ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

短歌点コミュの短歌点611△お題「過」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トピ立てが遅くなりまして申し訳ないです。


タイトルに提示しております「過」でお願いいたします。


小袿を虫干すときの曾祖母のつめのいろかな過ぐるといふは

紀野 恵 『閑閑集』より

小袿:コウチギ(うちかけ)



ルール

1:出題者が、お題をだします。
2:お題は、何でもありそうで面白そうなもの。50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:出題者じゃない人は、お題を詠み込んだ短歌を書き込みします。(一人一首のみ)
4:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌をひとつ選び、その選出理由を書き込みます。
5:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。(新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
6:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。



コメント(42)

親友になるかもしれず恋人になるかもしれず交差点過ぐ
透けているシャツの透けないところから零れてしまう 過ちだろう
あなたへと透過されてゆくこころ伝えられない言葉のこして
トピ主のきくでございます。
今日は衆議院選挙の投票日、皆さま投票はもう済まされたでしょうか?

うちはお昼ご飯を済ませた後投票して参りました。


さて当トピ、現在お寄せ頂いている六首のお歌の感想下書き終えております。

前回の跌を踏むはならじ!

締め切りを17日いっぱいとさせていただきます。


生きるのは積み重ねゆく日々だとか過ちばかり罪重ねる我
指先の羽根の青さよてふてふのもう過ぎたことひらいてとじる
見おさめともう見おさめと過ぐる日の退屈きわまりなき愛しさ

ここはどこ?通過点という人へ 一夜で雪に埋もれたベンチ
いるいないサンタ論議の傍らをともひとくんは微笑みて過ぐ
過ちとなるかもしれぬ傍らのあなたにしたことしなかったこと
過ぎぬよう過ぎぬようにと言い過ぎて分からなくなる(好きかどうかも)
喰われたくなくて雌から逃げたのか布団のうえをかまきりが過ぐ
告知しておりました12月17日24時過ぎになりました。

当トピ締め切りといたします。

非公開設定のミクシ日記に、現在八首のお歌の感想の下書きを済ませております。


ノートに書き移しました後順次書き込みいたします。



過不足のない人間になりたくて片付けるように壊すブロック
(選歌対象外)
風邪に託つけて今日は仕事も家事もしない日と決め込んでこちらの感想にかかります。


駄文です、迷走します。

よろしければお付き合いください。



・混沌とする人生の不純物ろ過する如し歌というもの (ユッコさん)


混沌、人生、不純物。これら漠然としたものを指す語から、下句ろ過するという行為で、その漠然を手元に引き寄せ、結句「歌というもの」と含みを持たせて一首を締める。
骨格がしっかりしていますね。しかし人生が混沌としているのは多分万人の思うところ。

この当たり前が一首を大味にしてしまっているように思います。

ご心情は伝わってきますのに。



・あれこれと歌をむさぼる過食症えらびにえらびあげく拒食症 (天魚さん)


過ぎたるはですか

塚本邦雄は「全ての歌は本歌取りである」と唱え、彼が覚えていた歌は三万首とも四万首とも言われています。


むさぼるように読まれ接した歌は、きっと何かの糧になると思います。


「歌」を他の語例えば「人」と換えるのも面白いですね。



親友になるかもしれず恋人になるかもしれず交差点過ぐ (游月さん)


交差点「過ぐ」ですから、車の中の男女ですね。徒歩だと交差点「渡る」でしょうので。


幾つもの交差点を過ぎたその先に、一体どのような結末がこの男女に待ち受けているのか、読む側の関心をひきます。


作意が見え隠れしていない無作為の産物としての余韻。簡単に言えば受けを狙っていない。好感がもてます。

あと、交差点と言う場面設定は、人間関係を詠むにはありがちな道具立てと言われているのですけれど、このお歌の場合、なるかもしれず、の繰り返しが、車が行き交う交差点の直線的な光景を表現していて秀逸。ありがちを排除しています。


理が勝っていると言うか、全体を乾いた情感が覆っていて。
季節柄もあるかも知れませんが、その乾いた情感に惹かれています。



・透けているシャツの透けないところから零れてしまう 過ちだろう (石@AYAさん)


