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短歌点コミュの短歌点966△お題「セロファン」

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りなさんの「レモン」からバトンを預かりました。りりるです。
お題は「セロファン」です。ひらがな、漢字(あるかしら。)英語(あるだろう。)読みがセロファンなら、構いません。

「時間」があそんでいるよ。 くずかごに拠りをもどしていくセロファン紙         杉崎恒夫

コスモスを束ねし花舗のセロファンのなか薄色の秋めぐりいる                角倉羊子

残念ながら、
コミュ内ではもちろん、個人のメッセージ、電話等でも悪質なモラルに反する行為のあった方は、投稿されても、こちらは認識できません。どうか、ほかの方々との間では、そのような迷惑行為に及ぶ事無く、良い信頼関係をつくっていって下さるように、心から祈ります。

防犯用に、電話(録音)やメッセージは残してあります。

ルール
1 出題者がお題を出す。
2 お題は何でもありでおもしろそうなもの。
3 50題以前なら既出もOK。
4 出題者じゃない人はお題を詠みこんだ短歌を書きこむ。(一人一首)
5 一週間以降、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を一つ選びその理由を書く。
6 次のお題は最優秀短歌をつくった人が出す。(新トピックの番号は「自分が選ばれたトピックの番号+5」
そのあとはみんなで、ワイワイガヤガヤ感想戦。

+「お題は、特定の単語文字列を指定」2012/4/17加筆


締め切りは、一か月を目安に、仕事の都合次第で、早まるかもしれません。よろしくお願いします。

コメント(80)

>>[40]

講評選歌お疲れ様でした。
分類ごとに分けての講評、新しい試みでしたね。楽しいお題でした。
>>[39]

>(結社におられるような言葉の重鎮たちは、老いも若きも、言葉選びには、すんごい厳しいですが。参考までに。)

りりるさんは、私のイメージでは、よく結社の話をされると思いますが、結社がすべてではありませんし、結社によっても空気感が違うと思うので、これは如何なものかと思います。

又「参考までに」は何の参考にするのか、どういう意味かわかりません。
ご自身の言葉のみで語られたら良いと思います。

ちょっと気になったので書きました。
不愉快に思われたらすみませんでした。
>>おこげさん

最優秀おめでとうございます。
「この部屋の光」がケーキを包むセロファンを剥がすときにキラッと反射するんですね。世界が凝縮されて移行するかのように…。一文字明けでパシッと画面を切り替えるテクニックもお見事でした。美しいお歌ですね。
次回よろしくお願いいたします。
>>[39]

私の歌ですが「それ」ではなく「そこ」です。
私は言葉選びにすんごく厳しくはありませんが…(笑
>>[40]

りりるさん、選歌講評お疲れ様でした。
視座でまとめる新しい試みの講評は、それぞれのお歌への射程距離が近づいていいですね。前提を括ってそれぞれのお歌にさらに踏み込んでいく。歌評の一つの方向性として勉強になりました。

また僕の歌を選んでいただきありがとうございます。りりるさんの読み、寺山修司さんの引用とともにドンピシャで、言葉足らずな自分の歌にも自信が持てます。

結社というものに興味がありつつ、なかなか一歩踏み出す機会もないのでこういう場で雰囲気が味わえて面白いなとも思いました。

評を読みこんでまたお気に入りなど語りに戻って来たいと思います。近く新たにトピ立てますね。
取り急ぎ御礼まで!
>>[43]

ありがとうございます!文字面の並びが気になって、感覚で一字空けしがちなんですが、そう読んでもらえてありがたいです。

ラッコさんの読みもまさしくで、光が部屋から手元に来ることと、部屋とセロファンのリンクは意識しました。丁寧に読み解いていただき嬉しいですスマイル
>>[40]
テーマ分けの講評、すごく面白いなと思いました。
結社やグループのこぼれ話が聞けるのは、色んな人が集まるコミュのお得な所です。

