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短歌点コミュの短歌点1132△お題「霧」

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とみいえひろこさんのお題「かなしみ」からバトンをつながせていただきます。
むらしんと申します。よろしくお願いいたします。

お題は「霧」を選びました。馴染みのない方にはかなり使いにくいお題かとも思いますが、ものは試しで。ホームランか三振か、みたいな可能性もあると思います。でも、すいません、出したかったんです。ちなみに初出のお題みたいです。何卒よろしくお願いいたします。
必ず漢字で「霧」の字を詠み込んでください。熟語はOKです。


公園のベンチの傷をリカとなぞりLemon Beerの霧雨に酔う(むらしん)


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。ただし、直近で既出のお題を避けてください。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください(例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)。
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。


※2012年4月17日一部改定(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。   管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。3番を4番に移動し、以下同じく番号を移動。  管理人:とみいえひろこ)
※2023年6月9日一部改定( ルール2番、「50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。」→「ただし、直近で既出のお題を避けてください。」に変更。  管理人:とみいえひろこ)

コメント(69)

>>[6]

「虹つくるやつ貸して」って霧吹きで君は今日分の命をまぶす


まず霧吹きを「虹つくるやつ」とサラリ言い換えているのが、素敵。その発想だけでお釣りがきそうなところを、さらに、「今日分の命をまぶす」と、その役目をもう一度言い換え。霧吹きは命をまぶす器具なんだぁ、としみじみ思ってしまいました。特に「まぶす」という動詞を選んだのがすごい。これ、出て来ないと思うなぁ。惜しむらくは、四句目が8音で重たくなってしまうこと。「キ」の頭韻があっても、なので仕方がないですけど。
>>[7]

思い出し笑いしちゃった真夜中のあまりにひとりで濃霧濃霧


この歌はひとえに「濃霧濃霧」という見たことないリフレインをどう取るか、にかかると思います。そこまでは読み下せばわかることなので。で、自分は、正直、あまり良い読み手にはなれず。意味や元ネタというよりも、「ノームノーム」の語感の面白さ、というか鼻にかかる音の連続がポイントなのかな、とは思ったんですけど。真ん中に小さい「ン」を入れて、「濃霧'n 濃霧」くらいのリズム感で読むと、ちょうど良いかもと思ったり。
>>[8]

数ページずつ霧のなか往く折に我と汝の向かい合う椅子


出だしの「数ページずつ」でまず惹かれました。これだけで、読書行為の手探り感が伝わりますし、言葉の選び方が本当に上手い。「折に」も、なかなか使わないけどすごくフィットしてると思います。後半は向かい合う椅子のイメージを放り出して、読み手に自由に想像させる終わり方ですけど、それも美しく。人称の選び方も歌の雰囲気とよく合っていて、隙が無い。恩田陸の素敵な短編ひとつを読んだような、充実した読後感のある歌です。
>>[9]

目が醒めてしまった 指があの人のいまは霧中の表情に触れ


ミステリアスな歌です。書いてあること一つひとつは具体的なんですけど、その全体が何を指しているのかがすごく気になる。自分の勝手な読みでは、意識を失った状態で眠る「あの人」を看病してる「わたし」、として理解しました。特に良いなと思ったのは結句の「表情に触れ」の部分。「顔に触れる」とは言うけど、「表情に触れる」とはなかなか言わないように思って。より愛おしさを感じるというか対象への細やかさを感じました。
>>[12]

約束は私だけでは出来なくて霧雨だからまだ会えますか


下の句の「霧雨だからまだ会えますか」というのは、理由になっていそうで理由になってない、という点が、逆に「まだ会いたい」という気持ちを透かせてとても好感触です。上の句は、こっちは逆に当たり前すぎる当たり前なんだけど、言われるとハッとするような。でも、「約束」の歌は「パーカー」のお題でホームラン出ちゃったから、なぁ。いっそ蜜柑さんへのアンサーソング気味に作ったのか、とも考えたけど、ちょっと損したかもです。
>>[15]

