ＭＲ.ＫＥＹコミュのグアム島の珍現象

それは薄暗い空間にたたずむ一つの箱を開けたときから現れるようになった。

俊也２２歳保育士の彼はこの時に開けた箱がどんなに恐ろしいものかをまだ知らなかったのだ。

俊也はいつも通り、太陽サンサン真夏のberry果実を食べながらＴＶを見ていた。

だが、俊也は何かがおかしい………何かがおかしいぞ………と心の中で思っていた。

なんだこの臭いは……

ぶっ…ぶへっ……ゴホンゴホン……ペケポン。

強い悪臭が俊也のからだを手繰り寄せるように襲いかかってくるではないか。

うっ…………し、し……………死ね……（あっ間違えた）死ぬぅぅ(^ε^)♪

俊也はもがき倒した。

なんとか生き延びた俊也はまるでアヒルが水浴びをしながらリアル鬼ごっこをしている訳ではないけど、なにかしらのそれかしらだ。

つまり………この悪臭の原因は俊也のからだの臭さだったのだ。

もしあの箱を開けなければ………

開けなければ俊也はこんな思いをしなかった訳ではないけどさ。

しかし、翌朝俊也は自分の身に降りかかったあの悪魔のような冷たい物質により耐え難い苦難を強いられるのだ。

昨日の天気予報で明日は雨だと言っていたのは覚えいた。

だが………これが現実になるなんて……

そう。俊也が住んでいる魔ッ区具里土留という町は大気汚染、口臭汚染、水質汚物という三大公害により

漢字ばかりで読みにくい町になってしまったの？

……………その雨が俊也に降りかかった………

その時