三代目藤間勘右衛門／初代勘斎(昭和十二〜)
／七代目松本幸四郎（本名：藤間金太郎）
明治三年、三重県員弁郡大長村の秦専治の三男として生まれた。
当時の名前は秦豊吉。
父に二号さんが出来たため母が連れて上京し、
京橋で虎屋という菓子屋を経営。
縁あって、五歳の時に二代目藤間勘右衛門（初代勘翁）の養子となり、
藤間金太郎と改名した。
最初の芸名は養祖父の名跡をもらい市川金太郎、
次に染五郎、高麗蔵、幸四郎と襲名していった。
三十九才にして結婚。
妻すえは青木吉順という士族の娘。
勘翁に踊りを習いに来ていた所、勘右衛門に見初められた。
十九で嫁ぎ二十九で亡くなっている。
二人の間には、治男（十一代市川団十郎）、順次郎（八代目松本幸四郎）、
豊（二代目尾上松緑）、弘子、浜子の五人。
尚、すえの姉、照子は二代目今藤長十郎に嫁いでいる。
その後、後妻を三人めとった。
大正二年頃には、現在の明治座近くに二百坪ほどの家があった。
住所は東京市日本橋区浜町二丁目十一番地。
義父、勘右衛門夫婦、兄弟五人、使用人五人の十三人で住んでいた。
この頃の明治座は久松町にあり、関東大震災で藤間勘右衛門一家が
大阪へ逃げた後に、現在の場所に明治座が建った。
一年半後に東京に戻ったが、赤坂伝馬町で借家住まい。
最後の弁慶は1946(昭和二十一)年東劇での舞台。
最後の舞台は1948（昭和二十三）年演舞場での大岡越前守（天一坊）
1949（昭和二十四）年一月二七日に七九才で亡くなる。
参考資料：「役者の子は役者」尾上松緑・日本経済新聞社1976(S51)年出版
／七代目松本幸四郎（本名：藤間金太郎）
明治三年、三重県員弁郡大長村の秦専治の三男として生まれた。
当時の名前は秦豊吉。
父に二号さんが出来たため母が連れて上京し、
京橋で虎屋という菓子屋を経営。
縁あって、五歳の時に二代目藤間勘右衛門（初代勘翁）の養子となり、
藤間金太郎と改名した。
最初の芸名は養祖父の名跡をもらい市川金太郎、
次に染五郎、高麗蔵、幸四郎と襲名していった。
三十九才にして結婚。
妻すえは青木吉順という士族の娘。
勘翁に踊りを習いに来ていた所、勘右衛門に見初められた。
十九で嫁ぎ二十九で亡くなっている。
二人の間には、治男（十一代市川団十郎）、順次郎（八代目松本幸四郎）、
豊（二代目尾上松緑）、弘子、浜子の五人。
尚、すえの姉、照子は二代目今藤長十郎に嫁いでいる。
その後、後妻を三人めとった。
大正二年頃には、現在の明治座近くに二百坪ほどの家があった。
住所は東京市日本橋区浜町二丁目十一番地。
義父、勘右衛門夫婦、兄弟五人、使用人五人の十三人で住んでいた。
この頃の明治座は久松町にあり、関東大震災で藤間勘右衛門一家が
大阪へ逃げた後に、現在の場所に明治座が建った。
一年半後に東京に戻ったが、赤坂伝馬町で借家住まい。
最後の弁慶は1946(昭和二十一)年東劇での舞台。
最後の舞台は1948（昭和二十三）年演舞場での大岡越前守（天一坊）
1949（昭和二十四）年一月二七日に七九才で亡くなる。
参考資料：「役者の子は役者」尾上松緑・日本経済新聞社1976(S51)年出版
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コメント(13)
父・七代目松本幸四郎（「役者の子は役者」二代目尾上松緑より）
父幸四郎は、役者としては常識人だったと思う。
第一に、人に迷惑をかけることを非常にきらった人である。
それだけに人によく気を使っていた。私が世話になった六代目（菊五郎）、
中の兄が世話になった播磨屋、上の兄の養子先の市川宗家には特に遠慮し、
早くから自分の手許から放した私たち兄弟にさえ気を使っていた。
私は十六歳から六代目に預けられたため、こと芸に関しては百パーセント
六代目から教わり、父に教わったことはほとんどない。
だから芸の話になると、つい六代目の話ばかりになってしまう。
父が人に気を使ういい例として、こんなことがある。東劇の稽古場は