透けているシャツの透けていないところ

一枚の透けた布から仕立てられたシャツの透けていない部分とは、縫い目縫い代襟袖口など、シャツ全体からするとごく僅かな部分。



具体らしきは結句の独白めいた七音のみ、他は暗喩の歌を読み解くのは本当に苦手なもので、とっかかりにさして重要ではないことから書き始めました。


「大切なものは目に見えない」

サン=テクジュペリ
星の王子様より


透けているシャツに見えているもの、見せているものは大切なものではない。


透けていない見えていなかったものこそが大切なものだった。

零れてしまった時点で、それはもう大切なものではなくなってしまった。


故意とは言わない、過ちだろう。



・あなたへと透過されてゆくこころ伝えられない言葉のこして (nero.さん)



あなたから強い働きかけがあった訳ではなく、主体の意志であったにしても、否応なしにあなたへ傾くこころに、戸惑っている様を表現するのに、倒置法がとても効いています。
先にこの言葉を伝えられていたなら、あなたへと透過されてゆくこころを、もっと素直に受け入れられたのに。

後先が逆、倒置ですね。


伝えられない言葉を残して、こころはまるで水のようにきらめいて、止めようもなくあなたへ流れあなたと共に流れてゆこうとする。


あの言葉だけ残して。


・過ぎた日を返してください 虚ろなる目をした母が笑えるような (エリーさん)

失礼になればお許しを。
思いのままを発露されて偶々三十一文字の短歌の形式になったかに思えるお歌。

それがこんなに胸に染み入る。


冬枯れの野末で霜にうたれた花に寄り添う蕾を見るようです。


・生きるのは積み重ねゆく日々だとか過ちばかり罪重ねる我


選者の立場からしますと気になる箇所はあるのですけれど、重いテーマであってもどこかを外して、詞遊び戯れ言めかせるのが、作者流の表現法なのかも知れないと勝手に推察。細かな点を云々するのは止します。


初句二句の分かりきったことを受けた三句「日々だとか」を嘯きととると、そう言うことらしいと述懐する我と、過ちばかり罪重ねる我が整合する。

もう一点「過ちばかり罪重ねる」を「つみ重ねる」とされていない。ここにも嘯きの匂い。

嘯きから、戦後の文学界で一派を成したとかの「無頼派」が思い浮かびました。
そこまでとは判じかねますので「無頼派風」な一首。


中身の薄い感想で申し訳ありません。




・指先の羽根の青さよてふてふのもう過ぎたことひらいてとじる (りりる♪さん)


指先の羽根の青さもてふてふも、何を喩えているのか読み解けずにいます。

自らの上に起こった出来事を自らを抱きしめるように受け入れ「もう過ぎたこと」と再生へ向かう。


てふてふは再生の象徴?指先は大いなる人の掌?羽根の青さよは、大いなる人の孵化したばかりの蜉蝣のようにひ弱なてふてふへの慈しみの声?


ひらいてとじるの「る」に決意が見てとれます。

助詞はおろそかに出来ませんね。





又もや風邪に託つけて今日もこちらに専念。

幸い風邪も完治一歩手前まで快復しているようですので、今日中に選歌を終え明日から次は仕事と家事に専念する所存。



・見おさめともう見おさめと過ぐる日の退屈きわまりなき愛しさ (パンタタさん)


一日一日を丁寧にとこころがけて過ごす日々を重ねている内に、それが当たり前になってしまっていたことに気付いた。


退屈ではある。退屈の所以は無事なのだ。
ある日ある時わきあがって来た感慨をしみじみと噛みしめておられるようなお歌です。



・いかんとも過ぎ去ることのあたはざる日々の重箱つみにしあらば (はしるさん)


いかんとも→(下に否定的表現を伴って)どのようにしても…できない。どうにも

あたはざる→できない


煩悶でしょうか。


重い内容を軽やかに詠まれ、軽やかと見せかけて重い。


文語体の特性を駆使されていて、まるで入れ籠のように込み入っています。


この込み入りが主体の、このお歌の底流を為しているのではないかしらと思えるお歌です。



・ここはどこ?通過点という人へ 一夜で雪に埋もれたベンチ
(蜜柑さん)

結句の前の空白を忖度するのは止しましょう。

これだけで終る物語りではなさそうです。
時節が来るまで主体とベンチを雪がそっと包んでやってくれるでしょう



・いるいないサンタ論議の傍らをともひとくんは微笑みて過ぐ (きゃろさん)


ここは絶対にともひとくんですよね。

そう言えばと、この一年だけでなく自分がこうして年の瀬を迎えられるのは等と、深い感慨に誘ってくれるお歌です。


「傍らを微笑みて過ぐ」
ここ、この気配がとても秀逸です。



・過ちとなるかもしれぬ傍らのあなたにしたことしなかったこと (じゃがいもうさぎさん)



