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笑えた話コミュの【怖】いわくつきの盗品

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48:本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 04:11:21 ID:B3+fEFe10

いわくつきの盗品

気にせず投下

最近2ちゃんでとあるコピペを見つ けた。 それを見て、忘れかけていた数年前 に起きたとある事件を 思い出したので、ここに書こうとお もう。

たしか今から5年前の夏休み。

俺が中学生の頃、実家のすぐ近くに あるお寺で盗難事件が発生した。 お寺の2つある宝物庫のうちの1つ の中身が盗難にあったらしい。

それだけならただの盗難事件なのだ が、何か様子がおかしかった。

うちは代々そこの檀家を勤めている のだが、家も含め檀家や周辺の家の 人たちが 事件の翌日に集められ、大人達で何 事か話し合っているようだった。

当時俺はガキだったので「色々大変 なんだな」としか思わなかったが、 その時はあまり気にしていなかっ た。

数日後。 俺や同い年の従弟やその他数人の友 達がお寺の裏山でエアガンでサバイ バル ゲーム(というかごっこだなw)を していると、和尚さんが俺達のとこ ろへやってきて 「○○(俺)と○○(従弟)ちょっ と来なさい、話があるから」と呼ば れた。

俺たちはお寺の裏山で大騒ぎしてい たのを叱られるのだと思い、ビクビ クしながら 和尚さんについていくと、和尚さん はお寺の本堂に俺達を入れて 「ひとまず座りなさい」と俺達に促 した。

和尚さんはほんとうに神妙な顔つき で、俺と従弟はこりゃまずいな…と 縮こまって いると、予想とは裏腹に説教ではな く別の話をし始めた。

和尚さんの話は俄かには信じられ ず、何か荒唐無稽な話に聞こえた が、とにかく 真剣な顔つきで話していたのを覚え ている。

49:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:12:17 ID:B3+fEFe10 >>48の続き

その話というのは 和尚さんが言うには、2つある宝物 庫のうち1つは確かにお寺に伝わる 経典や仏像など、 価値のあるものを収めているのだ が、もう一つの宝物庫は宝物庫とは 名前だけで 別のものを保管しているらしい。

その「別の物」とは何かというと。 元来お寺や神社には不吉な物や呪物 などを、「お払いして欲しい」或い は「引き取って欲しい」 と頼み込んで来る人が結構どこでも いるとか。

しかし、普通は気のせいや偶然が重 なっただけの物が多く、 基本的にそういうものの受け取りは 拒否するか、気休め程度に祈祷をし て 本人に納得してもらう方法を取って いるのだが。

どうしてもと押し付けられてしまう 場合や、稀に本当に危険なものが持 ち込まれるため、 その場合は仕方なく引き受けるらし く、その倉庫にはそういった 「いわく付き」の品々が収められて いたとか。

これらいわく付きの品物の数々を、 時間をかけて お払いするために倉庫は存在してい たわけだった。

ただし、そうやってお寺に持ち込ま れたものは、金銭的な価値があるよ うなもの ではなく、ただ単に霊的或いは祟り として危険なだけなものなため、 普通は盗まれるなんて事は無い。

しかし今回そういう「いわく付き」 のものが盗まれてしまった。 盗まれたのは2つらしいが、そのう ち1つが俺の一族に縁のある品物ら しく、 その話をしておきたいとよんだとい う。

50:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:13:07 ID:B3+fEFe10 >>49の続き

今回盗難事件にあったのは、要する に「いわく付き」の品物がある倉庫 の方だった。 泥棒は、警備の厳重なほうに価値が あるものがあると考えたのだろう。

「いわく付き」の方の宝物庫は「外 に出してはいけない物」がいくつも あったので、 本来の宝物庫よりもずっと施錠など が厳重だった。

盗まれた「いわく付き」の品物2つ の説明をすると、 一つは一振りの日本刀、もう一つは 金でできた仏像らしい。 俺は「なるほど、売れば高そうだ な」と思った。

刀のほうは俺の一族とは無縁なた め、説明は大雑把にするだけにする が、 これは和尚さんの先代が住職を勤め ていた頃、男の人が「とにかくこれ を引き取ってくれ」 と持ち込んだもので。

