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向井理が好き【年上限定】コミュの【番外】映画「パラキス」 ※原作通り映画にしたら2時間バージョン

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【番外】映画「パラキス」 ※原作通り映画にしたら2時間バージョン

映画公開しましたね。原作と少し内容が違う内容ですが、原作通りの映画バージョンのストーリーを用意しました。映画を観るか、原作を観るか、2つみればなお楽しめると思います!

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/parakiss/

○ あらすじ
主人公の早坂紫(ユカリ)(18)は進学校に通う高校3年生、大学受験を控えている。
ユカリはヒステリーな母・保子(40)のために無理をして実力以上の学校へ入った、どんなに頑張っても成績は中の下。
保子は単身赴任で家を留守にする夫に当てつけるためユカリを良い学校に入れさせようと頑張ってきた。
しかし3年前、弟の卓(9)が難なく名門小学校に進学して以来、ユカリに期待の目は向けられなくなった。
そんな単調な日々を送るユカリにある日「モデルにならないか」とスカウトしてくる3人組が現われる。
3人組とは「パラダイスキス」というブランドを立ち上げたばかりの矢澤学院服飾科の学生だった。
縫製担当の永瀬嵐(18)と櫻田実和子 (18)、パターン担当の山本大助(18)。
大助は見た目は男だが、心は女なのでイザベラと呼ばれている。
ユカリは同年代の彼らを見ているとギャップを感じその場から逃げた。
家に帰るとユカリは生徒手帳を落としたことに気付く。
生徒手帳の中には片思いの同級生・徳森浩行(18)の写真がはさまっていた。
ユカリは大事な写真を取り戻すため「パラダイスキス」の服を作っているアトリエへ行くことにする。
アトリエには「パラダイスキス」デザイナーの小泉譲二(18)が新作に向けてスケッチをしていた。
アトリエは譲二の父で大会社社長の二階堂譲一(60)から譲り受けたもので閉店したカクテルバーを改造した。
ユカリは譲二に「学園祭でショーのモデルになってくれないか」と勧誘されるが「私は受験生だから遊びに付き合っている暇はない」と無下に断る。
それを聞いた嵐は「そんなに大学受験は偉いのかよ」と突っかかるが、ユカリは無視して生徒手帳を奪い取り出ていった。

翌日、放課後になると校門前で譲二がユカリを待ち伏せしている。
譲二は免許を取ったばかりの自家用車にユカリを乗せ矢澤学院へ向かった。
ユカリはそのまま抵抗することができなく教員兼プロのヘアーメイクアーティストの手にかかりキレイになっていく。
そして「パラダイスキス」の衣裳を試着してみた。
ユカリは鏡の前で別人になった自分に驚く。
ユカリは1つ1つ丁寧に作られた手作りの衣裳を見て「何もわかっていなくて酷いこと言ってごめん」とメンバーに謝った。
ユカリは学校と塾の往復のなか悩みつづける。
何の目的もないまま母に言われた名の通る大学へ進もうとしている自分がいる・・・。
かたや自分たちのブランドを立ち上げショップで売って夢を叶えようとしている「パラダイスキス」のメンバー。
ユカリは「パラダイスキス」のモデルを引き受けることを決めた。

ユカリはすぐに「パラダイスキス」のメンバーと打ち解けあう。
だんだんと徳森への思いは譲二へと変わっていく。
ユカリは塾の時間ギリギリまでアトリエでショーのドレス作りの手伝いをした。
ユカリは実和子から「学園祭でグランプリを取るとデザイナーの譲二は特待生としてイギリスへ留学できる」と聞いた。
ユカリはより一層、譲二にグランプリを取って貰いたいと気合いが入る。
塾へ行ってもユカリの頭には譲二のことでいっぱいである。
そんなある日、ユカリは突然、譲二から唇を奪われた。
ユカリはますますアトリエに入り浸りになり塾をサボるようになる。
ユカリはメンバーに受験生として特別視されることに違和感を覚えはじめていた。
もっと「パラダイスキス」にとって必要な人間になりたい・・・。
そこで譲二に「親のために勉強しなくちゃいけないのかな」と相談すると「大学に落ちようが親に勘当されようが俺は責任を負えない。主体性のない女は嫌いだ」とケンカ別れしてしまう。
突然の出来事に状況が飲み込めないユカリは実和子とイザベラに相談しに行く。
イザベラは譲二の生い立ちについて話しだした。
譲二の母・雪乃(40)は正妻でなく譲一の愛人である。
雪乃は譲一の気持ちを引きとめるために譲二を身籠ったのだ。
譲二はずっとそんな母親を見てきて主体性のない人間になりたくないと思ってきた。

