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強迫性障害なんて恐くない!コミュの当管理人による独自の精神療法とその説明

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このコミュのトップでも説明しましたが、強迫性障害は少なくとも最初は治そうとするものではなく、コントロールして行くものだと僕は考えています。
そして完治はその先にあるものだと思ってます。

まず僕が考える3つのキーワードがあります。
・シミュレーション
・わだかまり
・引き込まれ

まずこの3つのキーワードだけ聞いても、意味の分かる人はほとんどいないと思います。
でも説明を聞いてもらえば、強迫性障害を経験されてる方ならすぐに理解してもらえると思います。
ちなみにこの3つは共にリンクしていますが、その1つずつ説明していきたいと思います。



・(シミュレーション)
これは要は、「シミュレーションしない」ということです。
これは強迫観念にとても有効な考え方です。

強迫観念に苦しんでいる人の多くは、まだ起きてもいない先のことや実際には起きてもいないであろう過去のことを自分にとって良からぬ悪い方向に想像(イメージ)したりする癖があると思います。

そこで考えて欲しいんですが、それって自分で無意味だと思っていても頭の中で必死になってシミュレーションしていませんか?例えば、未来の事を「ああなったらどうしよう・・。」とか、過去の事を「ああなってたかな・・、あれはああだったかな・・。」とか色々頭の中でシミュレーションして考えをこねくり回し、物事を突き詰めて深く考えてしまう「癖」がついてるので強迫性障害に陥ってしまうと思うのです。

強迫性障害の人は、あらゆる考えや思いつきについて、しつこく考え過ぎる傾向があります。
強迫観念は、考えれば考えるほど正解から遠ざかることをしっかりと理解しておくことが非常に大事です。

なので、「絶対にシミュレーションしない!」と常に自分の中で意識して下さい!強迫観念が襲ってきても、このことを常に意識して努力していれば良い癖がついてきます。最初は苦しいかもしれませんが、慣れてきたらこっちのものです!



・(わだかまり)
これは強迫行為にとても有効な考え方です。
皆さん経験された事がある方なら分かると思いますが、強迫行為を繰り返してる時って心のどこかで少なからずとも、「バカバカしいと分かってはいるけど・・」という思いがありませんか?

そうなんです!これが強迫性障害の最大の特徴なんです。他の病気と違い強迫行為をしてる本人も「バカバカしい」「他人からしてみれば明らかに異常なこと」という自覚をしっかりと思っているんです。

そこで僕自身のその対処法を説明したいと思うのですが、ここでいう「わだかまり」というのは、わだかまりを感じたらその(強迫)行為を絶対にしないという事です。

皆さん思い出してみて下さい。強迫行為をする時って、心の中でわだかまりを感じてませんか?おそらくそれに気付いて意識してる人はほとんどいないと思います。なぜなら目先にある強迫行為をしなきゃいけないという気持ちで頭が一杯だからです。

強迫行為のほとんどがいわゆる「確認」だと思いますが、誰でも普通の人でもこういった性質はあるものです。例えば外出する時に、「鍵閉めたかな〜」とか思うこと自体は全然問題無いのです(むしろ全然心配しない方が危険)。しかし強迫性障害の人達はそれに対し、異常なほどまでに執着し過敏に心配してしまうのです。

例えばドア鍵を閉める際、普通の人なら多くても2〜3回ガチャガチャと確認すれば済むのですが、おそらく強迫性障害の方はドアノブが壊れるぐらい何回もガチャガチャと確認すると思うのです(実際僕もそうでした)。その時って、確認行為を繰り返せば繰り返すほど絶対に心の中でのわだかまりが増しているはずです。

なので、わだかまりを感じたら絶対に(強迫)行為をしないということを常に自分の中で意識して下さい。

また本当に必要な確認をしなきゃいけない時って、わだかまりなんて全然感じないはずです。そこが凄く大事なポイントで、本当に確認が必要な時はわだかまりは感じず、確認が必要では無い時はわだかまりを感じる・・・これが確認行為をするかどうかの見極めのポイントです。