当時の住職は「許可が無いと犯罪に なってしまうから」と断ったが、 無理に押し付けられるような形でそ の男の人は置いていってしまったの だという。

その刀は、和尚さん曰く「専門家で ないから価値はわからないが、 相当に古いもので、なぜか銘の部分 が削り取られていた」らしい。

ちなみにこの刀は、「所持している と自分が人を切り殺す夢」を何度も 見てしまうという もので、持ち込んだ男の人は「その うち自分が人殺しをしてしまうので はないか」と不安 になり持ち込んだとか。

ちなみに住職はその話を信じていな かったが、引き取ったその日から本 当に自分が刀で 人を切り殺す夢を何度も見るように なってしまい、 これは大事だと「いわく付き」のほ うへ保管したとか。 銃刀法関連は、当時の住職が警察と 話し合って、詳しくは知らないがど うにかなって 今までお寺に保管されていたらし い。

そしてもう一つの金でできた仏像。 これが俺の一族に関係する物だっ た。 ちなみに仏像と呼んでいるが、実際 は和尚さんがいうには「今までこん な形の仏像は 見た事が無く、便宜上形が似ている ためそう呼ばれていただけ」のもの で厳密には 仏像ではない。

51:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:14:01 ID:B3+fEFe10 >>50の続き

この仏像という像は今から150年 近く前、俺のご先祖様が地元で起き た大洪水の翌日、 土石流の片付け中に泥と瓦礫の山の 中から見つけた品物で、金で出来て いる事や 見た目が仏像に似ていることから、 何かありがたいものであろうという ことで持ち帰り、 そのまま家の仏間にかざっていた。

和尚さんが言うには、洪水で山の上 のほうから流れてきたのではないか との事だった。 (ただし俺の地域は元々山深い場所 で、俺の住んでいた地域より上に村 などは無い)

その像を持ち帰ってから数日後。 あちこちで異変がおき始めた。 始めは家で飼っている猫や家畜が謎 の病気で死にはじめ、 それはご先祖様の家だけでなく周辺 の家々でも起き始めた。

更に暫らくすると、子沢山だったご 先祖様の家の子供が次々と死に始 め、 10人いた子供がたった半年の間に 3人にまで減ってしまった。 当初疫病かと思われ、村で様々な対 策がされたらしいが何一つ効果が無 く、 ご先祖様の家以外の子供が死に始め た頃、 その金の像にある異変が起きている 事に気が付いた。

拾ってきた当初、その像は無表情に 近い顔をしていて、 感情を読み取れるようなものは何も 無かったが。

ふとご先祖様が像を見てみると、明 らかに「ニヤニヤ」という感じの 笑い顔に表情が変わっていたとか。 更に不気味な事に、像の足元辺りか ら上のほうへ、 まるで血管のような赤い線がいくつ も伸び始めてきていた。

当初は「気のせいだ」と見なかった 事にしていたご先祖様だが、その血 管のようなものが 人が死ぬたびにどんどん上のほうへ 広がっていくのを見て、これはもう 手に負えないと、 当時のお寺の住職に持ち込んだらし い。 金で出来ていたので、手放すのが惜 しかったというのもあるだろう。

52:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:15:04 ID:B3+fEFe10 >>51の続き

当時の住職は、像の噂は聞いていた が一度も見た事は無く、 その日初めて像を見たらしいが、一 目見て「これは危険なものだ」と感 づいたらしい。 像が何のために作られ、どうやって この村へやってきたかは解らない。 しかし、相当に危険な呪物である事 は間違いが無く、 このまま放置しておけば村が全滅し かねないほど 危険だったため、当時の住職はすぐ にお払いの祈祷を始めた。

しかし、祈祷を始めてから数時間 後。 その住職は両目両耳から血を流し て、 恐怖に歪んだ表情のまま死んでいる のが本堂で発見された。 死因は不明。

ただし像が何らかの形で関係してい るのは間違いなかった。 なぜなら、祈祷をする前には腰の辺 りまでしかなかった血管のような模 様が、 一気に首の辺りにまで達していたか ら。 それを見た村人たちは、これはもう 手に負えないと 像をどこかに捨てる計画を立ててい たらしいが。

