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短歌点コミュの短歌点1111△お題「麻」

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りなさんの1106△お題「ペットボトル」からバトンを受けとりました、ナカノフスキと申します。

1111とゾロ目の今回のお題は「麻」にしてみました。

・麻の肌ざわりくらいと評価して欲しくて生きている気がしてる

短歌点は息の長いコミュニティですね。凄いことだと思います。

なお、講評は気になった歌だけにさせていただくかもしれません。
それでもよろしければ、ご投稿いただけたら幸いです。


ルール

1:出題者が、お題を出します。
2:お題は、何でもありで面白そうなもの。
  50題以前に出されたものであれば、既出のお題でもOKです。
3:トピック本文に「前回の出題者名」「前回のお題ワード」を明記してください。
 (例:●●さんの「▲▲」というお題からバトンを受け取りました)
4:出題者じゃない人はお題を詠み込んだ短歌を書き込みます。(1人1首のみ)
5:一週間以後、出題者が(独断で)もっとも素晴らしいと思った短歌を1つ選び、その選出理由を書きこみます。
6:次のお題は、最優秀短歌をつくった人が出すことになります。
 (新トピックの番号は「自分が選ばれたトピック番号+5」)
7:その後は、みんなでワイワイ感想をかわします。

※2012年4月17日一部改定
(基本ルールに「特定の単語・文字列を指定してください。」を加筆。管理人:ツトム)
※2022年3月9日一部改定
( ルールの3番として以下加筆。「トピック本文に『前回の出題者名』『前回のお題ワード』を明記してください(例:●●さんの『▲▲』というお題からバトンを受け取りました)」。3番を4番に移動し、以下同じく番号を移動。管理人:とみいえひろこ)

コメント(60)

ふたり麻痺して引き擦った今日までの日々 心臓に触れて朝雨
涙腺に部分麻酔を打っておく今より強くならないために
告げる日の麻婆豆腐一人分味見はしない辛めに作る
麻シャツに息づく光ひとと会う約束ひとつ透過している
31日(火)終日で終了させていただきます!
それまでどうぞよろしくお願いしますmm
押入れで大麻そだてている友の部屋で話した五年後のこと
〆ます!選歌は週末させていただきますmm
・けばだった麻の繊維を撫で下ろし手につくけばをほこりにおもう

埃と誇りどちらを取るか迷いましたが、
どちらで取るにせよ、ピンとくる解釈が見つからず、どちらとも選べてません。
その人の気持が動いた瞬間などが書いてある作品が好きなので、
ちょっと自分の趣向とは違う感じでした。
・ままならぬ思いはいいね朝まではなかったシワがいいね麻シャツ

麻シャツの自然に残るシワと、
自分の自然に湧いた思いとの類似性に気づいた話と受け取りました
自然さは麻の良い部分と思うので、
素直にそこから着想を広げた感じは、良い部分だなと思えました
「いいね」が並んだ構成は、歌の広がりを阻害している方向のように感じました。
(リズムはでるけど、そのリズムが通俗的に感じたこともあり)
麻の葉の模様に包まれ下駄を履く小千谷縮を母から継ぎぬ

小千谷縮(おぢやちぢみ)という名称は色気があっていいですね。
風景がたんたんと描かれているだけですが、それがいい場面なので、
素直に良いなと思えました。

麻の葉の模様と聞いて物騒な絵面を思い描きましたが、
画像検索したら清潔感のある、いなせなデザインが出てきたので
そこも楽しめました。
・谷戸のおく野生を見つけ通った日•••麻天牛が欲しかっただけ

こちらも素直なできごと/感情を表した歌のように感じました。
麻天牛=アサカミキリがいい道具建てですね。
こどもの無邪気な執着心には、それだけで詩情があるように思いました。
・麻シャツの裾孕ませて休日の仙川商店街すり抜けてゆく

これも写実系の歌のように思いました。
日記的な平易な表現は嫌いじゃないのですが、
前の2作より感情の起点が分かりづらいと感じましたね。

仙川商店街に特別な思いや由来があるのか、
そうでないと、詩として成立しないような、
最後まで真意が汲み取れてないような感覚が残りました。
・あの日僕が見捨てた君が好きだった麻辣顔は二度と買えない

面白い歌だと思いました。前半の強い言葉でひるんで警戒しましたが、
後半の自省を思わせるニュアンスで、それを吸収している感じがあって、
その危ういバランスが詩らしいなと。

麻辣顔がいいですね。このワンワードだけで異国情緒が広がって
グッと物語性が増してるように思います。
個人的に幼少期、親の赴任が終わって中華圏から別の場所に引っ越す
直前のできごとのような場面を想像したりしました。