六階にあるが、稽古を終わって二階の楽屋へいこうとエレベーターの前へ
立っていても、なかなかエレベーターが上がってこない時など
「ああ、エレベーターも忙しくて気の毒だ」
といって歩いて下りてしまう。
人の出入りが激しく、六階まで呼ぶのは気の毒というわけで、
他の人の迷惑を気にするのはわかるとしても、エレベーターにまで
気を使うのは少々度を越している。
三十代や四十代の人なら歩くのはなんでもないだろうが、
七十を越したころでも杖をつきながら階段を下りていくのだ。
人に気を使うのと同時に、物を大切にする人だった。二、三例をあげると、
病気になって医者から薬をもらうと、その袋を捨てずにとっておいていた。
そしてその袋を丹念に花模様に切って、自分の机のガラスの下に敷いたり
していた。外国たばこの空き箱もとっておき、そのオビをチビた筆を
よく洗ってその根本に巻き付け、眉毛筆の代用にしていたのを見たことがある。
戦前にはよく楽屋へ行商人が出入りしていた。白系ロシア人の古着屋、
朝鮮人参屋、万年筆屋、香水屋、華僑のじゅうたん屋、その他食べ物屋などが
大勢出入りしていたが、彼らのお目当てはみんな父だった。
父は人のいいところがあって、ちょっと珍しいものをすすめられると
すぐ買ってしまう。だから、万年筆やじゅうたんをたくさん持っていた。
万年筆はともかく、じゅうたん（絵をかく時に使うじゅうたん）など、
二枚もあればいいものを、くるたびに買うから十数枚も家にしまい込んであった。
「そんなに買う必要はないでしょう」
というと
「せっかくおれを目当てに売りにくるんだから、買わないと気の毒だ」
というのだ。買ったじゅうたんは使いもせずに押入れにしまい込んでいるから、
結局は虫の餌食になるのが関の山だ。ある時そのじゅうたんの一枚を私が
友人に貸してやった。このことが父に知れ、叱られたことがある。
「お前はじゅうたんを友達に貸したそうだが、どうしてそんなことをするんだ」
「貸すぐらいいいじゃありませんか。別に減りゃしません」
買ったものは何もかも自分の手許において、人にやったり貸したりするのが
イヤなのだ。ある時、父が着古したバーバリーをもらった。だいぶくたびれて
いたものを私がまた二、三年着たので、ヨレヨレになってしまった。それを
映画へ行った市川男女之助君にプレゼントしたところ、またもや父に知れた。
「なぜ人にやったのだ」
「だってあれはぼくにくれたんでしょう。もらったらぼくのものです。
ぼくのものならどうしようと勝手でしょう」
いい争いになってしまったが、父は
「あれはやったのではない。お前に貸したのだ」
といってきかないのにはあきれた。そんなわけで父は物を大事にするあまり、
物に対する執着は人並みはずれたところがあった。私が中国から召集解除に
なって帰国した時、チェンメンとかルビークインという珍しいたばこを
みやげに持って帰り、私は吸わないので父に進呈すると、
たいへんにありがたがって戸棚へしまい込み、一本も吸わずにカビが生えて
しまったことがある。
（続く）
父幸四郎は、役者としては常識人だったと思う。
第一に、人に迷惑をかけることを非常にきらった人である。
それだけに人によく気を使っていた。私が世話になった六代目（菊五郎）、
中の兄が世話になった播磨屋、上の兄の養子先の市川宗家には特に遠慮し、
早くから自分の手許から放した私たち兄弟にさえ気を使っていた。
私は十六歳から六代目に預けられたため、こと芸に関しては百パーセント
六代目から教わり、父に教わったことはほとんどない。
だから芸の話になると、つい六代目の話ばかりになってしまう。
父が人に気を使ういい例として、こんなことがある。東劇の稽古場は
六階にあるが、稽古を終わって二階の楽屋へいこうとエレベーターの前へ
立っていても、なかなかエレベーターが上がってこない時など
「ああ、エレベーターも忙しくて気の毒だ」
といって歩いて下りてしまう。
人の出入りが激しく、六階まで呼ぶのは気の毒というわけで、