翌日、ユカリは荷物をまとめて家を出る。
保子に「学校をやめてモデルになる」と啖呵をきったのだ。
「パラダイスキス」のメンバーは心配するが譲二だけは何も言わず作業を続けた。
ユカリは住む場所と仕事を探しはじめる。
ユカリはアトリエに住まわせてとお願いするが譲二は「生活感を持ち込まれたくない」と反対する。
新しい家が見つかるまで実和子の家に仮住まいすることにした。
有名ブランド「HAPPY BERRY」のデザイナーをする実和子の姉・実果子(36)の口利きで販売員アルバイトの面接を受けに行く。
偶然、「HAPPY BERRY」モデルが急病で休んでしまい、ユカリは代役としてモデルを経験することになる。
自分の知らない一面を知ることができた。
ユカリは出来上がりの写真をみてビックリする。
アトリエに帰ると「パラダイスキス」のメンバーは一緒に喜んでくれた。

その日、徳森はユカリを心配して電話してくる。
このままテストを受けないで学校を休んでいると退学になってしまうと心配されるが、ユカリは「誰のためでもない自分の人生を歩くって決めた」と言って電話をきってしまう。
その夜、ユカリは譲二に初めて体を許し処女を捧げた。
譲二との同棲生活がはじまる。
ユカリは譲二の帰りを待つがショーが間近で帰りが遅い。
譲二の胸に抱かれたいため深夜遅くまで起きていた。
そんなユカリに譲二は「モデルは夜更かししたらいけない」と注意するが、エッチを求めてくるユカリに「自覚が足りない」とケンカ別れしてしまう。

翌日、ユカリは実果子のもとへ行き本格的にモデルをしたいとお願いしに行く。
実果子は知り合いのモデル事務所社長・嶋本梢(40)を紹介してくれた。
面接をしに行くと両親の承諾がないと事務所に入れないと言われた。
家出中のユカリは頭を悩ませる。
嶋本はユカリを食事に誘った。
その最中、偶然、嶋本の元モデル仲間で譲二の母・雪乃が割りこんでくる。
泥酔しきった雪乃は「譲二を産まなきゃ良かった」と愚痴りはじめた。
そんな雪乃を見てユカリは「あなたには自分の意志がないんですか!」と怒鳴りその場を飛び出す。
ユカリは母・保子と面を向かい自分の想いを打ち明けようと決心した。

ユカリは6日ぶりに家へ戻る。
すると保子はあっさりモデルになる夢を認めてくれた。
ただし高校を卒業することを条件としてあげてくる。
ユカリは譲二のマンションから荷物を引きあげ追試試験に打ち込むことにした。
何とか不眠不休の毎日を耐えギリギリの成績で追試をクリアする。
そのあいだ譲二と会えないことがこれほど苦しいことだと身をもって知った。
放課後、校門を出ると譲二が出迎えていた。
2週間ぶりの再会である。
ホッとしたユカリは一気に疲れが出て倒れてしまった。
ユカリは病院へ運ばれる。
そのあいだ譲二はずっとユカリのそばから離れず付き添ってくれた。
目が覚めたユカリは「ショーまで時間がないのに何でいるの」と怒って
しまう。
譲二は「ショーも大事だがお前も大事だ」と言って優しくキスをした。

学園祭当日がやってくる。
衣裳は完成したがアクセサリーは時間不足で仕上がっていない。
しかも完成間近だった小物類がアクシデントで紛失してしまう。
譲二は1つの賭けに出た。
イザベラの屋敷で咲いている白いバラを青く染めてアクセサリーに使おうと考える。
古くから青いバラは品種改良をしても出せない色で花言葉は「不可能」という。
譲二は「芸術の力でひとときの夢をみさせたい」と話した。
ユカリと譲二、イザベラはショーのリハーサルのため先に矢澤学院へ向かう。
そしてリハーサル――
ユカリは緊張のためうまく歩けなかった。
不安に陥るユカリにイザベラは子供の頃の譲二の話をする。
     ×       ×       ×
昔から『体は男性、心は女性』のイザベラは小学校でイジメに遭っていた。
そんなとき転校してきたのが譲二。
ある日、譲二は誕生日プレゼントだと言ってドレスを持ってきた。
イザベラは「誕生日でもないし僕は男だよ」と言うと「君を思いながら初めて作ったドレス、着てみて」とイザベラに試着させる。
イザベラは鏡の前に立った自分に驚き、一気に目の前が明るくなった。
「美しい装いは勇気と自信をくれる・・・」
その日からイザベラは女性の格好をするようになり、毎年同じ日に譲二はドレスをプレゼントするようになる。
イザベラはその日を女性としての誕生日と決めた。
     ×       ×       ×
「美しい装いは勇気と自信をくれる・・・」
ユカリは緊張が少しほどけた。
「パラキス」メンバーそれぞれが想いを抱く中、ショ−の時間ギリギリに青いバラは間に合った。
そして、ドレスに身を包まれていくユカリ。
もうユカリに迷いはなかった。
ユカリはメンバーに「あたしを選んだ事、絶対に後悔させない、誰もがうらやむくらい誇らしげに歩いてみせる」と言って出番を向かえる。
そして花道へと歩いていくユカリ。
観客の中には譲二の父・譲一の姿が見えた。