次に本山からやって来た住職が、 「一度に御払いをするのは恐らく危 険すぎて 無理だろう、お寺で災いが外に漏れ ぬよう保管をして、何代もかけて ゆっくり穢れを浄化する しかない、捨てて解決できるような ものではない」と村人達を説得し、 現在まで少しずつ祈祷で呪いを払い ながらお寺で厳重に保管されてきて いた。

長くなってしまったが、ここまでが 和尚さんが俺達に話した盗品に関す る「いわく」の話。

53:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:15:47 ID:B3+fEFe10 >>52の続き

和尚さんは続けてこんな話をし始め た。 ここ数年(当時で数年なので今から だと10年ほど前)、お寺や神社の 宝物庫への 窃盗事件が増えており、どうも大半 が外国人の窃盗団によるものらし い。

ここで問題となるのが、最初に書い たとおり、「問題のある品物」を便 宜上宝物庫と 呼ばれている場所に保管しているお 寺や神社はここ以外にも多数あり、 そういった 品物がやはりあちこちで盗まれてい るとか。

当時から少し2ちゃんをやっていた 俺はコピペなどで情報を得ていたた め、「ああ、かの国の 窃盗団だな」とすぐに解り、和尚さ んに聞いてみたが、曖昧な返事しか してくれなかった。

その代わり別の話をしてくれた。 仮にの話として、もし一連の寺社へ の窃盗事件がかの国の窃盗団による ものだとすると、 「いわく付き」の品物が次々とかの 国へ何の 「保護措置もしないまま」送られ続 けている事になる。

これは非常に危険な行為で、一つの 国に何の措置もしないまま 無秩序にいわく付きの品物が集めら れたら、一体何が起きるのか想像も 出来ない。 普通そんな何の利益にもならないバ カな事をする人はいないだろう、 と和尚さんは言っていた。

おかしな話だが、呪いの類にも人間 関係のような「相性」があって、人 で喩えるなら 意気投合するものもあれば、性質が 合わずに反目しあうものもあるらし い。

そういったものが何の規則性も無 く、制限無く集められていっている としたら、恐らく とんでもない事になる、何が起きる のかは解らないが… とも。

54:本当にあった怖い名無し: 2009/05/24(日) 04:18:14 ID:B3+fEFe10 >>53の続き

そこで俺はこう和尚さんに言ってみ た。 「でも外国に持ち出されたなら俺達 は安心じゃん、その国にいかなけれ ば害も無いでしょ?」 と。

しかし、和尚さんは「そうではな い、仮に行かなくとも、 これだけ大きく無秩序な呪物の集合 の場合、『縁』を持っただけでも危 ない。 『縁』が軽い場合や一時的なもの だったとしても、 一体どういう影響があるのか全く予 想も出来ない、 もしお前達が縁を持ちそうになった ら何があってもそこから逃げろ」と 言われた。

これが当時俺が聞かされた話の全 て。 ぶっちゃけて言うと、俺はこの話を 信じていなかった。 だから最近までほぼ完全に忘れてい たのだが、そこで最初に話したある コピペが関係 してくる。

そのコピペを見て、「もしかしてこ れがその影響か?」と直感的に感じ たから。

55:ラスト:2009/05/24(日) 04:19:00 ID:B3+fEFe10 >>54の続き

以下がそのコピペ

新種の精神障害「危険水準(2004 年)」 ――前頭葉が破壊されてる韓国人激 増。火病と同根かも知れないがこれ は脳損壊である

・症状は、前頭葉の損壊――最も高 度な部位。創造的な文化が皆無なの にも理由があった訳

・1997年〜2004年で子供の発病率 が100倍に急増。遺伝子的欠陥なの で指数関数的に蔓延する

・現在2008年には、1997年(基準 年?)の数千倍の発病率になってい ても不思議じゃ無い。

現在でも国民的な病だが、「子供 の」発病が21世紀に入って急増した という事で、 彼等が成人を迎える10年後辺りか らは、民族としての、更なる壊滅的 様相が想定される ――これはもう、セルフ・ホロ コーストになるかも…

時期的にも窃盗団が日本に来始めた 頃と合致する。 俺は絶対にかの国との縁を持たない ようにしようと思った。

無知というのはほんとうに恐ろし い…

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