この歌は、文字通りトレースしてみるのがいいかなと思いました。霧の空気は飲めないので、そこは「つもり」でやるしかないですけど。そうしてみると、今流行りの没入体験というかイマーシブな読み方ができそう。二句目三句目の世界に沈む感覚は、ちょっと特殊な、というか向日的に生きている人には縁のない感覚かもしれないですけど。気になったのは、この歌に「霧」が活きているかということ。他が強すぎて、お題が薄い気がします。
>>[17]

水霧らふふたりの会話祝日の吉祥寺タイ料理店隅


「水霧らふ」とは「水しぶきが立ち続けること」by 大辞泉さま。こんな動詞を持ってきただけで勝ち確のような気さえします。とすると、のこりは最小限の方が良く、実際、「何が」に当たる「ふたりの会話」と、TPO描写にとどめています。さすが。あとは、選んだTPOが前半に相応しいかどうか、なのですが、場所はいい線いってると思います。問題は三句目で、ちょっとうるさ過ぎないですか、「祝日」だと。水しぶきがかすみそう。
>>[18]

きみが吐く息はたちまち白くなりぼくらを包む霧へとかえる


基本的にとても丁寧に作られたいい歌で、読んでイメージも湧くし、お題も真っ向勝負で汲んでくださっていると感じます。その上で、なんですけど、三句目の「白くなり」、これがすごくもったいない。息が白いのも霧が白いのも当然といえば当然で、その結び付きが「白くなり」だと、ワンダーを感じさせにくいと思います。たとえば、同じ白でも、もう少し深掘りするとか。白は二百色あんねん、ではないけど、そこに拘るのも手なのでは。
>>[19]

霧雨の街は幻想即興曲めいてあなたが反故にした夜


下の句がすごくいいですね。「反故にした」なんて、やっぱり、使いこなせる言葉の量や質がものをいうんだなぁ、とつくづく感じます。これだけで美味しいお酒が一杯飲めちゃうレベル。前半は霧雨とショパンの取り合わせで、実にお似合いです。ただ、霧雨に音楽の組み合わせは、ゆー@毎日酔っ払いさんの歌で先に見ちゃってるんですよね。ネタかぶりは後ろが不利、は自分が選をする時の一つのスタンスなので、若干評価下がりがちです。
>>[23]

アジアンタム怜子さんが霧吹きでしっとり泣かせている昼休み


アジアンタムは、ググるさんにザっと聞いたところ、シダの一種で観葉植物として育てられているそうです。霧吹きで水をやるのを「泣かせている」と表現したのは見事。ただ、これも先ほどと一緒で、霧吹きの水やりを言い換えるのはおこげさんの歌ですごいの見ちゃってまして。もちろん、カブりの歌を作るなと言っているんじゃないです。あくまでも、自分の選の時は、似た歌が先にあるとよっぽど超えてない限り損します、ということです。
>>[25]

春の夜 我が身うるおす霧雨よ 傘を投げ出す 歌が始まる


たぶん、一番最初にご投稿いただいて、それから何度も推敲を重ねてくださって、最後の一日までねばって提出していただいた歌ですよね。そのお気持ちがまず嬉しく。歌も推敲を重ねるごとに色んな表情を見せていて、シンプルな春の霧雨の歌なんですけど、多様なふくらみを感じさせてくれました。もしかしたら、この形も最終形と言い切れないのかもしれないですよね。個人的には「春の霧雨優しくて」のフレーズが残って欲しかったかも。
>>[26]

あいたいを打っては消してキーボードに降る霧雨はppp

ppp(ピアニッシッシモ)


この「ppp」は強烈にかわいいですね。これは、まぁ、入れなきゃしゃあないんですけど、語釈的にカッコでピアニッシッシモって書きたくはないわなぁ。フリガナふれないのはこういう時不便。一句目の「あいたい」はとても良いと思います。推敲して正解のパターン。ただ、そっちが成功した分、三句目の「キーボードに」が意味的にも音数的にも首をかしげる形になってしまったかも。「あいたい」ならパソコンじゃなくてスマホでしょうし。
>>[27]

