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短歌点コミュの短歌点1120△お題「倒置法」

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むらしんさんのお題「信」からバトンを受け取りましたクンタ・キンテです。

次のお題は『倒置法』。
倒置法で置き換えられた最後の言葉。それはつまり遅れて登場してくるヒーローですね(大嘘)
今回はお題に使いづらい単語を選ぶことにより、短歌点の皆さまへの嫌がらせを行っております。
こんなレベルの低い些細な嫌がらせなど短歌点の皆さまにとっては大したことではないと思いますが、どうか付き合っていただけるとありがたく思います。

まぁ自分が体言止めと倒置法をごちゃごちゃに間違って認識してたので早急に本文を修正したんですけどね…
みんなも同じように意味を間違ってしまえ…
(器の小さい男なんです)

・注意事項として
このトピではトピ主からの評論はしない可能性が高いので、それが嫌であれば書きこまないほうが良いと思います。そのかわり早めに終わらせるつもりです。
予定としてら1月20日〜23日ぐらいで選歌までやるつもりですので、短歌はその前までに書きこみをお願いします。


倒置法だったら今日も最後まであなたが残る
そういうわたし


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。ただし、直近で既出のお題を避けてください。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください(例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)。
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。


※2012年4月17日一部改定(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。   管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。3番を4番に移動し、以下同じく番号を移動。  管理人:とみいえひろこ)
※2023年6月9日一部改定( ルール2番、「50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。」→「ただし、直近で既出のお題を避けてください。」に変更。  管理人:とみいえひろこ)

コメント(26)

自惚れを見透かされれば謙遜はくるしまぎれの倒置法なり
「食べたいな たこ焼き」深夜の息白く店の灯りへ倒置法から
倒置法の別れ話の冷静さ 燃やせるゴミってふっと思った
倒置法といふ魔法だ、ぬばたまのムーンウォークでうつろふ彼は。
襟元に刺さったままの隠されて書かれた別れ倒置法にて
倒置法みたいに今夜まで愛を句点の前で堰き止めて、君。
深き山分け入るごとく推敲を重ね孤独な倒置法われは
倒置法にて食べる林檎を泣きながら憐れみながら深くわたしを
明日の12時で締め切ります。
明日、もしくは明後日で選歌するつもりです。
素のままの言葉をかさねて辿りつく今は要らない、倒置法は
愛してる嫌がられても 倒置法効きすぎていて逃げられている
締め切りまーす。
ダゼットさんの短歌は締め切り時間後の書きこみなので
選歌の対象から外れますのでご了承ください。

今日中には選歌して次の人にバトンを渡すつもりです。
自分の選んだ最優秀はおこげさんの短歌です。

倒置法みたいに今夜まで愛を句点の前で堰き止めて、君。

次点にとみいえひろこさん。

倒置法にて食べる林檎を泣きながら憐れみながら深くわたしを


トピの回転率を上げるために短い期間に設定したなかで多数の投稿をありがとうございました。
おこげさん、次のお題をよろしくお願いします。
m(_ _)m
>>[20]

クンタ・キンテさん、選歌ありがとうございました。 最近作歌の調子がわるく、手応えを感じることから離れてた中の最優秀で励みになりますぴかぴか(新しい)

取り急ぎお礼とバトン受け取りのお返事まで。

お題、考えます!
>>[20]
選歌お疲れ様でした!
『倒置法』このお題はこの機会がなければ絶対に詠むことはなかったと思います。それだけに考えるのが楽しかったです。なかなかいいお題でしたね。

お気に入りは蜜柑さん、おこげさん、小竹陽さんでした。
>>[21]
最優秀おめでとうございます!
倒置法みたいに今夜まで愛を句点の前で堰き止めて、君。

このおこげさんの投稿歌が最も「倒置法」を重層的に詠み込んでいるように感じました。寄せては返す波のように。
いつまでか?今夜まで。
何処でか?句点の前で。
どうするのか?堰き止めて。
倒置法として最後に来る「君」はやはり「。」の前に、そして歌の最後に堰き止められています。
「君」の前に「、」を置くことで堰き止められた「君」がより一層際立つように感じました。
クンタ・キンテさん、選歌お疲れさまでした。

難しいお題でしたが、倒置法のかたちをしているモノのイメージをあれこれ探す作業は、なかなかに楽しめました。
今までそのイメージで見てこなかったそれらのモノが、今回を境に、新しい見方を付与され、新しい意味を与えられたような感覚を味わえました。


おこげさん
最優秀おめでとうございます。

■倒置法みたいに今夜まで愛を句点の前で堰き止めて、君。

厳密にはこれは倒置法でなく体言止めなんですが、「句点の前で堰き止めて」とあるので、この誤用も実は作意の範疇なんだろう、と読みました。
つまり、本来、倒置法にするなら「君」の後に助詞を持ってくる必要があるわけですが、そのわずか1,2文字すら煩わしいほど、(今夜この愛を、「君」を繋ぎ止めておきたい)という作中主体の熱い想いの表れなんじゃないかと。

だから「堰き止めて」なんですね。
「君」が愛とともにこの夜に紛れて行ってしまわないように。
「君」でトメて(助詞なんか要らない)逢瀬の終着点である「句点」の前で何とか食い止めたい。

これが「体言止めみたいに〜」だったら予定調和の「堰き止めて、君。」なんですが、前述のように、敢えて誤用したことで「〜、君。」が作中主体の抑えきれない想いの発露として、俄然活きた表現たり得てくるように映ります。

そういう意味で、「倒置法」という共通して難しいお題を、うまく料理されたなあと膝を打ちました。


お気に入りは後ほど。
以下お気に入りです。

■倒置法みたいに今夜まで愛を句点の前で堰き止めて、君。(おこげさん)

感想はおおよそ前述のとおりなんですが、一点誤読していたかもしれません。作中主体が「君」を繋ぎ止めたい歌ではなくて、作中主体が「君」に「堰き止めて」と呼びかけている。とすると、省略された助詞は「君 “よ”」でしょうか。もしかしたら、切なる思いが声にならない声として、省略させたのかもしれませんね。その愛惜が抒情的。美しい後朝の別れを予感させる前日譚が、平安時代の恋愛模様を現代に蘇らせたようで、激しさと儚さの狭間にある「愛」を物語っています。

■深き山分け入るごとく推敲を重ね孤独な倒置法われは(むらしんさん)

一読して、山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」という俳句が思い浮かびました。自らを見つめ直す流浪の旅の山中で詠まれたものと云われ、“無季自由律”という独自のスタイルを確立した山頭火。短歌や俳句に限ったことではないですが、ただひたすら(他でもない自分の)作品の推敲を重ねることは、自らを見つめ直す、たった一人の孤独な闘いなのかもしれません。ましてや推敲の道に正解があるわけもなく、これで本当に良いのか行きつ戻りつするもの。それを「孤独な倒置法」と表現されたのは言い得て妙で、これも歌詠みの性ながら、我がこととして大変共感いたしました。
・倒置法の別れ話の冷静さ 燃やせるゴミってふっと思った

このお歌が一番うまいと感じました。倒置法は強調する表現なのでどうしても重く
なりがちなのですが、結句の「ふっと思った」のかるい言い回しが絶妙で
倒置法の重さをうまく緩和しており、自然に読める歌となっていると思いました。

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