マロニエの歌、赤毛ではなく赤気です。
とりいそぎ、訂正とお詫びをいたします。

セロファンを透かしたような茜空生涯赤毛に遭うことはなく

セロファンを透かしたような茜空生涯赤気に遭うことはなく

セロファンでできた巨大な向日葵を辿ればそれは無重力ファンタジー

セロファンでできた巨大な向日葵を辿ればそこは無重力ファンタジー

です。
大事なお歌を入力ミスしてしまい、大変申し訳ありませんでした。



これから述べることは、少しでも、トピックの空気が和らげば、と祈る思いで書きます。

最初に、誤字脱字がところどころありますことを、どうかお許しください。
あまりひとにはお勧めできないのですが、わたしは投稿いただいたお歌を、まずノートに書き出し、一首に一ページぎっしり、自分なりの解釈を書きます。
そこから、スマホの方に文章を整理し、できるだけ簡潔になるように推敲いたします。
それを、また手書きでノートに写し、それをmixiに書き込みます。我ながら、要領が悪いとは思うのですが。

例えば「赤気」なら、意味を調べようとした段階で「赤毛」になってしまいました。シャーロック・ホームズとか的外れな調べをしてしまい、お恥ずかしい限りです。

こういう要領の悪い人間もいるんだな、と心のどこかで、理解いただけたら、幸いです。決して投稿いただいた歌を軽んじているわけでは、ありません。

それでは、失礼いたします。
過去の炎上騒ぎなどを踏まえて、わたしからの発言は控えさせていただきます。ご理解ください。
>>[40]
選歌講評お疲れ様でした、テーマに分けた歌評こう言うアプローチの仕方もあるんですね、勉強になります。

僕の歌にも歌評ありがとうございます、子供の頃特に男の子あるあるだと思うんですが、扇風機の前やセロファンを口に押しあて、ワ レ ワ レ ワ カ セ イ カ ラ キ タ、、宇宙人だ!、なんて事をよく言ってたなって思い出して作った歌です、最近子供を頃を思い出して作る歌が多いみたいです、反対にそれだけ今は短歌にする様な心の動きが少ないのかな(^_^;)

僕のお気に入りの歌はこちらです。

窓際は霧雨 セロファンかさかさとランプをつくる小さき指と  (七海魚子さん)

目を瞑って想像してみます、、外は霧雨、お出かけすることもままならず部屋の中でセロファンを使ってランプを作る、小さき指の子とはお子さんの事かな、お孫さんかな、いずれにせよ小さな子供、どしゃ降りじゃなく霧雨、セロファン、ランプ、すべてが優しい響き、お歌全体、2人がいるお部屋全体を主体の優しい愛が包んでいるのを感じました。

あっお客さんだ

>>[34]

選歌、ご講評本当にお疲れさまでした。
おこげさん、最優秀、おめでとうございます。

今回、「短歌点」に参加させて頂いて、すぐに3つのお題(リボン、セロファン、庭)に投稿させていただきました。
どれも、普段、私にとって遠く、全く意識しないお題でしたが、それだけに、楽しく、また、勉強になりました。
中でも「セロファン」は、昔はよく聞いたけど、今はあまり聞かなくなった言葉だけに、独特な色合いを感じました。

拙歌にも丁寧にご講評いただいて、本当にありがとうございました。
これからもよろしくおねがいします!
>>[49]

講評、選歌大変お疲れ様でした。
ご自分で予告された期日を守り、これだけの量の講評をされることはとても
すごいことです。
拙い感想や選歌が遅い自分からしたら尊敬に値しますし、見習わなければならないなと思います。
また、ジャンルで分けるという方法は面白いと思いますし、
たくさんの小説や歌集を読んでおられるのだろうと思われる文章も素晴らしいと思います。

ただ、昨夜から全て見ていた者としては
(現在は削除されていますが)選歌が終わる前に投稿をされたマロニエさんにも「ルール違反」や
(内容を見てしまったし、りりる♪さんの返信にもその片鱗が残っていますので)
「自歌解説」の一部になってしまい選歌の妨げになりかねないという落ち度はあると思いますが
[37]でご返信された時に一度立ち止まって講評を見直すことは出来なかったのか
という疑問はどうしても残ってしまいます。
他の方のお歌と一緒に講評されているので削除は出来なかったとしても新しく講評を追加し直すという方法はあったのではないかと思います。