もうろうとめぐる歯車まなうらに深山霧島むせかえる紅


深山霧島は、九州各地の高山に自生するツツジの一種だそうで、こないだまで朝ドラやってた牧野富太郎氏が発見したそうです。ググるさんは物知りだ。歌は二句切れで、歯車とツツジの対比というか二物衝撃というか、みたいな構図です。「もうろうとめぐる」歯車が切迫感をもって迫って来るのに対し、深山霧島は目の奥で、つまりは幻視的に「むせかえる」ような紅色をもって主張する。ちょっと全体の情報量が多い気もしてしまいます。
以上となります。それでは選歌まで今しばらくお待ちください。
それでは、選歌をはじめていきます。まずはご投稿いただいた全十四首から五首を、最優秀のノミネート作として選びたいと思います。今回はこちらの五首です。



ゆー@毎日酔っ払いさん

霧雨は子犬のワルツがマッチする虹であの子が待っているから



おこげさん

「虹つくるやつ貸して」って霧吹きで君は今日分の命をまぶす



とみいえひろこさん

数ページずつ霧のなか往く折に我と汝の向かい合う椅子



ナカノさん

目が醒めてしまった 指があの人のいまは霧中の表情に触れ



小竹陽さん

水霧らふふたりの会話祝日の吉祥寺タイ料理店隅



以上が今回の最優秀候補五首となります。
最優秀と次点は次のコメントにて。
それでは、今回の最優秀を発表します。
今回は、


ナカノさん

目が醒めてしまった 指があの人のいまは霧中の表情に触れ


こちらを選びました。
「霧」というお題を出した時から、どんな歌をお寄せいただけるかという期待とともに、何をもって選に当たろうかという悩みをずっと持っていまして。普段はもうちょっとメジャーな漢字をお題に選ぶのですが、今回はいくぶん使いづらそうな字でしたし。その結果、いかにも霧っぽいもの、霧の特性であったりイメージだったりに似つかわしいものを選べればいいな、なんて漠然と考えていました。
そして、全ての歌を読んだ上で、ナカノさんの歌のミステリアスな感じが、一番自分のイメージに即していると思ったのです。
ミステリアスの根っこは「霧中の表情」、これに尽きると思います。「夢中の表情」ならパッと見、ありそうですけど、五里霧中の方の霧中、かぁ、と。これを読み解くヒントは、たまたまかけたテレビドラマの「君が心をくれたから」でした。詳細は省きに省きまくりますけど、最終話に永野芽郁演じるヒロインの五感が全て失われ、全くの無の表情を浮かべるシーンがあります。そこに恋人役の山田裕貴が寄り添う。これを見た時に、これだ!と思って。いや、詠んだナカノさんは全然別のこと考えてるんだとは当然思いますけど、自分の中では、これだ!と。
意識を戻さない患者を看病していて、ふと、うとうとする。何かが指に当たったような気がしてハッと目を覚ます。患者の顔のあたりに添えていた手が、どうやら患者の顔に触れたらしい。しかし、自分は起きてしまったのに、あの人は目を覚まさない。そんな物語が見えたのです。顔を「表情」と言い換えているすごさは、先に触れた通り。この流れなら、「目が醒めてしまった」の「しまった」も説明がつきます。
この読み解け具合というか、全然わからなかった歌が、何かのきっかけでサッと霧が晴れたようにわかる感じ。これこそまさに今回の最優秀だ、と思った次第であります。

