動きが出始めてくる。

ミロシェビッチ「ボスニアで内戦とか許せねぇ。国内にいるセルビア人を助けるためにいざ出陣!!」

しかしこのころからセルビアは民族浄化などを行い大量にムスリムなどを大量に虐殺し始めていた。

で、まぁなんやかんやあって内戦が終結

ミロシェビッチ「やっべ…戦争ばっかやってたから経済がボロボロだ。この不満をそらすには…」

ミロシェビッチ「セルビアのみんな聞いてくれ!!セルビアの中のコソボ自治州で勝手に独立しようとしているやつらがいるんだ!!このままではセルビアの危機だ。軍事介入して食い止めよう!!」

欧米「セルビアがコソボに軍事介入だと。大規模な戦争につながりかねん。なんとかしてみよう。」

しかし外交で努力するも不調に終わる

欧米「セルビアさん調子乗ってんなぁ…ボコボコにしてやんよ!!」

ミロシェビッチ「今日はこの辺で勘弁しといてやらぁ!!」

NATOに空爆されたセルビアは降伏しました。

その後ミロシェビッチは民衆放棄により失脚。そして国際戦犯の容疑で逮捕されるが判決が出る前に心臓発作で死亡。

そしてコソボは国連の管理下に置かれています。

セルビア「うぅ…すっかり国際社会から孤立してしまった。でもここから頑張って立て直していくぞ!!」

セルビア「う〜ん…やっぱりヨーロッパは今EUに加盟しなきゃやっていけなさそうだな…」

EU「なら前の内戦の時の司令官出せ。あいつ人殺しすぎだから。」

セルビア「はいはい。」

EU「あとコソボも独立させろよ」

セルビア「う〜ん…」

一応色々な問題は残っているけどセルビアはEUに入りたがってるって感じです。






参考文献
新詳高等地図
ウィキペディア
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20060322A/