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短歌点コミュの短歌点913△お題「鰹」

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短歌点908△お題「ゴールデンウィーク」よりバトンを受け取りました。
今回のお題は「鰹」です。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹  ( 山口素堂 )

が思い浮かぶ風薫る5月。お題一覧に「鰹」が無かったので、まさに「初鰹」だと選びました。
「鰹」「カツオ」「かつを」、字にはこだわりませんが、名詞(複合名詞、固有名詞も可)として使ってください。(「豚カツを食べる」「楽しんでかつおもしろく」などは不可)
いろんな初鰹料理が味わえるといいなと思っています。
よろしくお願いします。


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(一人一首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書き込みます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。(新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

※2012年4月17日一部改定
(基本ルールに「特定の単語文字列を指定してください」を加筆)

コメント(41)

お好みを舞台に踊る花かつお暗黒舞踏の聖者を思う
空想は鰹の泳ぎと並行に炙った初夏がにじむ夕暮れ
鰹節にしょう油一滴銀シャリに散らせば天下無双とぞ知る
投稿ありがとうございます。

新緑も過ぎた感じになり、そろそろ梅雨入りが気になりだす頃になりました。
5月31日(日)いっぱいで締め切りたいと思います。
まだの方、手直しされたい方、よろしくお願いします。
今日ぼくの誕生日です半額のシール貼られた鰹のタタキ
春の宵おさなきひとりお茶碗に踊れる鰹節を見てをり
今カフェのラーメン屋さんで鰹節一緒に削ったとき好きだった
ふた切れの鰹のたたきの乾いてく とうに答えは持ってるのでしょ?
皿の上ヤマキの鰹でお洒落して小松菜は小松菜奈になるのだ
来たんかえうらが自慢のケンケン船の日帰り鰹行かんせどんぶ
それでは、ここで締め切ります。
投稿、ありがとうございました。

この後、評と選歌の作業に入ります。しばらくお待ち下さい。
>>[2]

お好みを舞台に踊る花かつお暗黒舞踏の聖者を思う

上句はわかりやすく、情景がぱっと見えてきますが、暗黒舞踏と聖者に悩んでしまいました。
暗黒舞踏は、黒いソースの上で踊ることを指しているのでしょうか。それとも、黒い鉄板?となると、聖者は黒に対比して、白いマヨネーズかな。

鉄板の上には焼き上がったお好み焼き。その上にマヨネーズをかければ良いのだけれど、たっぷりソースの上で踊っている花かつおをもう少し見ていてもいいかなと主体が躊躇しているのだと読みました。
>>[3]

素っ気ない君は鰹のほしいときだけ彼女だと仰りやがる

「仰りやがる」が効果的で、澄ましている君のズルさがわかっていても、太刀打ちできない魅力があることが伝わってきます。

普段は素っ気ないけれど鰹が好物で、おねだり上手。ニャンとも言えない関係が見えてくるようです。

猫好きなのでしょう。わがままとわかっていながら、甘やかせてしまう。甘えて来られるのはかなり強い快感である故、素っ気ない時も受け入れざるを得ないと納得している感じです。
>>[7]

空想は鰹の泳ぎと並行に炙った初夏がにじむ夕暮れ

新鮮な鰹が並んで炙られている。少し前までは、列をなして大海を泳いでいただろう初鰹。さぞかし美味しかろう。

「炙った」「初夏が」「にじむ」の組み合わせが、熱さ、匂い、炎、煙、焼く人の汗、待ちきれない旺盛な食欲などの想像を一挙にかき立てます。目の前で、藁焼き実演販売が繰り広げられているようです。
>>[9]

鰹節にしょう油一滴銀シャリに散らせば天下無双とぞ知る

おかかご飯。それへの強いこだわりが主体にあるのでしょう。醤油の量はぎりぎりの少なさにした上、適度に散らさなければいけない。ご飯粒は光っていなければならない。

究極の猫まんま、ここにあり。
>>[12]

今日ぼくの誕生日です半額のシール貼られた鰹のタタキ

スーパーの魚売り場で見かけた鰹のタタキ、しかも半額シールつき。それでも普段なら、贅沢だと自重するところ、今日は自分の誕生日。

誕生日おめでとうと自分を祝ってる横で、鰹のタタキをゲットできておめでとうとタタキも、祝ってくれてそうです。
>>[13]