ナカノさん、どうかバトンをお受け取りください。よろしくお願いいたします。



また、次点には、


とみいえひろこさん

数ページずつ霧のなか往く折に我と汝の向かい合う椅子


こちらを選びます。
これもまたミステリアスな歌で。
本読んでるんだろうなぁ、というのと、自分と相手との椅子が向かい合わせで置いてあるんだろうなぁ、とはわかります。しかもそれが、すばらしく美しい表現で三十一音で描かれている。それで十分なのですが、でも、それって何なんだろうとも思うのです。
この椅子が、実体をともなったものと読むのか、それとも「我」のイメージの中のものと解釈するのか、でも違うでしょうし。「汝」は読書行為の外側の世界にいるパートナー的な存在なのか、はたまたいっそ本の作者なのか、といった読み方も出来そう。とても興味深いのですが、何にせよ、本と読書を愛してやまない感じがすごく好きです。
最優秀をナカノさんの歌とどちらにするかは相当悩んだのですが、最後の最後はその時の気分としか言えない何かだったように思います。霧の中のまま、より、霧が晴れる体験の方がいくぶんまさった、くらいの差です。
とみいえさん、ナカノさんに万が一があった場合は、よろしくお願いいたします。



今回は、以上です。
最近、短歌点のあちこちが目詰まりを起こしているように感じる人もいるかもしれません。しかし、それぞれの方にはそれぞれの事情があり、そこは尊重されるべきものと自分は思っています。自分は自分に出来ることをたんたんたたんたんとやっていく。それだけです、という気持ちで、今回はこのような形になりました。
相変わらずの200字感想で、しかも素人の言うてることですから、言い足りないこと、言い過ぎたこと、言い間違えたこと、など、多々あると思います。それらはこのあとのワイガヤにてフォローいただければ幸いです。自歌解題や裏バナシなんてのもお待ちしています。よろしくお願いいたします。
[35]のクンタ・キンテさんの歌の感想にミスがありました。大切な大切な歌そのものの引用が落ちてしまい、大変失礼いたしました。お詫びして再掲させていただきます。


>>[15] クンタ・キンテさん

仰向けで沈む世界の感覚に霧の空気を飲む喉の奥


この歌は、文字通りトレースしてみるのがいいかなと思いました。霧の空気は飲めないので、そこは「つもり」でやるしかないですけど。そうしてみると、今流行りの没入体験というかイマーシブな読み方ができそう。二句目三句目の世界に沈む感覚は、ちょっと特殊な、というか向日的に生きている人には縁のない感覚かもしれないですけど。気になったのは、この歌に「霧」が活きているかということ。他が強すぎて、お題が薄い気がします。



かぁー、やっぱり夜更けに作業するもんじゃないな。ヒューマンエラーが出る。他にもありましたら、ワイガヤでツッコミお願いします。クンタさん、本当に、ごめんなさい。
>>[40]

ご講評、選歌をありがとうございました!お疲れさまでした!
むらしんさんのご講評は、200文字という制約の中で様々なアドバイスや感じたことがギュッと凝縮されていて、また、とてもリズミカルに感じ、いつもすごいなあと思うとともに、小気味よく読ませて頂いていますぴかぴか(新しい)

また、拙歌へのご講評をありがとうございました!
今回、むらしんさんから頂いた「霧」というお題を見てすぐに、OLをしていた時に出会った春の優しい霧雨について詠みたいと思い、一番乗りで投稿させて頂きました。
しかし、いつもながら思いを上手く表現できず、何度も推敲しているうちに、今回の形に辿り着いた次第ですが、ご明察の通りこの歌は最終形にできないまま滑り込みで投稿させて頂いたものでした。
今回、「春の霧雨優しくて」のフレーズについて触れてくださってありがとうございました。私も実はこのフレーズが気に入っていたのですが、いろいろ考えた末に外してしまって、でも、むらしんさんのお言葉を見て、嗚呼やっぱりあれで出せばよかったと悔やみ中ですあせあせ(飛び散る汗)
もっと精進しないとなああせあせ(飛び散る汗)

しかし、今回頂いたご講評がとてもうれしくて、会話に入っていくのが下手な人間のためなかなかワイガヤに参加できないのですが、お礼が言いたくて思い切って書き込みさせて頂きました。

本当にありがとうございました!

>>[9]

この度は、最優秀おめでとうございます!