人間だから間違えることはあります。私だって完璧ではありません。
私も誤字脱字が多いので、その点について責めるつもりもありません。
そして、りりる♪さんが取られている方法がとても複雑な方法だと言うことも理解できました。
その上でもやはり上記の点でもやもやしてしまいます。
「今後の発言は控える」とのことなのでご返信はないものと思っています。

長文失礼しました。
また、このコメントについて不愉快なお気持ちになられた方には大変申し訳ありません。
「ジャンル」ではなくて「テーマ」でしたね。
いきなり誤字ですみませんでした。
投稿は出来ませんでしたが、せっかくのぞかせていただいたので感想だけでも書かせていただきたいと思います。

おこげさん最優秀おめでとうございます。
ラッコさんの解釈が美しく、とても納得してしまいました。
ショートケーキのあの薄いセロファンから部屋の光の微細な状態を「知って欲しかった」
という繊細な表現がとても美しい情景で素敵だと思いました。


その他のお気に入りです。

七海魚子さん

霧雨、「かさかさ」という音の表現、「小さき指」
お歌の道具立てがとても秘やかで(他に適切な表現が出来ないのですが)
繊細な表現に心惹かれました。
また、過去を懐古している懐かしいセピア色の情景を想像してしまい、少し切なくなりました。
それもまた美しい思い出のようで素敵です。


@貴さん

見つめ合う恋人(と勝手に想像しました)の瞳をこのように表現されたその繊細さが
とても美しいです。
特に「虹彩ふるわし」がもう何とも…君は何を伝えたかったのでしょう?
そう思うと共にこんなふうに見つめられたいと切に思ってしまいました。


クンタ・キンテさん

こちらも勝手に恋人の距離感として読みました。
薄いセロファンのこれまた薄い光を質量として捉え「僕ら」の距離感を詰めていくような
感覚。
「質量」「ゼロ」という数学的な言葉がこんなに文学的になるんだぁ…と感動に似た感覚を味わいました。
(数学的、文学的は不適切かもしれませんが、私の勝手な妄想と分類お許しください)


ぼんぼりさん

もう「カッコイイ」の一言。
舞台に立つ役者さんと比べると裏方は地味な仕事、それでもこんなにカッコイイ。
「打ってやる」の言い回しに惚れてしまいそうです。
余談ですが、今でも三色のセロファンを回すスポットライトって使われているのでしょうか…

またまた長文失礼しました。
投稿出来ませんでしたが、お題に合った繊細なお歌が多くて素敵でした。
歌のうつし間違いについては早めに知らせるべきと思ったのですが、他の方からルール違反との連絡が入り、この場合は評者に直接メッセージを送るようにとのことでした。あわてて36を削除しました。ルールを把握してなくて、どうも失礼いたしました。
おこげさん、
最優秀おめでとうございます🍾
とても繊細な感受性と言葉選びが、詩的だと感じました。
わたしは上の句と下の句の間に「から」を補って読んでしまったので、この部屋に今君がいて、ケーキのセロファン剥がすときの光の具合を感じてね。と受け取ったのでした。一首の寂しい印象から、君がいないと気づくべきだったかぁ、うむむ。


わたしのお気に入りは
むらしんさん、フタリノミライの捉え方に共感。
コアランさん、生きづらさの造形。視覚でせまってくる。
ラッコさん、これも造形で、よくわからない破天荒がかなり魅力的。
>>[57]

ありがとうございます。
自作をあれこれ書くのは無粋なのですが、ちょっとだけ言うと…この歌は、島田荘司「ネジ色ザゼツキー」の中に出てくる童話「タンジール蜜柑共和国への帰還」にインスパイアされて詠んだものです。この小説、作品中に童話が組み込まれているかなり奇抜なサスペンスですが機会があれば読んでみてください。おすすめです。
で、この童話はビートルズの「ルーシーインザスカイウィズダイヤモンド」にちなんで書かれたもの、だそうです。
>>[50]さん