春の宵おさなきひとりお茶碗に踊れる鰹節を見てをり

春の宵に小さい子どもが一人、お茶碗の中で踊っている鰹節を見ている。おかかご飯か、お茶漬けに鰹節を載せたのか。そうした情景はすぐ浮かんでくるのですが、そこにたくさんの疑問が潜んでいます。

何故一人なのか、どんな気持ちで鰹節を見ているのか。
宵の留守番。親に何かの急用ができ、夕食は小さい子どもにも作れる簡単な物にするしかなかった。寂しさに耐えつつ、踊る鰹節を見て、励まされているのでしょう。
お茶碗と丁寧な言い方が、澄んだ瞳でじっと見ている様子を連想させてくれます。
>>[15]

今カフェのラーメン屋さんで鰹節一緒に削ったとき好きだった

勝手な想像全開で読みました。

学生の頃、馴染みだった通りを久しぶりに歩く。当時、バイトしていたラーメン屋は、建物はそのままに、看板や装飾は替えられてカフェになっていた。
そっと、窓越しにのぞいてみると、厨房もカウンター席もそのまま。

「傍から見たら簡単にやってるように見えるだろ?でも、ここまでできるのにかなり苦労したんだぜ。」
店で働く先輩が鰹節を削っている。箱の中に天女の羽衣のように薄く長い削り節がふんわりと積もっていた。それを優しく器に移す。
私もやってみたいと思ったが、バイトは食材に触るなと厳しい大将の言葉を思い出して、言葉を飲み込んだ。

「お前もちょっとやってみるか?」
と思わぬ先輩の声に、小躍りし、魔法の削り器と鰹節を手に持った。
ガ、ガ、ガ・・・。
私が動かす鰹節は先輩がやるようには滑らない。
「ほんと、下手くそだな。」
傷ついた表面を滑らかに直した先輩は、鰹節を私に持たせた上からそっと手を重ねる。
「鰹節の向きと角度、力加減だ。」
魔法は先輩の手の中にあった。鰹節はするすると滑り、何が起きたのかわからなかった。ただ、ふわっと優しい香りが立ち上った。
あ、この香り好き。

その時の削り節は、使えないと即座にに捨てられてしまった。
あの香りは削り節だけのものだったのか、先輩の匂いとブレンドされていたのか、それはわからない。ある日突然先輩は店を辞め、程なくして私もバイトを辞めた。大将の息子が店を継いだ後、しばらくして店は閉じられ、カフェに変わってしまったと聞く。

あの時、私は何を好きだったのだろう。何かを好きだと感じたのは確かなのだけれど。
>>[16]

ふた切れの鰹のたたきの乾いてく とうに答えは持ってるのでしょ?

せっかくの鰹のたたき。ふた切れ残したままで、話し込んでいる。いや、一方的に話を聞かされている。
たたきがふた切れ残されているのは、お互いがそれを食べたらすべてお終いになるかのよう。
たたきも私の気持ちも相手の気持ちも乾いていくのがわかる。

別れ話を切り出すまでの言い訳でしょうか。
それとも、お互い心をすかすかにさせて、終わらせたいのでしょうか。
とばっちりを受けてる鰹のたたきも悲劇の当事者ですね。
>>[18]

秋茄子に揺れいる鰹節見れば手放す心を欲しいと思う

手放す心を欲しいと思うのは、手放せないという思いの裏返しでしょうか。
秋茄子は主体の好物。同時にその料理を作った人への強い愛着もありそうです。
結婚して家を去る娘への父の思いと詠みました。
去っていく娘を惜しむ一方で、踏ん切りをつけたいとも思う、その心の揺れ具合と、鰹節の揺れ具合が重なりました。
>>[19]

皿の上ヤマキの鰹でお洒落して小松菜は小松菜奈になるのだ

「ヤマキの鰹」を使うこだわりが、独特の味を出しているように思いました。自分で削ったのではない、全国に流通している鰹節。それを小松菜にかけて悦に入っている様子が、どこかとぼけている感じです。

そして小松菜奈。ヤマキのCMに起用されていたかなと検索しましたが見つかりませんでした。あまり良く知らなかったのですが、辛うじて鑑賞済みの映画『沈黙』に出演していたとわかりました。今、注目度の高い女優さんなのですね。

そこにヤマキの鰹(節)でお洒落。斬新です。
>>[20]