ただ「僕が見捨てた君が好きだった」←ここから感じる傲慢さは
ここまで書いた好感を超えて、嫌だなと思う気持ちを拭えなくさせていて、
素直に良いと言えないなとも思えています。

だからこそ面白いとも思うのだけど、うーん。
・高速はゆっくり君を麻痺させて青空の下の錆びた信号

ドライブデートの歌でしょうか。そんなワードが一つもないのに
恋の歌のように思えましたが、ここの推察難しいですね。

そのついでに言うと、この「君」は、作中主体が
自分自身を客観視している表現のようにも感じました。

さらについでに言うと、高速道路で信号を凝視してるのも不思議で、
ここは最後まで解せませんでした。

疑問を書き連ねましたけど、嫌な感じはなく、世界はスッと入ってきていて
それは良い詩の条件を越えているように思えています。

最初、信号や錆というワードから庵野秀明の絵が浮かびましたが、
じっと読み込んでいくと鈴木 英人っぽい絵柄が浮かび上がってきまして、
その体験も面白かったです。
・麻の葉をハナビと言ったふらんすの彼女が帰り日本秋めく

麻の葉の模様と聞いて物騒な絵面を思い描きましたが(2回目)
普通に考えると(着物などに使う)柄のことなんでしょうね。

海外の友人を日本で接待したときの話として受け取ると、
非常にわかりやすくて、良い場面を切り取られたなあと感じることができました。

「日本秋めく」が詩にしては巨視的でないかという疑問が浮かびましたが、
この歌に関しては、ふらんすとの対比が主題なので、必然性があるようにも思え、
素直に言葉を選ばれたのだろうなという感想に落ち着きました。
・明日もまた元気に遊べやんちゃっ子麻の葉柄の甚平撫でる

親の子に対する素直な気持ちが書かれていて、良いなと思いました。
麻には丈夫な植物の象徴性があり、子の成長もそうあれと願いを託す……
みたいな読みをさせていただきました。

たいへん共感値の高い歌と思いましたが、それだけに通俗性も帯びていて、
贅沢ですがそれが気になりました。

ただ、これだけ素直な気持ちを前にすると、エンタメ的に優れた詩をひねり出すことに
どれだけの意味があるだろうとか考えちゃいますね。

そういう意味で強い作品だなとそう思えています。
・僕たちは宇宙の速度に麻痺をして改札口に目を落とすもの

語感や、面白い言葉が並んでいるところ、意味を捉えづらい放り出された感覚など
とても好みの要素がある歌だなと思いました。

「僕たちは宇宙の速度に麻痺をして」これは、そもそも我々は宇宙の速度を意識できないので、
単に「日常」を営んでいることを意味していると読みました。

その上の「改札口に目を落とすもの」ですが、これもsuicaを使うなど
通常、改札口には目を落とすので、「日常」の行動のように思えました。

どちらも日常と思うと、字面から感じたワクワク感がしぼんで行き、
それ以外の読みもできなかったので、ちょっと残念なところで着地しています。

あとほんの少し、日常に潜むワンダーを感じられたら
とても好きな作品になったと思うのですが……
・亜麻色とバニラの匂い古本の頁のなかで時間はみちる

古本の独特の匂いを、バニラに喩えた文を読んだのは初めてかもしれません。
パッと共感できたわけではないですが、今度古本屋に言って嗅いでみようと
行動したい欲が喚起され、それがいいなと思いました。

見た目や匂いから本を読む時間の幸せを表したところも、
ポッといろんな感覚器が刺激されて繋がる感があっていいですね。

新鮮さも共感もあり、好きな作品だなと思いました。
・ふたり麻痺して引き擦った今日までの日々 心臓に触れて朝雨

かなり意図的に、短歌の定形リズムを崩した歌だなというのが最初の感想でした。

文字数は定形内で収めつつ、言葉にある内在的なリズムで読むと
75757とか75784として読むのが普通で、
57577で読むととたんにたどたどしい雰囲気を漂う文章になっているところから
そのような感想が生まれました。

最初に書いた通り、これはたぶん意図的なものだと思うんですね。
(徹底的に崩してるので)
内容を含めて考えると、青春期の避けられない衝突や上手く行かなさを
それで表現されようとしているのかなと推察しました。

自分は作為的な作品が好きなので、こういう試みは好きですね。
ただ、めちゃくちゃ気持ちを持ってかれたとか、そういうことはなく、
ずっと冷静に読めちゃう寂しさがあったりしました。