確認行為をしようとする際、それに対しわだかまりを感じないなら確認行為をして、逆にわだかまりを感じたら確認行為をするのをやめる・・・そんな感じでやってみて下さい。
ここではドア鍵を例に挙げましたが、この方法は他の色んな事例にも対応することが出来ると思います。

またこの「わだかまり」は、「シミュレーション」と密接に関連していまして、上記のような、わだかまりを感じるか感じないかの判断基準を明確なものにするためには、日頃から「シミュレーションしない」という心構えを持つ続ける必要があります。

シミュレーションをするという事はすなわち強迫観念を行ってるということであり、日頃から強迫観念を行っていると、いざという時にわだかまりを感じるか感じないかの判断基準が鈍ってしまうのです。

分かりやすく言うと、「ああしなきゃいけない」とか強迫観念として頭の中で常日頃からシミュレーションしていると本当にそうしなきゃいけないという風に錯覚してしまい、いざその時になってわだかまりを感じるか感じないかの判断基準が鈍ってしまい、結局は知らず知らずのうちに無意識に強迫行為を行ってしまうのです。なのでその辺のことを意識してもらえれば良いと思います。

強迫観念や強迫行為をせずに我慢することは、最初はとても苦しいです。
その衝動は非常に激しく、自分の意思ではどうにもなりません。

しかし最初は気になって他の物事に集中できなくても、上記のようなやり方で強迫観念や強迫行為をすることを我慢してると、しだいと時間が経つにつれてどうでもよくなってくるというか、忘れて行っちゃいます。これはホントに徐々にですが、強烈な不安感や不快感、恐怖感が薄らいでいく感じが得られます。またその時には、すでに強い不安感や恐怖感などは感じられなくなり、ちょっとした達成感のようなものさえ湧いてきます。
そしてこの良い癖を習慣化していくことで、最初は苦しくても段々と慣れて行き、強迫観念/強迫行為に対する捉え方や考え方が変わり、以前よりも強迫観念/強迫行為をコントロールしやすくなります。



・(引き込まれ)
これはいわゆる確認行為において、じ〜っとその目的物に引き込まれるように凝視することです。
ちなみに僕はこれでドライアイになったこともあります。

例えばこれも経験のある人なら分かると思いますが、その目的物にゴミが付着していないか目が疲れるほど、じ〜っと凝視して確認したりすることが強迫性障害を持つ方なら少なからずあると思います。

ここで僕が言いたい事は、「引き込まれない」ということを意識することです。
なので何か目的物を上記のように目で確認する時には、必ず「絶対に引き込まれない!」という意識を持ちながら見て下さい。

これを意識するとしないとでは大違いです。
少なくとも目が疲れるまで凝視するということは無くなっていくと思います。



最後に一言!目
これらの療法はとにかく持続することに意味があります。
最初は上手くいかないこともあるかもしれませんが、ここで説明したような「良い癖」を習慣化していくことで、自分でも知らないうちに強迫性障害をコントロールして行くことが出来ると思います。
そしてそれを持続していった先に、「完治」という光が見えてくると思います。
なのでそのためにも、これらの「良い癖」を習慣化していく努力が必要です!
努力は絶対に必要です。
上手くいかなかったからといって、途中でやめることは絶対にしてはいけません!
あきらめずに頑張って下さい!手(グー)

僕自身、この病気に対し大分コントロールすることが出来るようになり、酷かった時の頃に比べると本当に楽になり充実した生活を送ることも可能になりました。
もちろん今でも強迫に襲われることは日常茶飯事です。
でも昔とは違い今の僕は、それをコントロールする術を身に付けているので、強迫性障害に対し恐れることはありません。
なので皆さんも騙されたと思って、ぜひ一度試してみて下さい!