他の人の迷惑を気にするのはわかるとしても、エレベーターにまで
気を使うのは少々度を越している。
三十代や四十代の人なら歩くのはなんでもないだろうが、
七十を越したころでも杖をつきながら階段を下りていくのだ。
人に気を使うのと同時に、物を大切にする人だった。二、三例をあげると、
病気になって医者から薬をもらうと、その袋を捨てずにとっておいていた。
そしてその袋を丹念に花模様に切って、自分の机のガラスの下に敷いたり
していた。外国たばこの空き箱もとっておき、そのオビをチビた筆を
よく洗ってその根本に巻き付け、眉毛筆の代用にしていたのを見たことがある。
戦前にはよく楽屋へ行商人が出入りしていた。白系ロシア人の古着屋、
朝鮮人参屋、万年筆屋、香水屋、華僑のじゅうたん屋、その他食べ物屋などが
大勢出入りしていたが、彼らのお目当てはみんな父だった。
父は人のいいところがあって、ちょっと珍しいものをすすめられると
すぐ買ってしまう。だから、万年筆やじゅうたんをたくさん持っていた。
万年筆はともかく、じゅうたん（絵をかく時に使うじゅうたん）など、
二枚もあればいいものを、くるたびに買うから十数枚も家にしまい込んであった。
「そんなに買う必要はないでしょう」
というと
「せっかくおれを目当てに売りにくるんだから、買わないと気の毒だ」
というのだ。買ったじゅうたんは使いもせずに押入れにしまい込んでいるから、
結局は虫の餌食になるのが関の山だ。ある時そのじゅうたんの一枚を私が
友人に貸してやった。このことが父に知れ、叱られたことがある。
「お前はじゅうたんを友達に貸したそうだが、どうしてそんなことをするんだ」
「貸すぐらいいいじゃありませんか。別に減りゃしません」
買ったものは何もかも自分の手許において、人にやったり貸したりするのが
イヤなのだ。ある時、父が着古したバーバリーをもらった。だいぶくたびれて
いたものを私がまた二、三年着たので、ヨレヨレになってしまった。それを
映画へ行った市川男女之助君にプレゼントしたところ、またもや父に知れた。
「なぜ人にやったのだ」
「だってあれはぼくにくれたんでしょう。もらったらぼくのものです。
ぼくのものならどうしようと勝手でしょう」
いい争いになってしまったが、父は
「あれはやったのではない。お前に貸したのだ」
といってきかないのにはあきれた。そんなわけで父は物を大事にするあまり、
物に対する執着は人並みはずれたところがあった。私が中国から召集解除に
なって帰国した時、チェンメンとかルビークインという珍しいたばこを
みやげに持って帰り、私は吸わないので父に進呈すると、
たいへんにありがたがって戸棚へしまい込み、一本も吸わずにカビが生えて
しまったことがある。
（続く）
【続き】父・七代目松本幸四郎（「役者の子は役者」二代目尾上松緑より）
戦後になると進駐軍の将校からチョコレートをもらい、これも食べないうちに
ドロドロにとけてしまったという、喜劇じみたこともある。このように
父が物にこだわったのは、若くして祖父の養子になったころ貧乏だったから
ではないかと思う。子供のころ、父に連れられて浅草花川戸の祖父の家の跡を
見にいったことがあるが、たいへんなあばら家だったことを思い出す。
それでは父は金銭にたいしてもケチだったかというと、決してそうではなかった。
金放れは実によく、小づかいはいくらでもくれた。第一回の召集で満州へいく時、
父は京都南座へ出演していて京都駅へかけつけてくれた。その時父は五十銭銀貨を
一包みにして三百円ほどくれた。どうして五十銭玉でくれるのかと聞くと、
「支那は銀を大切にする国だから、これを持っていくと役に立つ」
といっていたが、なるほど向こうではずいぶん役に立った。あの時は親は
ありがたいものだと思った。満州にしばらくいる間、私は時計をこわしてしまったので
送ってくれるように父に手紙を出した。父は時計をたくさん持っているので、そのうちの
どれかを送ってくれるものと思っていたところ、一ヶ月ほどして小包が到着し、