目が醒めてしまった 指があの人のいまは霧中の表情に触れ

私はナカノさんのお歌が心に残ることが多いのですが、このお歌もとても心に残りましたぴかぴか(新しい)
私の拙い解釈ですが、「あの人」の夢を見ていて、目が醒めて、ずっと忘れられないけど、もうおぼろげでしか覚えていない「あの人」の表情を思い出そうとしている、または指の感触だけははっきり覚えていて、それを思い出しているのかなと感じました。
全然違ってたらすみませんあせあせ(飛び散る汗)

しかし、このお歌もとても印象に残りました。
素晴らしいお歌をありがとうございました!
>>[47]

さっそくのコメントありがとうございます!
ジョズエさんの歌への感想、前向きに受けとめてもらえて良かったです。自分では、過程への言及ばかりで歌そのものにあまり触れなかったかと多少後悔していたので。提出いただいた形のは、一字空けの多用がポツポツとした読後感を生んでいて、これはこれでとても良く。あと、結句が好きです。雨に唄えば的な感じで。強いて言えば「よ」が音合わせっぽい、かな。といったところでしょうか。なんて、埋め合わせのようですけど、ワイガヤご参加の方の歌へは、追加の感想がついてくるのが、当店のデフォでして。

ナカノさんの歌へも、ありがとうです。そっちの読みも、考えたんですよね。むしろ有力だとも思います。霧中を、わたしにとってはもう定かではない、と取るのがなるほどでした。勉強になりました。

200字感想への暖かいお言葉も嬉しかったです。
>>[49]

こちらこそ、再度のご講評を頂きありがとうございます!
いえいえ、特に一度取り下げた歌の表現を覚えていてくださったことにとても感激しましたぴかぴか(新しい)
また、一字空けの多用は、つながりを上手く表現できない為に苦肉の策なのですが、ポジティブなお言葉を頂いてありがとうございますあせあせあと、結句についてもありがとうございます!お言葉の通り、実際に雨に唄えばのように足取り軽く鼻歌交じりで歩き出したので、そこを汲み取って頂いてうれしかったです。そして、そうですよね、「よ」もまさに文字数を合わせるためのものでして、私もかっこ悪いなと思っていたけどどうしていいかわからなかったものでして、ここは今後の課題にしたいです!
たくさんお言葉をありがとうございます!とても勉強になりましたぴかぴか(新しい)

また、ナカノさんのお歌への解釈は勝手なもの過ぎて恥ずかしいですが、ナカノさんのお歌への思いを表現したくて書かせて頂きました。
的外れもいいところだと思いますがあせあせ(飛び散る汗)

本当に、むらしんさんの200字のご講評をとても楽しく拝読しておりますので、また、次のむらしんさんのご講評の回を楽しみにしていますぴかぴか(新しい)

>>[45]
最優秀ありがとうございます!

むらしんさんとジョズエさんの読み解きどちらもとても嬉しかったです。
いろんな人にいろんな風に読んでいただけるというのは
本当にとても贅沢なことですね。

お二人の評、噛み締めて読まさせていただきました。

ちょっと忙しくしているので、反応遅くなるかもですが、
バトン受取り、次のお題など準備したいと思いますmm
>>[51]

バトン、受け取ってくださり、ありがとうございます!
無事つながりましたので、これで自分は御役放免です。ありがたいことだ。次のお題など、ご自身のペースで時間のある時で。よろしくお願いいたします。

いろんな読み方ができるのは名歌の証、とはこのコミュでよく言われることですけど、ナカノさんの今回の歌はまさしくそれでした。読み応えのある歌を、ありがとうございました。
>>[50]

順番前後しましたけど、再びのコメント、嬉しく。特に歌に対しての感想が、珍しくも的を射ていたようで何よりでした。やり取りの中でのことというのも良かったか、と思います。

感想書きは、ねぇ、とても楽しくお題係させていただいているのですが、なかなかチャンスをつかめなくて。歌詠む方も、引き続きがんばります。今年中にもう一回は取るぞ最優秀。
>>[29]