傍らにいるのはご家族でしょうね。
過ちとなるかもしれぬと来しかたを思い行く末を按じる。

けれど傍らにはあなたがいます。同じ屋根の下の直ぐ傍に。

その安堵感があればこそのこのお歌でしょうね。

過ちは少し言い過ぎかなと思います。




・過ぎぬよう過ぎぬようにと言い過ぎて分からなくなった(好きかどうかも) こん竹showさん


いえいえ、好き過ぎるからですよ。

好き過ぎてあなたのことが好き過ぎて何もできない僕が嫌いだ


・喰われたくなくて雌から逃げたのか布団の上をかまきりが過ぐ (きじまっちさん)


かまきりの繁殖期がいつなのか知らないのですけれど、大体人間以外の生物の繁殖期は冬以外の季節だと思います。


それから推し測りますと、この季節人前にのこのこと現れたこの牡かまきりは、繁殖期の間中雌と遭遇するのを避けて、主体の部屋に身を潜めいたようです。

私達が知らないだけで、昆虫界にも生き残りをかけて、独自な道を選択するものがいるかも知れませんね。


布団が一匹を際立たせて恰好の背景になっていますね。




・過不足のない人間になりたくて片づけるように壊すブロック (ぼんぼりさん)
選歌対象外

理想の自分を目指して荒療治敢行!

過不足のない人間になりたくて、に絶えず周囲に目を行き届かせている「細心」。

壊すブロック、にしかしやる時はやる大胆。

片づけるように、に順序を踏む慎重。

パワーバランスと言う言葉が思い浮かんだお歌です。



以上数えてみますと十五首のお歌、感想書き終えられました。

ご投稿下さった皆さまありがとうございます。

レスNo.22
生きるのは積み重ねゆく日々だとか過ちばかり罪重ねる我

コアランさんのお歌に作者名を書き忘れております。

コアランさん すみません。
尚感想文中誤字脱字等ございましたら、お申し出くださいますよう

では選歌にかかります。

先ずお気に入り五首

親友になるかもしれず恋人になるかもしれず交差点過ぐ (游月さん)


過ぎた日を返しください 虚ろなる目をした母が笑えるような (エリーさん)


指先の羽根の青さよてふてふのもう過ぎたことひらいてとじる (りりる♪さん)


見おさめともう見おさめと過ぐる日の退屈きわまりなき愛しさ (パンタタさん)


いるいないサンタ論議の傍らをともひとくんは微笑みて過ぐ (きゃろさん)



そして最優秀は

見おさめともう見おさめと過ぐる日の退屈きわまりなき愛しさ

パンタタさんのお歌です。

一字一句がしみいりました。
パンタタさん、ありがとうございました。
あとよろしくお願いします。



そして次点は

いるいないサンタ論議の傍らをともひとくんは微笑みて過ぐ

きゃろさんのお歌です。



きくさん、講評・選歌おつかれさまでした。

拙歌を選んでいただきありがとう。
このごろ投稿にもワイワイにも参加していなかったので、
久しぶりの短歌点です。

私には、じゃがいもうさぎさんの歌

過ちとなるかもしれぬ傍らのあなたにしたことしなかったこと

が、じわっと胸に来ました。
日常のささやかなことに潜む不安というのは「しなかったこと」までふくむのですね。

ぼんぼりさんも香港からの投稿、時差で間に合わず残念。
好きな歌でした。

では次の題詠を考えます。
しばらくお待ちください。
きくさん、講評と選歌、お疲れ様でした。
さばけた講評で鮮やかでした。

私の短歌への講評もありがとうございます。

ただ一点、
>結句の前の空白を忖度するのは止しましょう。

こちらのご意見に関しては、わたしは一度も忖度で空白を空けたことはないので、止めません、と、ご意見をきかないお答えをさせていただきますね(笑)

下句の前の空白は、そう区切って読んで欲しいからつけた空白ではありません。
わたしはそれほど読み手の方を疑ってませんし、気遣いで読んではいません。

私の短歌には確かに一字あけが多くて、時にご指摘をいただきますが、例えお偉い先生に指導されてもわたしは推敲しません。
こうとしか読みたくない時につけている一字あけだからです。

一夜にしてベンチが埋もれるほどの雪を体験されたことはおありでしょうか?
そういう意味では、この短歌は万人うけのしない短歌です。

すべてを埋めつくす時の雪は決して激しいものではなくて、静かにふわふわと、ただしんしんと音や色を消してゆくような降り方をします。
一見優しげでロマンチックなものと錯覚するけれど、冷たくて容赦ない。
もう2度と春は来ないのではないかと思うほど深くすべてを隠します。