ほどいてみると新品だった。やはり自分が買ったものを手放すのがイヤで、わざわざ
新しく買って送ってくれたのだ。
若いころ私はレコード気ちがいで、ポータブルを持っていたが、
父はこれが気に入ったらしく
「お前のポータブルを売ってくれ、いくらで買った」
というので
「五十円です」
と正直にいうと、それでは八十円で買ってやるといって八十円くれたので、私はまた
五十円で新品を買った。こんなわけで、金放れはまことによろしいが、”物品ケチ”は
はなはだしかった。
父は昭和二十四年一月二十七日になくなった。二十七日はちょうど劇場の休みの日であり、
その日に通夜があり、葬儀は翌日に東劇で行った。芝居は休み、天気もよく、最後まで
人さまにあまり迷惑をかけずに万端無事にすんだのは、いかにも父らしい死に方だった。
父のそういう性格はある程度舞台にも反映していた。父はせりふにクセがあり、声色屋が
マネをするにはもってこいだった。それと、必要以上に思い入れが濃厚だったのも
御存知のとおりだ。あれは結局、お客さまに気を使う親切心からきているのだろうと思う。
ここでもっと大きな声で調子を張らないと見物にわからないのではないか、ここでもっと
目を開いてたっぷり思い入れをしないと、この役の心境がわからないのではないか、
という親切心からああいうオーバーな演技になるのだと思う。
「忠臣蔵四段目、城明渡し」の由良之助はせりふが少ないので、特にたっぷり思い入れを
しないと気がすまなかったらしい。しかしお客にすれば、あのへんの由良之助の心境は
十分理解しているはずだ。それをことさらに濃厚に芝居するから、くどく感じられ、
劇評家から攻撃されたものだが、父にすればサービスのつもりだったのだろう。
「勧進帳」の弁慶その他の当たり役にもそういうところがあったと思うが、「茨木」の
渡辺綱はそういうクセがかえって生きていた。単純にして善良な豪傑で、いかにも
鬼にだまされそうな人物になっていた。「奥田屋」の毛剃九右衛門もそうだ。元船の
汐見の見得は立派だったし、奥田屋ではいままでいばりくさっていたかと思うと、
捕手がきたといってオドオドしたり、おおらかなムードが独特だった。
親切心でもう一つ思い出すのは、父の踊りは弁慶にしても大森彦七にしても、
とにかく陶然と踊っていた。これもお客へのサービスで、踊っていて顔に八の字
をよせたり、むずかしい顔をするなというわけだ。お客は楽しみにきているのだから、
自分も陶然と踊ってお客の心も陶然とさせなければいけないという気持ちからなのだ。
だから父の踊りは決してむずかしい顔はせず、むしろ眉を上げて明るい表情を
する場合が多い。私も父の子で、よく眉を上げて踊っていることが自分でもわかる。
戦後になると進駐軍の将校からチョコレートをもらい、これも食べないうちに
ドロドロにとけてしまったという、喜劇じみたこともある。このように
父が物にこだわったのは、若くして祖父の養子になったころ貧乏だったから
ではないかと思う。子供のころ、父に連れられて浅草花川戸の祖父の家の跡を
見にいったことがあるが、たいへんなあばら家だったことを思い出す。
それでは父は金銭にたいしてもケチだったかというと、決してそうではなかった。
金放れは実によく、小づかいはいくらでもくれた。第一回の召集で満州へいく時、
父は京都南座へ出演していて京都駅へかけつけてくれた。その時父は五十銭銀貨を
一包みにして三百円ほどくれた。どうして五十銭玉でくれるのかと聞くと、
「支那は銀を大切にする国だから、これを持っていくと役に立つ」
といっていたが、なるほど向こうではずいぶん役に立った。あの時は親は
ありがたいものだと思った。満州にしばらくいる間、私は時計をこわしてしまったので
送ってくれるように父に手紙を出した。父は時計をたくさん持っているので、そのうちの
どれかを送ってくれるものと思っていたところ、一ヶ月ほどして小包が到着し、
ほどいてみると新品だった。やはり自分が買ったものを手放すのがイヤで、わざわざ