懐かしくなってしまいました。
男の子だけじゃなくて女の子も、多分あの頃の子ども達全員のあるあるだったんじゃないかと思います。
扇風機の前でしゃべるとか、両手を交互に喉の辺りにぶつけて震わせて
宇宙人になった気持ちになるとか(^-^)
うどんやさんさんのお歌は本当に微笑ましくクスッとさせてくださる
「心が柔らかくなる」短歌が多いですよね。お人柄なのでしょうね。

うどんやさんさんの「目を瞑っての想像」
鑑賞の言葉もとても優しく愛に満ちているように感じました。
>>[48]

間違いは誰にでもあることです。
気づいた時に気付かされた時にどうするか?が大切ではないでしょうか?
私の歌の場合はひらがなが一文字違っただけでどうってこともありません。お詫びもしていただきましたしもう十分です。
が、マロニエさんの赤気と赤毛は漢字が一文字違っただけでは済まされません。大きくお歌の内容が違ってきます。正しいお歌で感想を改めて書かれるのが良いのではありませんか?今のままではマロニエさんのお歌への感想が無いのと同じですから。いかがでしょうか?
あれだけの内容豊富な感想を書いて、私ならきっとぐったりしちゃうというか,そもそも書けないから、書き直せなんかとんでもないですよ。みんなの歌に全部感想を付けるのは、そもそも義務じゃないし。
もっと気楽に、それより自分の気になる歌やなんかで盛り上がる方に賛成。
>>[60]

コメントありがとうございます。

なぜか最近子供の頃をよく思い出すんですよね、それだけ歳取ったきたからかな、それとも死期がせまってるとか、笑

SNOWさんの子供の頃あるあるはなんですか(^^)

僕は短歌の技法的なところはまだまだよくわからないので、ひたすら目を瞑ってお歌の世界に入るのを心がけてます、正直まだまだよく掴めないお歌もたくさんあるんですが(^_^;)
>>[63]さん

ある程度歳を取ると昔のことなどふっと思い出すのは
誰でもあるのではないかと(^-^)
私も別のトピですが子どもの頃の事が甦ってきて一部使った思い出があります。

子どもの時あるあるは、先ほどのうどんやさんさんへの返信の通り
扇風機の前で「あああああ」って声を震わすとか
喉の辺りを両手で交互にチョップしながら「ワレワレハウチュジンダ」と言うとか
両手をチョキの形にして「フォッフォッフォッ」と
低い声を出す(バルタン星人)とかですかね(笑)
これ以上はお題から大幅に逸れるのでここまでにします(^-^)

お歌への向き合い方は人それぞれでそれもまた面白いですよね。
>>[39]
講評していただきありがとうございます。
今回の自分の短歌は、恋愛として読むとややシンプルな短歌になる内容なので、そちらではない方向に読みとってくださったのはありがたいです。
『見えないものの見えなさを歌うことにもなる。』という一文は、本当に嬉しかった。

文字や言葉ってあくまでも『記号』とか『象徴』でしかないので、現実に存在しないものも意外と簡単に再現できるから面白い。
小説とかだったら「世界一美しい絵」とか「誰もを魅力する旋律」はたった一言で済むけど、それをテレビドラマで再現しようとしてもほとんど不可能。
そんな性質が『言葉』にはあるので、それを使って遊べたのが楽しかったです。
「セロファンの光の質量で僕らの間をゼロにする」
現実にするのには、かなり意味が不明ですね(笑)

自分も今回で一番好きな短歌はおこげさんでした。
お気に入りともちょっと違うんですが、気になった短歌はりなさんです。
ペールオレンジという色を選んだところが。
別のコミュで昔、りなさんがエメラルドグリーンという色をテーマに連歌を詠んでいまして、その連歌がすごい良かったなという記憶が自分にあったので、「今回もまた面白い色彩を選んだな〜」とそのセンスに舌を巻いてます。
そのせいで、りなさんの『色彩の名前縛り』の連歌・歌集を見てみたいという勝手な願望が自分の中に芽生えてきましたよ(笑)
選歌とご講評お疲れ様でした。
拙歌を上手く表現して戴きありがとうございます。
こどもの頃ファンファン紙は 貴重で 憧れでした。折り紙には
不向きで なかなか上手く折れませんが 大切なセロファン紙で鶴を
折って見・・・・・・
この頃は百均で手軽に手には入り 懐かしみます。
ありがとうございました。
りりる♪さん
遅ればせながら、ご講評と選歌、お疲れさまでした。

