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短歌点コミュの短歌点1134△お題「生活」

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ひでさんの1129△お題「ブランコ」からバトンをつなぎますおこげです。

お題は「生活」です。
新生活の忙しい中、気休めにこちらのトピックが言葉と少し向き合う暇になれば幸いです。
皆さんのご投稿、待ちしております。

【syrup16g 生活】
https://m.youtube.com/watch?v=2YmVk4qNiJ8


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください
 (例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)。
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選
び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。
ーーー
※2012年4月17日一部改定
(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定
( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。

コメント(45)

アンボタンを抜ける春風 皆さんのいない生活へ引き継いでゆく

*生活(くらし)
肩に降る雪みたいじゃね?生活がはろほろひれと両親を圧する

かたにふるゆきみたいじゃね?せいかつがはらほろひれとおやをあっする
生活をめくれば穿つ目の群れて幾つか踏んでしまう ごめんね
スカウターで測ってみたらフリーザの生活力はクリリンの下
満足が必然じゃなくなってから生活の凸凹はかわいげ
洗濯機の中でぐるぐる生活を回して明日ってなんだっけ?
生活に追われるなかで突如現れるカステラのきんいろベッド
生活がふわっと消える一瞬を朝の眩暈にあじわっている
しゅっしゅっしゅっしゅしゅとんとんとんとかろかやにそろそろだよの生活リズム
罪悪はアダムとイヴに由来する生活病だ受け入れるのだ
影に影かさねて歩む生活の様式変転果てみえぬまま
ちょっと長いですが4月末日締め切りにします、よろしくお願いします!
古本屋どこかで誰かの生活の一部であった本で充ちてる
締め切ります。選歌までお待ちください。
バトンをお渡しする最優秀短歌です。

アンボタンを抜ける春風 皆さんのいない生活へ引き継いでゆく (@貴さん)

-----
マナー教本やビジネスのハウツーで知ったアンボタンは空けるというルール。それをきっちり守り、新生活へ向かう主体の期待感とともにある軽やかな足取りと、それを後押しする帆のように風を受けるスーツ。誰しもが経験する新年度・新生活の環境や仕事の変化をオリジナリティ溢れる視点と感覚で描写されています。

後半、距離を置いた書き振りの意図するところは、言及されてませんが新卒のフレッシュマンを表現していると思いました。クラスメイトやバイト先の友人、たくさんの仲間たちが目に浮かぶけど新たな生活にはまったく誰もいない。そんな明日へ自分を律しながら正しながらつなぐ。
風の動きとともに前半の微視点から巨視点への移り変わりも広がりがあって心地よいです。

文字数合わせで暮らしと読ませていますが、初々しさや生活という言葉の持つ語感や生っぽさを活かして、ままで読ませた方が個人的にはしっくりきます。


お題に別の読みを当てることに対し、最後まで選歌してもよいものか(かなりの力技で、これが許されるなら題詠の意味はあるのか)とかなり悩みましたが、前述した通り作者の意図の外であろうと生活そのままで読んでもこの歌の素晴らしさは変わらないことを踏まえ、またダントツで描写力に優れてることもあり選出しました。
@貴さん、バトンをお受けいただけると嬉しいです!
>>[28]
当て字のルビ振りの件すみませんでした。うっかりしてました。
たしかにそうですよね。これがまかり通るなら題詠の意味がなくなります。
以後、気を付けますm(__)m

そのうえで拙歌を選んでいただいたこと恐縮ですが、自分がこのままバトンを受け取って良いものか逡巡してます。
ガイドラインには兼題の当て字について明記されていないものの、投稿者の拡大解釈が許容される前例を作ってしまう(それにより本来のルールが少しずつ歪曲していってしまう)ことを恐れています。

考えすぎでしょうか。
あ、本件について議論になりそうならサロンに移りますね。

あらためまして、
拙歌を最優秀に選出いただきありがとうございました。
おこげさん、選歌ありがとうございました!
@貴さんの投稿歌に向けての迷われた過程なども含めてよく理解致しました。
そして、その上でやはり最優秀に選ばれたこと、納得の歌評だったと思います。
お疲れ様でした。

>>[29] @貴さん
最優秀おめでとうございます!
@貴さんらしい視点の春に相応しい短歌だったと思います。さすがです。

そして、個人的には@貴さんにバトンを受け取っていただけたら良いなぁと思っています。
ルビの件。
確かにグレーゾーンではありますし、最優秀のご本人は特に逡巡されるお気持ちもお察しします。
私が@貴さんの立場でも同じように迷うと思いますので。

でも今回は出題者のおこげさんご自身がしっかりとした目と、はっきりとしたお気持ちで選歌されてますし、ルールから言えば出題者が独断で決めてよい、とありますので問題はないと思います。

長く参加しているとなおさら今後を心配されるお気持ちもすごくわかりますので、以後は気をつける、くらいで、おこげさんの、「せいかつ」と読んでも素晴らしさは変わらない、という歌評の揺るがないご判断を受け取られたらよいのではないでしょうか?