こういう歌は、概念だけじゃなく実際の痛みが書けてると良いんだけどなあというのが
漠然と欲求として生まれまして、それが寂しさの根っこかなと思った次第です。
・涙腺に部分麻酔を打っておく今より強くならないために

リズムが良く、とても読みやすく、意味も取りやすい歌ですね。
また、弱さの肯定はとても今日日的なテーマで、
受け取り易い人がたくさん居そうなところもあって
いろいろな確度から見ても、隙がない作品と思いました。

短歌(和歌)は1000年を超えて歌い継がれているという実績もあるし、
時事的な歌を詠むというのには、
少なくない意味があるんじゃないかと自分は思っていまして、
そういう意味でもこの歌は意義のある歌なんじゃないかと思ったりしました。

最近も宇野なずきさんのこの歌とか好きでしたね。
・僕だけがインターネットの亡霊で他のみんなは居酒屋にいる

ご提出いただいた歌は、この歌に並んでいてもおかしくないような
雰囲気のある歌と思いました。
・告げる日の麻婆豆腐一人分味見はしない辛めに作る

あーこの歌好きですね。好きなところ挙げておきます。
・麻婆豆腐という詩っぽくない素材から詩情を引きずり出している
・徹底的に普段遣いの言葉で書かれていて崩していない
・「告げる日」という甘そうな入りから「辛さ」に転移していく意外性
・「味見はしない」というギャンブル性を忍ばせている所
(最終的な気持ちが確定していないという、ニュアンスの持たせ方)
・料理で自分の気持ちにキックを掛けようという行為への共感性

よいところがたくさんあって、本当にいい詩だなあと思いました。
・麻シャツに息づく光ひとと会う約束ひとつ透過している

これも好きな歌ですね。過不足のない表現というか、
完成度が高くて喋ることがなくなる感じがありました。

贅沢を言えば、もう少し苦味みたいな成分があると
趣味的にさらに好きではあるんですが、
それでこの歌が崩れるのは、まったく本意ではなく……

美しい文字列は美しいままで居てほしいという気持ちが勝りました。
・押入れで大麻そだてている友の部屋で話した五年後のこと

これも好きな歌ですね。
物騒な方の麻の葉が出てきて、それが特徴だと思うのですが、
全体のトーンには妙な明るさがあって、
そこがとてもおもしろかったです。

自分は酩酊や薬物のトリップに、それほど良い印象を持つ人間ではないのですが、
中島らもさんが好きで、氏の半自殺のような酩酊薬物遍歴には
氏の本質がある気がして、そういう本はどれも興味深く読めたという経験があります。

この歌は、その読書時に覚えた感覚があるような気がしまして、
不思議と懐かしい気持ちを喚起させられました。

読みやすいところもとても良いですね。ご投稿ありがとうございました。
選歌ですが、最優秀はぼんぼりさんのこちらでお願いします。

・告げる日の麻婆豆腐一人分味見はしない辛めに作る

次点はダゼットさんのこちらでお願いします。

・押入れで大麻そだてている友の部屋で話した五年後のこと


今回の投稿歌どれも面白く読めました。
皆様ご投稿本当にありがとうございました。

自分からは以上です。
>>[48]
選歌、講評お疲れ様でした!
講評が無駄なところがなくスムーズに読み進められて気持ちいいものでした。
拙歌にも講評をありがとうございます。
この歌については詳しいことを言わないでおきます…

>>ぼんぼりさん
最優秀おめでとうございます!
切れのいい後味がクセになり、何度も読みたくなるお歌でした。


お気に入りのお歌…
・ままならぬ思いはいいね朝まではなかったシワがいいね麻シャツ
"麻"のいいところが存分に引き出されたお歌で、"ね"の後押しもおまじないのように感じられて好きなお歌でした。

・僕たちは宇宙の速度に麻痺をして改札口に目を落とすもの
諦めのような淋しさが漂っていて、でもまだ夢を諦めていない光を感じられて好きでした。

・ふたり麻痺して引き擦った今日までの日々 心臓に触れて朝雨
"ふたり麻痺して引き擦った今日までの日々"が好きで、飲み込まれました。









ナカノさん、選歌、歌評、ありがとうございました。お疲れさまでした。その歌のどこがいいのか、足りないのか、わかりやすくおもしろく読解して下さり、これ、読むだけでみんな短歌スキル上がるんじゃないかしら、とありがたく読みました。

麻というお題をもらわなかったら、母の小千谷縮は歌にならなかったかも知れず、そこも大変感謝しています。
みなさん、とってもステキでした。
>>[12]
歌会によっては詠み人に歌の意味や、なりたちを聴くところもあり、ジョズエさんに質問です。答えたくなかったらかまいません。