一首ごとに、近現代の短歌や万葉時代の和歌を添えられ、(うまく言えませんが)動線に導かれるように読めたというか。

歌を究明しようとするような、あるいは、「歌から読み取れた・見えた自分の景色」を読者に分かりやすく伝えようとするような、そういう姿勢が感じられる歌評で、ストンと腑に落ちながら拝読しておりました。

また、今回はテーマ毎に分けた歌評ということで、視点をたくさん持つことで感受性が豊かになる感覚を養えたような、とても勉強になる構成でした。

拙歌への歌評もありがとうございます。
添えられた和歌を大事に読みこみたいと思います。

お気に入りに挙げていただいた、d_snowさんもありがとうございます。


おこげさん
最優秀おめでとうございます。


■この部屋の光を知って欲しかった ショートケーキのセロファン剥がす

微小なものから生まれる光と、その光を「知って欲しかった」という希求の、繊細さが美しい一首ですね。

歌の内容については皆さん触れられているところなので、こちらは歌の構成的な部分に触れてみたいと思います。

一読して思ったのは、上句を受けて下句へ飛躍する、その距離感が丁度良いということ。

上句と下句が付きすぎ(言葉やモチーフのイメージが近すぎ)ては詰まらないし、上句の答えを下句で言ってしまっては読み解きの余地がなくなってしまう。

匙加減が難しいのですが、このお歌の上句と下句の距離感は理想的というか、付きすぎず離れすぎずなんですよね。

上句で(どういうシチュエーションかは分からないけれど)、作中主体の独白の中に「光」というワードが出てくる。
次に下句で、「ショートケーキのセロファン」という具体物が出てくる。

「ショートケーキのセロファン」自体は直接「光」と結びつきのあるアイテムではないですが、あの薄く透明な膜に反射する「光」を“間接的に”詠むことで、何の脈絡もなさそうな上句から下句への飛躍が、実は繋がるんですね。

(感覚としては、連想ゲームで2、3コ先のワードと組み合わせるくらいの距離感かな、と思っている)

で、頭の中で上下句が繋がった瞬間、読み手は歌の中で語られていない情報を補完するようにあれこれとイメージを膨らます。

「ショートケーキのセロファン」という身近な道具立てが良かったですよね。
あそこにグッとフォーカスを絞って、歌を手前に引き寄せることによって、より世界観に入り込めたというか。

「マクロな物語よりミクロなシーン」
いつぞやのお題トピックで仰っていたこの言葉が、真っ先に思い浮かんだお歌でした。


お気に入りは後ほど。
>>[40]
遅くなりましたが、選歌講評お疲れさまでした。
拙歌に素敵な短歌を付けてくださって、嬉しいです。「ほがらほがら」が言いたくなる。

>>おこげさん
最優秀おめでとうございます。
わたしも一番好きなお歌でした。ショートケーキがまたいいですね。クリームのついたセロファンが目に浮かびます。


他好きだったお歌は、クンタ・キンテさんのお歌でした。感想は次のコメントに!
>>[65]
拙歌にコメントありがとうございます!
エメラルドグリーンの連歌、覚えててくださって嬉しい!かなり前で恥ずかしいですが(笑)

ペールオレンジにも注目してくださってありがとうございます。
最近、色鉛筆とかの「肌色」という名前が、「ペールオレンジ」に換えられているというニュースを見て使ってみました。

『色彩の名前縛り』の連歌・歌集…なんて魅力的な!!創りためていきたいと思います(笑)ぴかぴか(新しい)


クンタ・キンテさんの短歌、好きでした。
(自分の短歌を取り上げてくださったから、とかではないですあせあせ(飛び散る汗))