来たんかえうらが自慢のケンケン船の日帰り鰹行かんせどんぶ

船が苦手な釣り人が、どうしても新鮮な鰹を手に入れたくて、ケンケン船に乗り込む決心をして、船乗りの下へやってきた。まさに初鰹の頃。

調べてみると、ケンケン船でアマチュアが漁をすることは規則でできないとのことでしたが、漁船で沖に出ること自体が、素人には冒険でもあります。そのドキドキワクワク感はホエールウォッチングの経験があるので、何となくわかります。

最後の「どんぶ」は、海に飛びこむ意味と読みました。もちろん、海中に飛び込むのではなく、海の仲間やしきたりの中に飛びこむ擬音。それなりの覚悟がないと、「どんぶ」とはならず、「ちゃぽん」かなと。

漁師の世界が垣間見えるお歌です。
>>[21]

鰹かく音の軽やかに耳にあり昨日よりなほ近い幼日

海中で鰹の群れを見たかのようなリアルさが感じられました。しかもその記憶は鮮明で、昨日のことよりもはっきり憶えている。一方で「幼日」とあり、かなり前であることと同時に、どこか記憶の曖昧さも予感できます。

現実的に考えると、幼い日に海中で鰹の泳ぐ音を聞くと言うことがあり得るのか?という疑問が生じます。ただ私にも、3歳頃に一人で海まで行った記憶があり、どこかの何かの記憶と入り混じってそうな気がしつつ、その記憶を事実だと思いたい気持ちもある。

そんな心情から詠まれたお歌かなと思い、共感できました。
選歌対象は12首でした。


[お気に入り]

空想は鰹の泳ぎと並行に炙った初夏がにじむ夕暮れ (クンタ・キンテさん)

春の宵おさなきひとりお茶碗に踊れる鰹節を見てをり (りりる♪さん)

来たんかえうらが自慢のケンケン船の日帰り鰹行かんせどんぶ (きゃろさん)


<< 最優秀 >>

今カフェのラーメン屋さんで鰹節一緒に削ったとき好きだった (りなさん)

勝手な想像とわかっていても、次から次へとイメージの大群が押し寄せてきて、止まりません。それはまるで海中を泳ぐ鰹の群れを下から見てるようで、その先が輝いて見えました。留めようのないあふれる思い出と言うより、今なお自分の中で息をして泳ぎ回っている記憶、そんな生命力を感じました。
このお歌を最優秀とします。


りなさん、バトンを宜しくお願いします。
お詫び と 訂正

お歌への評と選歌が終わったと思っていたところ、きゃろさんへの返信をジョジさんの返信に書いてしまいました。お詫びします。つきましては、きゃろさんへの返信、ジョジさんへの返信、選歌の順に訂正、再掲しています。失礼しました。
>>[37]
選歌、講評お疲れ様でした。
そしてそして、最優秀までいただきありがとうございます。
ごじょうさんの物語が素敵で、この短歌を詠んで本当によかったなぁ、と感じました。
“あの時、私は何を好きだったのだろう。何かを好きだと感じたのは確かなのだけれど。”
曖昧な掴みきれない「好き」を表現したかったので、ごじょうさんのこの一文はまさに、という感じでした。

ありがとうございます。バトン受け取らせていただきます。
>>[39]
バトンの受け取りありがとうございました。
早速の「立葵」トピ立てですね。楽しみです。

> 曖昧な掴みきれない「好き」
正直ほっとしました。自分の経験でも、何が好きだったのかわからないけれど、あの時が好きだったと思えることがあり、勢いづいて読んでしまいました。読み違えてたらどうしようとの心配もありましたが、的外れではなかったようで良かったです。
>>[26]

遅くなりましたが、選歌、講評お疲れ様です。

そうなんですよ。
鰹節と言えば、出汁的というかどこか調味料めいた
扱われ方が主な気がします。
確かに握り飯の具としても人気が高い方とは言い難い。
自分自身、子ども時代、選べるなら鰹節のおにぎりは
選ばなかったと思います。
ただそのとき
鰹節を握り飯の具にするとき、真ん中に固めて入れてたのですが
それでは「鰹節」の味しかしないのです。
ところが、あるとき散らした鰹節メシを食べてびっくりどんきー。
魚のカツオの風味が出てめちゃ贅沢な美味さになるという体験をしましてな。

未体験の方は是非お試しあれ。

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