私もぜひ@貴さんに次のトピックをお願いしたいです!
>>[29]

現在の逡巡を誠実にお伝えいただきありがとうございます。明文化されてないルールや円滑な進行を阻害しない範囲で、題詠トピには出題者のある程度の出題や選出の権限はあると考えてまして(これまでにもあったような文字のひらきの可否などは出題者が決定できるなど)、今回「シンプルに自分のお題の中で、最も心に残ってバトンをお渡しするにふさわしいお歌を選ぶ」という基本に則って@貴さんのお歌にぜひバトンをお渡ししたいと思いました!
苦言っぽく聞こえてしまったら申し訳なかったですが、読み方についてはあくまで「自分の中」での選出の葛藤なので、他トピや誰かの選出に倣って欲しいとか、自分以外へ影響を及ぼそうとする議題でも疑問でもありません。

僕としてはぜひバトンをつないでほしいものの、とはいえバトンを渡す権利とバトンを受ける権利に優劣はないので辞退されるのも@貴さんの自由です、、!そうなったら次点をあらためて選出したいと考えています。
>>[30]

フォローありがとうございます、、!客観的な立場でコミュに長らくいらっしゃる観点から後押しいただきめちゃありがたいです泣き顔
書き込みがあって読み返してみたら、@貴のお歌は卒業する生徒を見送る先生の心地を詠んだものかもなぁと別の読みを残してみる。
全体の丁寧で柔らかい空気感は先生の優しい眼差しのようですし、後半の部分はまま、毎年卒業を見送る先生という職業の寂しさを感じます。
そしてまた同じような行事や授業を学校生活として新たなクラスに渡していく。季節がめぐっても歳を取らないアニメや漫画の住人みたいな、ループする世界に自分だけ取り残されているような、そんな寂しさと生徒を思い新たな季節をすかえる爽やかさが同居したお歌。
あ、「さん」を打ち忘れてる、、すみません。
>>[33]
あー、こちらの読み、とてもいいですねー。

アンボタンを抜ける春風 皆さんのいない生活へ引き継いでゆく (@貴さん)

なんとなく全体から感じる僅かばりの寂しさの先に、言祝ぎのような春風、そして、皆さんの、からの下句に、残る者の役割のような雰囲気を感じていたので、おこげさんの33の歌評で私の中で言葉に出来なかったものがストンとなりました。
こちらの読みに一票、という気持ちです。

その他のお気に入りは、とみいえひろこさん、クンタ・キンテさん、りなさん、でした!
>>[28]
選歌ありがとうございました!
また最優秀歌へのご講評もありがとうございました。

@貴さん、最優秀おめでとうございます!
私もおこげさん、蜜柑さんのご意見に全く同感です。是非最優秀のバトンを受け取っていただけたら嬉しいです。
お歌への感想はまた後日、書かせていただきます。
>>[30]

祝辞とお気遣いのお言葉ありがとうございます。
今回は自分の不注意で申し訳なかったですが、今後気をつけたいと思います。

トピックを停滞させて失礼しておりましたが、蜜柑さんやおこげさん、ひでさんから力強く後押しをいただけたので、不肖ながらこのバトンをお受けしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
>>[31]

この度はこちらの不注意で選を悩ませてしまい、失礼いたしました。

苦言っぽく聞えた、だなんてとんでもありません、
ルールから大きく逸脱していない範囲の裁量権が選者には与えられていますが、それにしても広き心で拙歌を受入れてくださり、感謝しております。
せっかく選んでいただき、力強く背中を押してもいただけたので、このバトン受取らせていただきます。

また、拙歌に対して更に読み返していただいて、作者冥利に尽きるほど嬉しいものがありました。
おこげさん、そして蜜柑さんも、ありがとうございます。
>>[38]

本来なら果てしなくグレーゾーンの本件は(厳密に言えば)選からはじかれても文句は言えないと思っていたので、優しくそう言っていただけてありがたい限りです。

「栞」トピ然り、本トピへの返信然り、ちょっと停滞気味なのが申し訳ないですが、とりあえず次のお題をなるべく速やかに提出するところから再開していければと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
>>[37]

言祝ぐとはとても素敵な言葉ですね、初めて聞きました!
別れはイコール門出で、さびしさとよろこびが同居する春にぴったりな空気感と言葉選びの@貴さんのお歌でしたねスマイル
>>[38]

労いのお言葉をありがとうございます。

ひでさんのお歌、古本屋という空間を的を射た詩的な表現で素敵でした。一度手に渡った本が集まる古本屋は、誰かの思いや生活の紙片が束ねられた、まるで一冊のアンソロジーのような。
ご投稿、ありがとうございました!
>>[40]

バトンをお受けくださり、またさっそくあやとりのトピ立てありがとうございます!
言葉選び、世界観、全てにおいて今回はダントツで秀でたお歌だと個人的に感じましたスマイル
>>[6]
最優秀おめでとうございました!

アンボタンを抜ける春風 皆さんのいない生活へ引き継いでゆく

とても不思議な短歌だと感じました。
「アンボタンを抜ける春風」この感覚は私には絶対出てこない感覚で、それだけにとても清新な印象でした。
「皆さんのいない生活へ引き継いでゆく」
不思議な遠さと詩情。
今とは違う地に赴任する作中主体の、新しいくらしへの決意…は重い、もっと匂いのような空気。
そんな主体の繊細な気分が「春風」に解けているようでした。

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