上手くいえないのですが、最後の「してみる」が希望と初々しいときめきを感じさせて好きでした。
>>[69]
お互いで褒めあってるとお笑いコンビのおぎやはぎみたいで、なんかやりづらいですね(笑)
覚えてますよ。
今だから言いますけど、あのりなさんの連歌は今の自分に大きな影響を与えていますから。

それまで自分は『思考』や『概念』を詠むことが多かったので、あのエメラルドグリーンの連歌での『色を詠む』というやり方にとても感銘を受けたました。短歌の中に差し込まれた色が様々なものを象徴してくれるというのは、それまでの自分のやり方にはなかったので。
その後すぐに夕焼けの赤について多く詠んだり、ターコイズブルーという単語を使った短歌を試してみたりしてます。
つまり自分はりなさんのアイデアをパクっていたわけです(笑)
(もう一つ、nicolyさんの『月々の歌』の連歌についてもそうでしたが)
でも、それをしたことによりまた色々なものがわかり始めたので自分の世界が広がりました。
そういうきっかけをくれた連歌です。
なので、よーく覚えてますよ。


もし、『色彩の名前を詠む』歌集に対してりなさんが前向きであるのなら…
自分の個人的で勝手な願望があります!
連歌の一つ一つのテーマを『三原色』『虹の7色』『パステルカラー』『ビビットカラー』『和の色名』など、色にちなんだグループ分けにして、それらの連歌で構成されたカラフルな内容の歌集なんてどうでしょうか?

気持ち悪いオタクみたいな提案ではありますが(笑)、なにかしらのアイデアになってもらえば幸いですあせあせ(飛び散る汗)
>>[69]

クンタ・キンテさんへの返信にしようかと迷いましたが、やっぱり作者様へ伺った方が良いかと思いました。
クンタ・キンテさんべた褒めのエメラルドグリーンの連歌、拝見してみたいのでコミュ名をそっと教えていただけると嬉しいです(^^♪

私が子どもの頃「肌色」とされた色が「ペールオレンジ」なんですね。
時代や世代の違いとは言え、「ペールオレンジ」の方が温かく優しい感じがしますね。
>>[70]
遅くなりましたあせあせ(飛び散る汗)
クンタ・キンテさんに、そんな影響を与えていたなんて!恐縮です。
nicolyさんの短歌、素敵ですよね!

わたしは事細かに覚えていないのですが、わたしもクンタ・キンテさんの歌にとても影響受けてます。触発?されるというか、勝手に返答みたいに考えたり…(あっまた、おぎやはぎみたい(笑))

『色彩歌集』についてのアドバイスもありがとうございます!「虹の七色」って素敵だなぁ。
ちびちび創ってみます!
>>[72]
返信が遅くなりましたあせあせ(飛び散る汗)
何年も前のものなので、お恥ずかしいですが…
コミュ名は「短歌 5·7·5·7·7」です。そのお題「色」にあると思います。(でもかなり前ですあせあせ(飛び散る汗)2015年くらい?)
興味持っていただいてありがとうございます…

「ペールオレンジ」優しい響きですよね〜(*^^*)
>>[54]
自分の歌をお気に入りとして取り上げてくださったのに気づいてませんでした!すいませんあせあせ(飛び散る汗)
何故かd_snowさん に対しての返答率が低くなっている自分…
わざとではないんです、本当に申し訳ないあせあせ(飛び散る汗)

全然、不適切なんかじゃありませんよー。
数学的な文学という光栄な例えをしていただいて嬉しいです。
そのジャンルはめちゃくちゃ面白いですからね〜。
『フェルマーの最終定理』は壮大な歴史物語だし、一時期『数学ガール』という数学×恋愛がテーマのマンガ(原作は小説)も自分は楽しく読んでました。
というより数学に限らず、お堅いジャンルに感情を絡ませるのはとても面白いと思っています。
(ちなみに探偵ガリレオを書いた小説家、東野圭吾も前職がシステムエンジニアという理系作家です)

これは今、テキトーに俺が数学を絡めて短歌を詠んだものですが
『分数の割り切れなさを愛として円周率の旅に出ました』
あと、別の短歌コミュで自分が個人的に好きだった歌です。こちらは英語を絡めてます。
『With out you
傍線を引く二時限目
不意にあなたを思いだしてる』
(With out youは『あなたなしに〜、あなたがいなければ〜』という意味になります)

