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小澤征爾様コミュの今更ですが、カラヤンメモリアルのレビューです!

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カラヤン生誕100年を記念したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会は、今年の一月、ベルリン、ルツェルン、ウィーンとカラヤンゆかりの地で公演を行なった。その最終日ウィーン・ムージクフェラインに登場したのは、カラヤンの弟子小澤征爾、と13歳でカラヤンに見出されたムター。曲は、

・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より第3楽章サラバンド
・チャイコフスキー:交響曲第6番変ロ短調作品74『悲愴』

どれも、カラヤンにゆかりの深い曲ばかり、ベルリンフィルの、コンマスは安永さん、フルートはパユと第一線の顔ぶれ。正直、今年BVPはラトルの指揮で、生で見たが、あまりにも単位時間当たりの情報量が多すぎて、あっという間に過ぎ去って行った感が強く、みごとな演奏だが、感動というものはなかった。それともこのオーケストラを生で聴くという習慣が少ないせいなのか。
DVDで観た方が圧倒的に感動した。もちろん小澤、ムター、楽団員のカラヤンへの思いもあるが、単純に凄いオーケストラだなあと心から感心した。小澤征爾の指揮も大きいだろう、彼はかつて、カラヤンの代役で「カルミナ・ブラーナ」で、BPOを振り、大成功を収めた。特にカラヤンの18番(オハコ)「悲愴」は、圧巻だった。
運命のいたずらで、オペラのレパートリーの少ない小澤征爾がウィーン国立歌劇場に、
ラトルがBPOに、しかし吉田秀和もラトルには全く期待できないと述べている。もし、小澤征爾がBPOをカラヤンから引き継いでいたら、音楽的に相当豊な実りがあったのではないかと、悔やまれる。
 特典映像では、ムターと小澤インタビューが、収録されていて、カラヤンとの興味深い関係が語られる。
 ムターはアンコールで「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より第3楽章サラバンド」を弾く前に、この曲をカラヤンに捧げますと言ったが、かつて、カラヤンの前で弾いてうまくいったからだそうだ。「ベートーヴェンのコンチェルト」は、カラヤンともっとも多く共演した曲だからだそうだ。
 小澤は、天下のムジーク・フェラインの楽屋で、風呂上りみたいに、浴衣を着ていた(笑)
カラヤンは最初の数年は、とても恐い人だと思いろくに口も聴けなくなったとか。カラヤンの音楽に対する物凄い集中力、メディアに対する技術革新に対する先取りの姿勢の恩恵に、われわれは未だに浴していると語っていた。

画面を見て気づいたのだが、ムジークフェラインでは、未だに木製の年代物の譜面台が使われているのに驚いた。


HMV
 ↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2742601

コメント(2)

未だにその映像は見ていないので、コメントは出来ないのですが…。

99年にカラヤン没後10周年を記念して小澤がウィーンフィルを振ったものがNHKで放映された際も、やはりカラヤンは相当怖い先生だと思っていた旨の発言をしていましたね。
その時のメインはブルックナーの9番で、とても素晴らしい演奏でした。
ぜひ、見てください!感動間違いなしです!

小澤さんがブルックナーの9番を振られたんですか。珍しいですね。7番はサイトウキネンのCD持っていて、1番は一月に新日本フィルで聴きました。ブル9はカラヤンにはゆかりの曲ですね。

しかし、カラヤンは打ち解けてからは、小澤さんの演奏を見て、細部を性格に覚えていて、車の中で何時間もコメントしてくれたそうです。ムーティ、メータにも熱心に指導していたとか。面倒見のいい人だったんですね。

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