僕は専門家でも何でもありませんが、少しでも強迫性障害で苦しんでいる人達の手助けやきっかけ作りに役立てたらいいなと思ってます。

コメント(11)

はじめまして。

突然ですが感動しました。TAKAHIDEさんの上記の内容は深い程わかる内容で、以前にも僕が葛藤した日々で諦めた事も書いてあったものでして・・・

そこで、僕の強迫性障害の内容について書かせえて頂きます。

僕の症状は加害恐怖と言うもので、お医者さんからは強迫性障害と言われ薬を飲む毎日です。以前は正社員として仕事もしてましたが、症状が強くなるにつれ、休みが日々増え・・・今は退職してしまいました。

さて、加害恐怖の内容なんですが、僕の場合は例えば歩いてる時などに人と擦れ違ったりすると、その人にぶつかって怪我をさせてしまったのではないか!っと思ってしまいます。また困った事に誰も居ない場所でも時に強迫観念は現れます。階段、マンホール、川、下水など・・・全て危害を与えてしまったという恐怖に負けてしまいます。

正直、人を怪我させてしまう恐怖感が強いので、外出は好きではありません。


長文になりましたが、何かアドバイス的なものがあればと、願ってます。


それと、初コメントで失礼かと思いますがマイミクになって頂けたら、すごく嬉しいと思ってるのですが・・・あわせてお願いします。

本当に、本当に、有り難いご指導だと思います。
感謝 感謝 です。

意識しながら、頑張っていきたいと思います!

o(^▽^)oそして、皆、共々の前進と勝利を願っております。
>銅鑼さん
お返事大変遅くなってすみません。
コメント読ませて頂きました。
銅鑼さんの場合は加害恐怖のケースなんですね。
その対処法ですが、トピックの内容通りの方法を当てはめて試してみればいいと思います。

例えば「何かに危害を与えてしまったんじゃないかな〜」と思う時って、絶対に頭の中でその時のことをシミュレーションしてると思うんですよね。
「あの時すれ違った時にその人は自分とぶつかった衝撃で転んでしまったんじゃないかな」とか・・。
こういうことはシミュレーション(頭の中で考えること)すればするほど症状は悪化するものです。
そしてそういうことで悩んでいる自分自身にもわだかまりを感じてるはずです。
本当に危害を与えてしまった時は、まず考え悩む前にその場で自然に体が動き確認してるはずです。
もし参考になれば幸いです。

あとマイミクの件ですが、もちろんOKですよ♪
申請のメッセ送っておきました。

>りんごちゃんさん
ありがとうございます。
微力ながらも少しでも皆さんの役に立ててもらえれば幸いです。
一緒に頑張って行きましょう!
はじめましてわーい(嬉しい顔)
私は子供の頃から強迫観念に苦しんできました。
ここのコミュはどこのサイトやコミュよりも、私の心に響きました。火の元戸締まりは勿論の事、嫌な考えが頭にこびりついて離れなくなったり、ゴミ、虫が付いていないか何度も見たり確認したりしてクタクタになったりたらーっ(汗)そうなる事が怖くて何も出来なくなってしまいます…私も挑戦してみます力こぶ
>パーマンさん
当コミュに興味を持って頂いてありがとうごいます。
パーマンさんの苦しさや悩みも痛いほど分かります。
少しでもこのコミュが症状が良くなっていく手助けになれればと思ってます。
頑張って行きましょう!
はじめまして。
私は潔癖からなる強迫性障害です。汚いと思う物に関して触れていないとわかっていてもどこか頭の中で触れたかもしれない。汚れたかもしれない。って思ってしまってそればかりになって、何度も目で距離を測って触れていない触れていないと納得しようとします。あと、トイレ掃除が一番の難関で、除菌シートで汚れの少ない所から拭いていきます。しかもなるべく別の個所へ移るときはシートを新しいのに変えます。だから汚い所を拭いたシートで便座とかレバーとか肌が触れる所を拭くはずがないのに、それが気になって気になって頭から離れなくなって何度も拭いてしまいます。
今日は何枚で終わらせた。とか日々格闘しています。
だからその日に最低限奇麗にしておきたいところをシートで拭くようにしています。
本当は毎日掃除した方がいいんですけど、シートが何枚有ってもたりませんし、つまるとまたそれはそれでパニックになってしまいます。
気にしなきゃいいんですけどね。
考えすぎなんですよね。
少々汚くても大丈夫なんですよね。
今一番つらいです・・脅迫が強すぎて、つらすぎますたすけてください。
強迫性障害が日に日に強くなっていきます。助けて下さい。

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