新しく買って送ってくれたのだ。
若いころ私はレコード気ちがいで、ポータブルを持っていたが、
父はこれが気に入ったらしく
「お前のポータブルを売ってくれ、いくらで買った」
というので
「五十円です」
と正直にいうと、それでは八十円で買ってやるといって八十円くれたので、私はまた
五十円で新品を買った。こんなわけで、金放れはまことによろしいが、”物品ケチ”は
はなはだしかった。
父は昭和二十四年一月二十七日になくなった。二十七日はちょうど劇場の休みの日であり、
その日に通夜があり、葬儀は翌日に東劇で行った。芝居は休み、天気もよく、最後まで
人さまにあまり迷惑をかけずに万端無事にすんだのは、いかにも父らしい死に方だった。
父のそういう性格はある程度舞台にも反映していた。父はせりふにクセがあり、声色屋が
マネをするにはもってこいだった。それと、必要以上に思い入れが濃厚だったのも
御存知のとおりだ。あれは結局、お客さまに気を使う親切心からきているのだろうと思う。
ここでもっと大きな声で調子を張らないと見物にわからないのではないか、ここでもっと
目を開いてたっぷり思い入れをしないと、この役の心境がわからないのではないか、
という親切心からああいうオーバーな演技になるのだと思う。
「忠臣蔵四段目、城明渡し」の由良之助はせりふが少ないので、特にたっぷり思い入れを
しないと気がすまなかったらしい。しかしお客にすれば、あのへんの由良之助の心境は
十分理解しているはずだ。それをことさらに濃厚に芝居するから、くどく感じられ、
劇評家から攻撃されたものだが、父にすればサービスのつもりだったのだろう。
「勧進帳」の弁慶その他の当たり役にもそういうところがあったと思うが、「茨木」の
渡辺綱はそういうクセがかえって生きていた。単純にして善良な豪傑で、いかにも
鬼にだまされそうな人物になっていた。「奥田屋」の毛剃九右衛門もそうだ。元船の
汐見の見得は立派だったし、奥田屋ではいままでいばりくさっていたかと思うと、
捕手がきたといってオドオドしたり、おおらかなムードが独特だった。
親切心でもう一つ思い出すのは、父の踊りは弁慶にしても大森彦七にしても、
とにかく陶然と踊っていた。これもお客へのサービスで、踊っていて顔に八の字
をよせたり、むずかしい顔をするなというわけだ。お客は楽しみにきているのだから、
自分も陶然と踊ってお客の心も陶然とさせなければいけないという気持ちからなのだ。
だから父の踊りは決してむずかしい顔はせず、むしろ眉を上げて明るい表情を
する場合が多い。私も父の子で、よく眉を上げて踊っていることが自分でもわかる。
こちらの方が、七代目松本幸四郎の親戚らしく、
三重県東員町にあるお墓を紹介してくださってます。
http://homepage2.nifty.com/hataeigo~eizohata/kousirou/
三重県にある、七代目幸四郎のお墓。
=============
それ程立派な墓では無いが簡素な墓である道路沿いにあり小高い山肌に在る。
地元の人も七世松本小四郎の墓であることは知らない人が多い。
お寺に(大雲寺）移設の話があったが、関東の子孫関係から移設の反対があった。
平成５年頃、現在の九世幸四郎が墓参に来ている。
http://homepage2.nifty.com/hataeigo~eizohata/kousirou/kousirousyasin.htm
=============
東京では、本門寺にあるそうな。
・・・お墓参りはまだ行ったことないな。。。
厄よけではmixiの友達、てっちゃんに誘われて、行ったけど。。。
その当時はあるなんて知らなかったし。。。
で、境内でプチバセットと言う犬を見て、プチバセ珍しいと話しかけたら、
よく判りましたねと感動された。（苦笑）
妹が犬図鑑見て覚えるのがおもしろくて、私も質問攻めにしてたら、
覚えただけなんだけど。。。ね。
しかし私には♪南無阿弥陀仏〜の音の方が、聞き慣れています。汗