選歌、講評大変にお疲れ様でした
また五首に選ばれて大変光栄におもいます

ペットが亡くなる事を虹を渡ると表現する事があるので、一昨年亡くなり虹で待ってくれているワンコの事です(´ー`.)
人生で初めて「死」を本気で考えさせられました
一番元気だった頃の姿で待っていてくれてるらしいので子犬だった……駄目だ泣けてきた…
また来ます
>>[54]

コメントありがとうございます。
まさかの挽歌、でしたか。それは見抜けなかった。って、前に別のお題でも@貴さんと、かな
、同じやり取りしたけど。
ペット方面に疎い自分は、「その虹を渡る」という表現も知らず、普通に良い歌だと思って評価してました。背景知るとよりグッとくる、というか、「きみを待ってる」は全然違いましたね。「ずっと待ってる」くらいでした。
でも、たぶん、挽歌はそれとわからないくらいの方が良い歌だと思います。子犬のワルツの部分にしっかり想いは刻まれてますし、本当に良い歌でした。ありがとうございました。
私のお気に入りはぼんぼりさんの

約束は私だけでは出来なくて霧雨だからまだ会えますか

鳴る神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむを彷彿とさせるような
遣らずの雨という印象を受け、切ない気持ちになりました

お題「霧」ワンコの事を思い出して胸が痛くなりましたが、とてもいい歌が書けたと自負自負自負しています(´ー`.)うへへ

ありがとうございましたっ!
次も悩んで悩んでかくぞーーーっと!

挽歌という言葉があるのですねっ!
昔ファミコンで「闘いの挽歌」ってあってそれでしか聞いたことなかったです
ありがとうございますっ!

>>[56]

お気に入りもありがとうございました。和歌へも造詣が深くていらっしゃるようで。雨は古来から親しまれている題材ですしね。「霧」じゃなくて「雨」にすれば良かったかな、お題。
ふたたびのコメント、ありがとうでした。
>>[46]
問題ありませーん。
短歌の引用がなくても運営上そんなに不都合は起こってないと思うので気にしないでください。
俺の短歌なんかそんなたいしたもんじゃないので、ぜんぜん雑に扱ってもろて大丈夫ですよー。
>>[58]

明るくお許しいただけて良かったです。
短歌の引用のない講評は、当の作者さまにはそんなに不都合起こらない(自分の短歌は覚えてるから)けど、むしろ他の参加者さん達が不便だと思うのですよね。だから自分は必ずセットにするようにしていて、それをミスったのは痛恨なのであります。よくミスるけど。

でも、大丈夫で良かった。引きずらずに済みます。コメント感謝です!
>>[31]
講評と選歌、お疲れ様でした!
今回は旅先で開いたらもう選歌まで終えられていて、あちこちのトピックが締め切りになっていた全体の流れを考慮してくださっての事だろうと思い、お心遣いを感じ感謝しておりました。

加えて、いつもよりもラフな言葉遣いの講評だったような気がして、むらしんさんと近くで歌会をしているような気分になり楽しく拝見しました。

私への評もありがとうございます。
濃霧濃霧は孤独をいじる感じでわたし的表現で、濃霧'n濃霧はちょっとムーディーでむらしんさんぽいと思いました。笑

>ナカノさん
最優秀おめでとうございます。
いろいろな読みができる短歌だと思いました。
私は「目が醒めてしまった」を愛や恋から醒めたと捉えました。
霧中の表情に触れて目が醒めてしまった。
頬に触れてみたら、もう心がどこにあるのかわからない表情が指先から伝わって、どうにもならないことに気づいてしまった。みたいな。
むらしんさんも触れておられましたが、「霧中の表情」という表現は痺れました。
お気に入りは、とみいえひろこさん、ぼんぼりさん、小竹陽さん、ジョズエさん、りなさん、でした!

