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笑えた話コミュの泣ける話

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180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/02/13(土) 22:07:10.94 ID:9c/Pwuyu0
俺が小3の時、ガンを患っていた母が亡くなった。
それから父は、俺と当時2歳だった妹の世話をすることになった。
慣れない家事と仕事の両立に父は懸命だった。
当然遊び盛りだった俺も否応なく、家の事を手伝わせられた。
なぜ母を奪ったのかと、ずっと己の不幸を呪い、この世に神様はいないと天を恨んだ。
やがて幼かった妹にも手がかからなくなり、俺は高校へ進んだ。
学費はバイトを始めることで何とかなった。

ところが妹も小学校の高学年に進み、胸が膨らみ始めた。
これまで恥を忍んで妹の下着を買って来た父も、ブラジャーなど買った
ことがあるはずもなく、途方にくれていた。
そんな時、俺にバイト先で知り合った彼女ができた。
事情を話すと、彼女は妹と一緒に下着を買いに行ったり、生理用品の事など、なにかと妹の面倒を見てくれた。
当初戸惑っていた妹も、やがて彼女を実の姉のように慕うようになった。
彼女が遊びに来て4人で食事をしていた時、
母が死んで以来やめていた酒を父が久しぶりに飲んで酔っていたのをはっきり憶えている。
俺は亡くなった母が彼女と俺を引き合わせてくれたのかと、神様に深く感謝した。

母がいないことをのぞいて、やっと普通の家庭とはこんなものなのかと思える日々が訪れた。
そして社会人となった俺は彼女と結婚した。父と妹も、もちろん祝福してくれた。
父は定年退職したが、子会社のちょっとした役職で再雇用して貰えたと嬉しそうに話していた。

そんなある日、高校生になっていた妹が突然交通事故で死んだ。
葬式の数日後、父は会社に辞表を出し、俺は悲しみで何をする気力もなかった。

妻は父と俺のそんな気持ちを察してか、
妹の遺品を全て処分しようとして妹のタンスから
最初に買ってやったブラジャーを見つけて、泣き崩れた。

あの日から、俺は神も仏も信じられなくなった。



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/02/14(日) 00:09:30.96 ID:yJkj2Ob50
俺が高校時代の話だ。
当時俺は陸上部に所属していて、一応部の主力だった。
同学年では俺も含めて8人部員がいて、皆すごく仲が良かった。

それで、一人だけ才能もなんもないけどただ陸上が好きだからってだけで
やってる奴がいたのよ。
でもそいつは凄く練習熱心で、後輩の面倒見もよくて、
とにかくいい奴だった。Yってやつなんだけど。

高3になって、いよいよ最後の高総体が近づいていた。
俺ら主力組もそうだけど、Yもすごく気合が入っていた。
Yはいままでずっと200mに出てて、ずっと予選落ちだった。
Yの最後の目標は予選通過で、練習でのタイムでも可能性は充分あった。

しかし、Yは高総体の直前にバイクにはねられて足を骨折してしまった。
俺たち慌てたよ。どうやってYを励まそうかって。
そんなとき、部活が終わって着替えて部室の外に出ると、部室の裏から声がするんだよ。
なんだろうと思って覗いてみると、2年の奴ら数人とYが話してた。
松葉杖ついてるYに、2年の奴らが
「先輩、マジ俺たち悲しいです。なんて言ったらいいか分かんないけど
俺たち先輩を見習って、これからも努力を大事に頑張っていきます」
とか泣きながら言ってんのよ。

俺は泣いたね。
オマエラ普段は俺たち主力組みにばっかりなついてきて、
Yとか成績の良くない奴らにはあまりなついてなかったじゃないかよ。
オマエラちゃんとYの姿見てたんだな。
いい後輩じゃないかよ。
って感じで。





用意周到な旦那が大好き
腹黒さと紙一重だけど スキッ(・∀・)


私こともあろうに自分の結婚式に遅刻してしまうような
もー本物のダメっダメなんだ

前日に休暇をとってなくて、深夜の緊急呼び出しから
家にもどって一眠りしてたら見事に寝過ごしorz あわてて旦那に電話したら、
なんと私にだけ2時間早い現場入りの時刻を
伝えてくれてたようで、どうにかセーフだったwww

もう一生、この人の手のひらで思う存分
転がされようとおもったよ

旦那の急死で結婚生活は一年ちょっとなんだけど
いつのまにやら書き残してた遺言書に「大遅刻希望」と
書いてあったので、50年ばかし遅刻する予定wwww

先週がケコーン5thだったんだけど、仏壇のろうそくに火を灯して
炎がゆれるだけで幸せなくらい、ずっと旦那が大好き



今日、半年ぶりに家に帰ってきました。
私は末期ガンで手遅れで、もう何週間も保たないでしょうと
宣告されました。だったら家でと帰ってきました。

私は32歳。妻は28歳。
子供は二人いて3歳の男の子と0歳の女の子です。

妻の肩を借りて家に入ると、上の子が私の手を取り、
「とうちゃんおかえり!とうちゃんちいさくなったね」って笑顔で言われました。
「○○が大きくなったんだよ」って言うと、「じゃあたくさんたべて、とうちゃんもおおきくなって、なつにうみにいこうね!」って。