一晩中降る雪のなにも抗えない時間。その一字あけはわたしには必然です。

きくさんに限らず、一字あけを好まない、一字あけはご法度というご意見はあると思います。
視覚的な狙いはいらない、も、確かに一論です。

ただ、それを絶対とするのはいかがかと思います。

わたしが一番大事にしているのは、わたしの心情が詠みたいように詠みたいものを詠みたい形で詠む。
この一点だけです。

わたしの短歌は忖度ではいので、数年前、テキーラさんの講評に反論して以来の反論をしてみました(笑)

理解を求めてはいませんが、止めましょう、は正直少し憤慨いたしました。
きかんぼうですいません(笑)

いずれにしても、ご意見はありがとうございました。

パンタタさん、最優秀おめでとうございます!
ほんとに染み入りました。やっぱりパンタタさんの短歌はいいですね。
しみじみと細胞に入り込んでくるような思いで拝見しました。

他にお気に入りは、きゃろさん、りりるさん、石@AYAさんでした!

あ、お気に入り、じゃがいもうさぎさんのが抜けていました。

パンタタさんのご意見同様、少ない語彙ながら深く響いてくる短歌だったと思います。

おはようございます。

きくさん、昨日はわたしは勘違いをしたかもしれません。
だとしたらごめんなさい。

>結句の前の空白を忖度するのは止しましょう。

こちらは私に一字あけを止しましょうとおっしゃったのではなくて、一字あけに言及するのは止しますという、きくさんのお気持ちだったのでは?と、読み取り間違いだった可能性に気づきました。

と、いかにも自分が気づいたみたいですが、ぼんぼりさんやはしるさんからメールをいただいて、はたと思い当たりました。

素敵なお二人クローバー
お二人ともありがとうございます!

わたしが一字あけやパーレンを使うときの短歌は、誰にも届かなくても、自分にとって大事なことが多くて、ついムキになってしまうのでした。ごめんなさい。

浅はかな読み取り、失礼しました。
お気を悪くされていたら申し訳ないと、心からお詫びをいたします。

こんな短歌でも、大事に詠んでいるんだなーと笑ってやってくだされば幸いです。

こうしてこっそり知らせてくれるお友達のいる短歌点にも感謝です。
これからも私が暴走したら、みなさま遠慮なく叱ってくださいませ_(._.)_
お恥ずかしい。。。

目にされた方も、勘違いな文章をごめんなさいあせあせ(飛び散る汗)

ではお仕事行ってきます!きくさん、改めてありがとうございましたクローバー

きくさん、講評と選歌お疲れさまでした。パンタタさん、最優秀おめでとうございます。沁みました…こころの奥の方まで。。


お気に入りは、石@AYAさんと、じゃがいもうさぎさん、蜜柑さんの歌でした。あと、ぼんぼりさんの歌も。
> きくさん

講評、選歌お疲れさまでした。
体調すぐれぬ中、大変だったことと思います。風邪は順調に快復されていますか。

私の歌を次点にまでしていただきありがとうございます。サンタ論議を早めに卒業しちゃう子供がいますよね。そういう子の中に「いちぬけー」とも叫はなければ、「ホントはね‥」なんて切り出すこともない、実に「できた」子供がいます。子供には子供の仁義があるんですね。(笑) その感心な子供たちのおかげでサンタさんは生き続けられます。
きくさんは、高い位相にまで引き上げて読んでくださったのですね。感謝感謝です!

良いと思いましたのは(山椒さんの真似 w)
パンタタさん、じゃがいもうさぎさん、ぼんぼりさんの作品です。


> 蜜柑さん
> はしるさん

拙歌をお気に留めてくださってありがとうございました!
<[38] 言葉遣い間違えました。ごめんなさい。

> 蜜柑さん
> はしるさん

拙歌をお気に召してくださってありがとうございました!
>はしるさん

はしるさん、こんな失態をフォローしてくださってありがとうございますクローバー

どうしても譲れないものがあるのです。
でもそこを理解してくださいとは言えないのですけどね。

夜中のメール(笑)嬉しかったです。

>nero.さん
お気に入り、ありがとうございます。
実は、nero.さんのこの度の短歌は今の私に染み入りすぎて、お気に入りというより、内に秘めておきたい感じでした。
と、打ち明けておきますね(笑)

ログインすると、残り10件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

短歌点 更新情報

短歌点のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。