こんな感じに、お堅い言葉に情感を絡めるのは短歌にしても意外と面白いです。
やってみると意外に簡単にできるので、d_snowさんにもぜひ試して欲しいです。
>>[74]

ご返信ありがとうございました(^O^)

連作を作るのは苦手な自分には出来ないことだなぁ…その上、色縛りの連作とは?!と激しく興味を持ってしまいました。
探してみますね。
>>[73]
自意識過剰かもしれませんが、実は影響を与えたことは知っていました(笑)
あの当時、自分と一さんと関わり始めてからりなさんの短歌のやり方が変化しているのが見ていてすごくわかったので。
そして、自分の憧れである一さんがりなさんに対してイイネ!をどんどん高確率でつけているのを見かけては「ああっ…」となっていました。
正直、あっという間に歌人としてブチ抜かれていった感覚が強いです(笑)
>>[75]

わぁ、わざわざすいません。
こちらこそ↑のりりる♪さんへの返信で「恋愛読みにして欲しくなかった」と書かれていたところを
思いっきり恋愛読みしてしまったので恥じてしまっていたところです^^;
『数学ガール』は図書館で本を見て気になっている本でした。
『ガリレオ』も同様なのですが、作者のファン投票の中でも一番の駄作認定されてしまった作を初読してしまって以来少々苦手意識が強くて…( ̄▽ ̄;)
でもいつか読んでみたい作品群です。
『博士が愛した数式』は職場の若い子が「数学が苦手でもぜっっったいに面白いから」という強い勧めにより読みましたが面白かったです。

また、数学や英語を絡めての短歌作り、例に挙げて下さっているお歌のどちらも素敵ですね。
どちらも苦手科目で裸足で逃げ出してしまいたくなりますが試みとして頑張ってみたいと思えました。
楽しいアドバイスをありがとうございます顔(笑)
>>[77]
きゃー、バレていた(/-\)
ぶち抜くなんてとんでもない、これからもお手柔らかにお願いします…。
大変遅ればせながら、以下お気に入りです。


■この部屋の光を知って欲しかった ショートケーキのセロファン剥がす(おこげさん)

「この部屋の光」とは、日常の中にあるささやかな幸せだとか、夢や希望だとか、作中主体がよすがとしているものの喩でしょうか。

たとえばそれは、家族など心許せるひとの存在やそのひとたちと一緒にいる時間かもしれないし、好きな物事に費やしている瞬間の充足感かもしれない。

あるいは、文字通りの「光」の意味合いも含まれているでしょうか。

しかし、作中主体が「光を知って欲しかった」と希う相手の存在というのは、少し意味あり気に映ります。
それはつまり、今まで「光」を知らずに生きてきた、若しくは途中で「光」を失ったのかもしれない、ということが示唆されているからです。

相手にこれまで一体何があったのか、という背景は様々に読めます。
自分は、光覚も希望さえも失った全盲のひとを想像しました。

もちろん、彼らの多くは日常生活の中で決して「光」を失わずに生きているのを知っていますが、中には立ち直れずに塞ぎ込んでしまうひともいます。

特に今のこのコロナ禍は、他人と接触する機会が大幅に制限され、ともすれば晴眼者でさえ心を病む時代。
「光」を失うのは、その場の当事者意識として絶望でしかなく、「闇」は「病み」、もう自分は無理かもしれないと諦めるほどの喪失感です。

そんなとき、「側にいて気遣い、根気強く接してくれるひとが、自分にはちゃんといるんだ」と認識できるのは、本当に心強く、救われる思いなんですよね。

ショートケーキが用意される食卓からは、誰かの誕生日や何かの記念日を想像しますが、このお歌は、何でもない一日だったのでは、と読みます。
セロファンを剥がすとき、もう感じることができないと思っていた「光」が、心の奥処に宿るのを感じた。

そうであれば良いな、という希望的観測も込めて、相変わらず飛躍しすぎの読みですが、胸に沁みるお歌でした。

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