妻はそれを聞いて、「今日は大きくなるご飯にしようね」って笑顔で答えていました。

ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。

最後まで守ってあげられなくてごめんな。

いつも明るい長男へ。
一緒にW杯も行けなくてごめんな。ドイツに連れていけなくてごめんな。これから毎日サッカー教えてあげるから。

妻であり最愛の人へ。
新婚旅行に連れていけなくてごめんな。笑顔で子供と接してくれてありがとう。落ち着いたら、新しい出会いを探して幸せになってほしい。

生まれたばかりの長女へ。
パパって呼んでもらえなくて残念だけど、ママに似て美人で優しい娘に育ってください。純粋な笑顔のままで。ママと仲良くしてください。

父、母へ。
あの世に行ったら、酒呑みましょう。それだけが楽しみなのです。

死にたくない。
やり残したこといっぱいです。

助けてください。













お願いです。
家族を守ってください。


私が8歳で、弟が5歳の頃の話です。

当時、母が病気で入院してしまい、父は単身赴任中であることから、
私達は祖母(父方)の家に預けられておりました。
母や私達を嫌っていた祖母は、朝から夜遅くまで舞踊のお稽古に行き、
私達の世話は一切しませんでした。

そこで、私達はいつも近所に住むAさんという人のいいかたの家でご飯をいただいておりました。
ある日、母が一日だけの許可をもらって退院してきました。
本当は体がとてもきつかっただろうに、母は甘えつく私達を何回も抱っこしてくれました。
夜は、三人で歌いながらハンバーグをこねて作りました。

「今日はお母さんが帰ってきたから、ご飯はお家で食べます!」
Aさんの家に挨拶に行った時の弟の、何か誇らしげな表情を見て嬉しくなった私は、
その紅潮した頬っぺたに何度も自分の頬っぺたを擦りつけて家に帰りました。

家に着くと、既に料理が食卓に並べられていた。母は暖かい牛乳を差し出して、
「おばあちゃんが帰ってきたから、ちょっと待っていてね。みんなで食べようね。」
と言った。私達がAさんの家に行っている間に帰ってきたようだ。しばらくすると、
着物から着替えてきた祖母が台所に入ってきた。

「お義母さん、お食事の用意できていますので、どうぞお掛けになってください。」
その母の言葉を遮るように祖母は、
「病人の作ったものが食べられますか!何が感染するかわからないのに…」と言って、
母の作った料理を全て残飯の入ったごみ袋の中に捨てていきました。
「も、申し訳ありません…」
さっきまでニコニコしていた母の顔から一気に血の気が引いていきました。
私は(どうしよう!どうしよう!)とただただ混乱していました。

「バカヤロウ!」
突然、弟が叫んで、祖母からごみ袋をひったくりました。
仁王立ちになった弟は、祖母をにらみつけながら、
ごみ袋から母の作ったご飯を手ですくって食べ始めました。
「俺はなぁ… 俺はなぁ…」
後の言葉が出てこずに、目から涙をボロボロとこぼしながら、弟は食べました。
小さな肩を震わせて、必死に強がって…
そんな弟を見て、私も大泣きしながらごみ袋からハンバーグを掴み取って食べました。
「もう、いいのよ。やめて。二人とも。いいのよ。お願いだから…」
泣きながら止める母の声も無視して、私達はむさぼり続けました。
これが私達姉弟の、母の最後の味。悲しさと悔しさの恨みの味…



仕事帰りに乗ったタクシーの運転手から聞いた話です。
ある夜、駅ロータリーでいつものように客待ちをしていると血相を変えたリーマン風の男性が「〇〇病院まで急ぎで!」とタクシーに飛び乗ってきた。
男はどこかに電話をかけているようだが、相手が受け取らないようだ。
ヒーヒー言いながら男は平静を保っていた。しばらくすると男の携帯が鳴った。
男「もしもし!母ちゃんの様子は?…。
そうか、頼みがあるんだけど受話器を母ちゃんの耳にあててあげて!…。」
優しいが芯のある声で男が勇気づけるように語りだした。
男「おいおいいつまで寝てる気だよ、
朝散々人のこと叩き起こしてたくせによ。 今せっかく働いて、美味いもん食わしてやろうと毎日頑張ってんのに、」
「おれまだなんもしてねーよ!死ぬんじゃねーよ!おれが手握るまで息してろよな」と言って切った後、男は黙りこくっていた
しかし病院までの道のりはかなり遠い、男の苛立ちを背中でヒシヒシと運転手は感じ、信号を避けるため裏道など利用し最善を尽くした。
しばらく走ると再び男の携帯がなった
男「もしもし…そうか…わかった…もう着くよ」そう言い電話を切ると男は黙りこくった
そうこうしているうちに病院に着き、男は運転手にお詫びを言い病院の中に消えた
私はタクシーから降りる間際、お金を渡し、涙ぐんでこう言った
「覚えていてくれたんですね。これはあの時払えなかった運賃です。ありがとうございました。」



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