ナカノフスキさん同様、わたしもこのお歌のドラマが気になって。
主体は君を裏切り見捨てたから、きみの好きな麻辣顔というお菓子は買えない。買わない。

という物語かな、とは思うのですが、。
麻辣顔の具体がとてもおもしろく、ただ「二度と」と意志に係る言葉のあとに「買えない」と来るので、そこも、少し捻じれて、わかりづらいのかなと。
あと上句の関係性の説明が、かえってわかりづらくて、「見捨てる」にはたくさんの関係性が想定出来てしまい、具体がさっぱり見えない。

えっと、わたしがこのコメントをしたのは、ずっと前に、ジョズエさんの歌で、すごくいい!だけど、ここが、惜しい。どうしてこの言葉を選んだのだろう、とても気になったお歌がありました。ただ、ワイガヤでコメントするのが今もそうですが、わたしには、ためらいがあって、その時は飲み込んでしまいました。ずっと、後悔、していて。
以上、作者様に質問!コーナーでした。
>>[51]

こんにちは!

この度は、拙歌を気にかけてくださり、ご質問まで頂いてありがとうございます!
まだまだ言葉選びも拙く、あまり自信がなかった歌ですが、過去に直接「見捨てた」わけではないけど、助けられなかった人がいて、その人の事を忘れられなかったので歌にしました。
昔、仕事の研修所で厳しい研修を受けていた時に体を壊して授業に遅れがちだった同僚がいたのですが、私も含めてみんな自分に必死で少しでもフォローをできなかったことがありまして、結局その子は辞めていったのですが、まだ研修が始まったばかりの時にその子と買い物に行った時に、麻辣顔が好きだと言って買っていたことが忘れられず、今だに麻辣顔を見る度に罪悪感が蘇り、心がキュッとなるので、この度のナカノさんのお題を見た時に、真っ先に麻辣顔が浮かんだ次第でした。

うまい言葉が出て来ずに、「見捨てた」という言葉を使ってしまい、ナカノさんにもご指摘いただいたように確かに傲慢な表現だったなと反省しています。もっといい言葉はなかったかなと模索しています。
もし、何かいい言葉がありましたら、厚かましいですが、りりる♪さんにご教授頂けたらありがたいです。
また、「具体がさっぱり見えない。」など、貴重なご指摘もありがとうございました。短歌というものをまだまだわかっていないため、このようなご指摘を頂けると本当にありがたいです。
この歌をもう一度練り直して、またこれから作る歌もしっかり考えながら練っていきたいです。

また、以前の拙歌を気にかけて頂いていたとの事も、とてもうれしいです!
しかし、語彙力などが不足しているためにバシッとハマる言葉がなかなか出てこずにいます。もっと精進しなきゃなと反省しきりですあせあせ(飛び散る汗)

りりる♪さんのお歌は、これまた私の拙い語彙力での表現であるためお気に障ったら大変申し訳ないのですが、優しくて、心にすっと沁み渡る事が多いです。
こんなお歌が詠めたらなあ、いつもそう思わせて頂いています。
今回のお歌も、主体と「母」との関係性は温かいものだったのかなと感じ、とても心に沁みました。

私の歌は下手っぴな歌ばかりですが、りりる♪さんのお心に少しでも留めて頂けたと知り、最近特に短歌への諦めが強かった気持ちが少しほぐれました。
本当にありがとうございました!
>>[52]
お返事ありがとうございます。お話しを聴かせていただいて、まず思ったのは、何首かの連作にして、ひとつひとつを丁寧に歌にさせると、良いのかな、と思いました。
それだけのドラマと葛藤や愛しさ、情報量があるので。
わたしだったら
連作「麻辣顔」
金糸雀のようなきみでしたわたしたち満ちる毒ガスのなか
生き残ることが全てで傾いたきみの身体そっと押しやる

とかなんとか、
で最後に
好きなのと打ち明けてきみが笑うから二度と買えない麻辣顔は

これは定型にも、はまってないし、あくまで、イメージモデルですが、参考になれば…。(⁠・⁠∀⁠・⁠)
ジョズエさんは斎藤茂吉とか短歌のクラシカルな歌い方の技量はすでに持っておられるので、自信を持って下さいね。あと、必ず、リアリティがあって、そこが読者を引き付けて止まない個性かと。
 りりる 感謝をこめて。

>>[53]

こちらこそ、ありがとうございます。
連作ですか!不勉強な短歌の未熟者ですので、連作とは思いも寄りませんでした。
でも、自分が作るだけ、読むだけとしたら、連作に取り組んでみるのも楽しそうだなと思いました。ありがとうございます。