とみいえさんの「我と汝の向かい合う椅子」という表現には惹かれる要素しかありませんでした。
我と汝。
自分と本の作者。
自分と本の主人公。
自分と身近な誰か。
自分と自分。
あらゆる可能性があって、数ページずつしか進まない霧の中のような読書は、様々な事に向き合う時間。
ゆっくり霧が晴れてゆくのだろうな、というあたりまで想像が広がりました。

ジョズエさんの短歌は、私もむらしんさんに一票で、「春の霧雨優しくて」が戻らないかなぁと期待してました。笑
でもミュージカルみたいな楽しい短歌でした。

りなさんのppp。霧にこれほど似合う記号はないかも。りなさんらしい切な可愛らしい表現にやられました。

小竹陽さんの短歌はなぜかセピア色を感じました。
水霧らう。はじめて知った動詞でした。素敵な言葉です。
吉祥寺のタイ料理店とうまくハマって、洒落た感じに仕上がっていて読み流せない歌でした。

ぼんぼりさんの短歌は下句がとにかく理屈抜きで好きでした!笑

>>[45]
ご講評、選歌お疲れ様でした!

むらしんさんのご講評は本当にいつも読み応えがあって勉強になります。また200字講評、私も前に字数を決めて感想を書いた事がありますが、感想を同じ量に揃えるのはとても大変でした。それをいつもハイレベルでこなされているのは本当にすごいと思います。

拙歌にもとても真摯なご講評をいただき、ありがとうございました。とても丁寧で具体的なご指摘は本当に勉強になります。ご指摘は自身の作歌のためになるので本当に嬉しいです。


お気に入りは

ゆー@毎日酔っ払いさん、おこげさん、とみいえひろこさん、ぼんぼりさん、ジョズエさんでした。

>>[61]

今回、拙歌をお気に入りに挙げて頂きありがとうございました!
蜜柑さんにも「春の霧雨優しくて」に触れて頂けてすごくうれしいですぴかぴか(新しい)いろいろ悩んで、実はこのフレーズは気に入ってたのですが、優しいとか感情を歌に入れたらダメかもとか心配になって表現を変えてしまいましたあせあせ(飛び散る汗)やっぱり、自分の気持ちもたまには大切にしないといけませんねあせあせ(飛び散る汗)
また、「ミュージカルみたいで楽しい」というお言葉もすごくうれしかったですぴかぴか(新しい)
本当にありがとうございました!

また、今回の蜜柑さんのお歌は、すごくお気になりでしたぴかぴか(新しい)

思い出し笑いしちゃった真夜中のあまりにひとりで濃霧濃霧

まだまだ短歌への理解が浅いため、「濃霧濃霧」をどのように解釈したらいいんだろうとすごく気になりました。
孤独をいじる感じとのことですが、そう聞くと、主体は思い出し笑いをして、ハッとして気づくと周りに誰もいなくて濃霧に包まれているような感覚にとらわれたのかなというような状態を想像しました。「濃霧濃霧」と2回繰り返しているところに、主体がその状態に可笑しみを感じているように思いました。
とにかく、そのような面白い表現は私には思いつけないし、使いたくても上手く使えないので、あらためて蜜柑さんの世界観がすごく素敵だなあと再確認しましたぴかぴか(新しい)

私も、そんな世界観作りたい!
とても勉強になりました。
本当にありがとうございました!

>>[60]

コメントありがとうございます!
濃霧濃霧、孤独をいじる感じ、ですか。うーん、難しい。でも、ジョズエさんもおっしゃっている通り、蜜柑さんならではのオリジナリティあふれる表現だと思います。

自分の拙い感想にも温かい言葉をありがとうございました。急いでも雑にはならないように気をつけたつもりでしたけど、ラフっぽくなってましたか。気をつけます。

お気に入りもたくさん、しかも短評つきで挙げてくださり感謝です。こういう風に選者以外の方がいろんな歌を評価してくださると、相対化できてすごく健全だと思います。
ありがとうございました!
>>[62]

コメントありがとうございます!