メンバーの誰もがグランプリ授賞を確信する。
しかし結果は二位。
満足気なメンバーをよそにユカリは「お母さん見返したかった」と一人悔しがり醜態をみせた。
その夜、譲二は久しぶりにユカリを部屋へ呼び祝勝会を開いた。
そんな楽しい時間が流れているなかイギリスへ留学中のはずのクラスメート・麻生香(18)が部屋にやってくる。
香は昨年の学園祭グランプリ授章者で在学中、譲二と恋仲の噂であった。
譲二は「部屋にあがれよ」というとユカリは怒って部屋を飛び出してしまう。
香はユカリを追いかけイギリスから戻ってきた本当の理由を話しだした。
譲二はデザイナーを諦めて仕事が安定するヘアーメイクアーティストになると知り駆けつけてきたのだ。
何も聞かされていないユカリは譲二にとって自分の存在の意味に思い悩む。
翌朝、ユカリは自分の家の居間で額縁を見つけた。
母・保子は二位の表彰状を持ったユカリの写真を額縁に飾ったのだ。
その日から母は自分の娘がモデルだと人前で自慢するようになった。

イギリスへ帰る日、香は譲二に「あなたのデザインは海外できっと受け入れられる」と最後の説得を試みるが「母親を食わしていくためには安定した仕事が必要だ」と耳を傾けない。
ユカリは譲二に「逃げてるんじゃないわよ!自分の可能性を信じなきゃ何も始まらないじゃない」と声を荒げるが譲二は無言を貫いた。
ユカリは一人で譲二の父・譲一の家に乗り込み「譲二に自由を与えてください」と頭を下げに行く。
ユカリの気持ちが通じたのか譲一は、留学しているあいだ母親の面倒を100%みると約束した。
翌日「パラダイスキス」の服が初めて客に売れたと連絡が入る。
自信を取り戻した譲二はユカリに「俺はお前がいないと寂しい。一緒にパリへ行かないか」と誘った。
ユカリは「行かない、私は自分の夢を選ぶ」と答える。
譲二は「正しい選択だな」と笑った。
 
卒業とともに「パラダイスキス」は解散した。
実和子は姉の会社へコネ入社、嵐はメンズデザイナーのアトリエ、イザベラは老舗服飾メーカーへ。
そして譲二との別れの日がやってくる。
ユカリはCM撮影のため見送りに行けなかった。
ユカリは1日中、撮影を中断させないため瞼を氷で冷やし涙が出るのをこらえた。
家に帰ると譲二から小包が送られてきている。
中には地図と鍵が入っていた。
地図に書かれた場所へ行ってみると大型コンテナが並ぶ貸倉庫。
倉庫の中には譲二が今まで作った衣裳がきれいに飾られていた。
ユカリの目から大粒の涙が溢れ出た。
     ×       ×       ×
その頃、パリ行きの船には譲二・・・そしてイザベラがいる。
イザベラは一生、譲二のデザインのパターンを引くと内定を断り一緒についてきたのだ。

10年後――
ユカリは必死にモデルの仕事をこなし、晴れて結婚の日を迎える。
残念ながら相手は譲二ではない。
しかし結婚式で着たドレスは譲二が作ったドレス。
新婚旅行はアメリカへ行くことに決めた。
なぜならブロードウェイで評判のミュージカル招待券が2枚届いたからだ。
衣裳のデザインは譲二が担当する。
内容はコメディーだが、きっと泣いてしまうだろうとユカリは思った。
(了)

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