りりる♪さんにご提案いただいたお歌ですが、「金糸雀のようなきみ」、「毒ガスの中」などのとても文学的な表現な上に、またそこにりりる♪さんがご自分で体験されたかのようなリアリティを感じ、とても痺れました。
また、「傾いたきみの身体そっと押しやる」という表現は、おかしな言い方ですが、生々しく罪悪感が蘇ってきて、心にすごく響きました。
そして、最後のお歌ですが、私が作った歌よりずっと寂しさや自分の心に刺さったものへの感情が深く伝わってくるようで、さすがりりる♪さんだなあと思いました。
とても貴重なご教授を頂いてありがとうございました!

斎藤茂吉とは、畏れ多くてとんでもないですが、自分の体験や身近な人の感情しか歌にできないものですから、自分の中にそれだけしかないものではありますが、そのリアリティの部分にお心を留めて頂けて、本当にうれしいです。

こちらこそ、大変感謝です。
本当にありがとうございました!
>>[36]

ご講評、選歌をありがとうございました!
本当に、ナカノさんの短歌への深い造詣や小気味よい感想を交えてなされるご講評に、とても惹かれました。

また、拙歌へのご講評もありがとうございました!
面白いというお言葉もうれしかったですし、「僕が見捨てた君が好きだった」という表現への傲慢さを感じられたというお言葉もとてもありがたかったです。
私も、「見捨てた」の部分を何とか別の表現にできないかと悩んだけどうまくできないまま投稿させて頂いてしまっていたので、そこへのご講評をお聞かせ頂けてありがたかったです。
ここは、要再考です。
本当にありがとうございました!


また、私のお気に入りのお歌は、ひでさんの、

亜麻色とバニラの匂い古本の頁のなかで時間はみちる

でした。

ひでさんのお歌は、読ませて頂くととても様々な感覚が呼び起こされることが多くて、このお歌でも、視覚、嗅覚、触覚が刺激され、とても惹かれたお歌でした。
素晴らしいお歌をありがとうございました!
マジもんのコミュ障なので、いつもはワイワイ参加してないのですが、
りりる♪さんとジョズエさんに、講評を過分に評価をいただいた点が気になったので、
一つだけ発言させてください。

自分の講評の自己認識は、
知識才能が欠如した趣味の狭い人間が独善的に下す
読むに耐えないテキスト群であるというものです。

幸い短歌点はルール的にそれを許容してくれているので、
それに甘えて参加させていただいています。

ただ、別け隔てなく正直に書こうとは思っているので、
その前提でご参考いただけると大変ありがたいです。

どうぞよろしくお願いします。
>>[48]

選歌・ご講評、お疲れ様でした。
すでにご自身の講評に対して自己評価されておられますが、私は ナカノさんのご講評がとても好きです(学ばせてもらってます)。
それぞれの投稿歌に対してご自身がどう感じたのか?
それを正直に述べられているのでストレートに入ってきます。投稿歌に対して自分が「好き」かどうかをものさしとして貫いておられるところもとても心地よかったです。
素敵なご講評を読ませていただき、ありがとうございました。
>>[25]
最優秀おめでとうございました!

告げる日の麻婆豆腐一人分味見はしない辛めに作る

私は三句目からに特に惹かれました。
「一人分」で自分だけに対する勝負メシ。
「味見はしない」潔さ。勝負に出る前の意気込み。
「辛めに作る」で自分に気合を入れるような。
「よしっ!いざ行かん」のような感じが出ていてとても引き込まれました。
素敵なお歌をありがとうございました!
お気に入りは
コアランさん、りなさん、ぼんぼりさんでした。
ナカノさん、講評、選歌お疲れさまでした。
そして最優秀ありがとうございました!

お気に召していただき嬉しいです。
ひでさんもありがとうございます。

やはり自分への勝負飯に見えますよね。
言葉を削って整えたらそういう歌になりましたが、出発点は別れを切り出すパートナーへの最後の晩餐でした。
練り練りしているうちに違う景色が見えてきたので、こういうのもありかなぁと。
もっと最初に立ち返ると、「麻」から麻婆豆腐は詩にならんかなーという思いもあったので、そこを拾ってもらえてて嬉しかったです☆

私が好きだったのは、

クンタ・キンテさん
僕たちは宇宙の速度に麻痺をして改札口に目を落とすもの

むらしんさん
涙腺に部分麻酔を打っておく今より強くならないために

@貴さん
麻シャツに息づく光ひとと会う約束ひとつ透過している

でした☆

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