ひでさんにはここ何回かキビしめの感想を書いていると思うのですが、前向きに受け取っていただき、本当にありがとうございます。
今回の歌も、良いところから書き出せば、それで200字埋まるくらいだったとも思うのです。特に結句の最後を「かえる」で締めた点なんて、そこまでの漢字ひらがなのバランスとか含めてとても見事だったり。でも、ひでさんにならもっと凄いのを要求しても、とか考えてしまって。ちょっと甘え入ってます、申し訳ない。これからも、ひでさんらしい芯を喰った歌を期待しています。

お気に入りもありがとうでした。けっこう趣味が似てて、嬉しかったです。
>>[66]

コメントありがとうございます!
自分の理想とするワイガヤコメントのそのものみたいな、とてもまとまって読み応えのあるコメントで、とても嬉しいです。自分のの軽い解題があって、最優秀の歌への賛辞があって、お気に入りの歌とその読みがあって。この構成、すごく勉強になりました。即メモ。

はしるさんの歌のマ行音の音遊び、感想書いたあとで気づき、感想差し替えたくなるくらい悔やみました。「モ」から始まって「メ→マ→ミ→ム」と、各句の頭に一音ずつ。さらに歯車の「マ」と深山霧島の「マ×2」。こんなに頭韻脚韻重ねてくださったのに、見落とすとは一生モノの不覚です。多い情報量もこれなら納得。しかも、霧とはただのモノじゃなくて時間的な存在である、という洞察まで。すごかったです。滑り込みでこんなインパクトある歌をありがとうございました。

ナカノさんの最優秀の歌へは、永野芽郁さんのドラマ見ちゃうと、ホントそれに読めるんですよね。誤読だと思いますけど。自分、2回連続で誤読を根拠に最優秀選んでるかも。次は気をつけよう。

お気に入りのぼんぼりさんの歌への、霧雨の降る間は時間が止まっている、という読みも鋭さを感じました。

総じて、大変勉強になりました。ありがとうございました。
>>[9]
最優秀おめでとうございました!

目が醒めてしまった 指があの人のいまは霧中の表情に触れ

読むたびごとに読みが広がり世界が深まっていくお歌だと感じました。
私は最初、目が醒めた(以前のような想いがなくなった)人の事を追憶している歌のように読みました。
が、読みが変わり、今は本当の夢から醒めた歌のように感じています。
「目が醒めてしまった」は倒置法で、主体の指があの人(愛する人)の表情に触れた瞬間、夢から目が醒めてしまったのではないか。夢だったので目が醒めた今、その表情は「霧中」になってしまったのではないか。

二句途中で1字空ける事で眠りから目が醒めた事を表現し、その後が夢が醒める瞬間までの夢の記憶のような。
「手が」ではなく「指が」触れ、「頬に」ではなく「表情に」触れと表現されているところが質感を伴って感じられてたまらない表現です。
それとお題の「霧」をこんなふうに「霧中」という言葉で表現されたところはさすがだと思いました。

悔しいかな「君が心をくれたから」を観てなかったのでみんなの話に付いて行けず(笑)、是非観てみたいドラマが一つ増えました!
>>[45]
大変遅くなってからのコメント失礼しますあせあせ(飛び散る汗)
選歌、講評お疲れ様でした。

拙歌のppp、かわいいと言ってもらえてやったー!となりました。
(p´;Д;`)q←こういった顔文字の効果なのか、pを見ると手に見えてきます(笑)

>>ナカノさん
大変遅くなりましたが、最優秀おめでとうございます。
霧の大人っぽいしっとりした雰囲気を歌に詠み込むの難しいなあ、と感じていたところでのこのお歌!むらしんさんもおっしゃっていますがミステリアスな雰囲気を漂わせ、霧の魅力的な部分が出ているお歌だと感じました。

お気に入りのお歌です。
おこげさん…とても好きで、とくに「命をまぶす」というフレーズが心に残りました。素敵だなあ。
とみいえひろこさん…大人のお歌だなあ。静かな空気感に惹かれます。
ナカノさん…届きそうで届かない切なさがたまらないです。
@貴さん…情景がスッと浮かんできて、気持ちがとてもよくわかるお歌でした。
ジョズエさん…何度も推敲されていて、それに影響を受けてわたしも推敲しました。霧雨のポジティブなイメージを表現されていて素敵だと感じました。

すみません、長くなってしまいました(^-^;

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