へ〜、浜町つながりで見ると、力道山のお墓も本門寺なんだ。。。
茅場兜電話局のあたりにリキパレスと言うのがあったとか、
母がいってたよーな。。。
三重県東員町にあるお墓を紹介してくださってます。
http://homepage2.nifty.com/hataeigo~eizohata/kousirou/
三重県にある、七代目幸四郎のお墓。
=============
それ程立派な墓では無いが簡素な墓である道路沿いにあり小高い山肌に在る。
地元の人も七世松本小四郎の墓であることは知らない人が多い。
お寺に(大雲寺）移設の話があったが、関東の子孫関係から移設の反対があった。
平成５年頃、現在の九世幸四郎が墓参に来ている。
http://homepage2.nifty.com/hataeigo~eizohata/kousirou/kousirousyasin.htm
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東京では、本門寺にあるそうな。
・・・お墓参りはまだ行ったことないな。。。
厄よけではmixiの友達、てっちゃんに誘われて、行ったけど。。。
その当時はあるなんて知らなかったし。。。
で、境内でプチバセットと言う犬を見て、プチバセ珍しいと話しかけたら、
よく判りましたねと感動された。（苦笑）
妹が犬図鑑見て覚えるのがおもしろくて、私も質問攻めにしてたら、
覚えただけなんだけど。。。ね。
しかし私には♪南無阿弥陀仏〜の音の方が、聞き慣れています。汗
へ〜、浜町つながりで見ると、力道山のお墓も本門寺なんだ。。。
茅場兜電話局のあたりにリキパレスと言うのがあったとか、
母がいってたよーな。。。
力道山の最初のジムがあったのは、どの辺だったかなあと思って今の地図を見てみたら、街並みがずいぶんと変わってしまっているのに気付いて唖然としてしまいました。
最初は、NTTとは、道路の反対側に仮道場のようなものが出来ました。今、こちら側は、日通のビルが大部分を占めていますが、昔は、まず人形町寄りから新田建設のビル、大映の映画館、東映の映画館、少しおいて力道山の道場がありました。
その後まもなく力道山の道場は、道路の反対側へ移りました。
こちら側は、今では、ほとんど全部NTTに占められていますが、昔は、半分くらいだったでしょうか。このブロックの久松町寄りに力道山の道場が移転しました。
その後、力道山が渋谷にリキパレスを建てて引っ越した後、ここに新東宝の映画館が出来ました。嵐寛十郎の「明治天皇と日露大戦争」などという映画を見に行った記憶があります。
力道山は、プロレスラーになって日本のヒーローになりましたが、新田建設の社員だった浜町時代の評判は、芳しいものではありませんでした。
夜中にオートバイを乗り回し、騒音をまき散らし、クレームを付けた近所のオジサンが乱暴されて、肋骨を何本か折られたという話も聞きました。
最初は、NTTとは、道路の反対側に仮道場のようなものが出来ました。今、こちら側は、日通のビルが大部分を占めていますが、昔は、まず人形町寄りから新田建設のビル、大映の映画館、東映の映画館、少しおいて力道山の道場がありました。
その後まもなく力道山の道場は、道路の反対側へ移りました。
こちら側は、今では、ほとんど全部NTTに占められていますが、昔は、半分くらいだったでしょうか。このブロックの久松町寄りに力道山の道場が移転しました。
その後、力道山が渋谷にリキパレスを建てて引っ越した後、ここに新東宝の映画館が出来ました。嵐寛十郎の「明治天皇と日露大戦争」などという映画を見に行った記憶があります。
力道山は、プロレスラーになって日本のヒーローになりましたが、新田建設の社員だった浜町時代の評判は、芳しいものではありませんでした。
夜中にオートバイを乗り回し、騒音をまき散らし、クレームを付けた近所のオジサンが乱暴されて、肋骨を何本か折られたという話も聞きました。
むかしは、銭湯が多かったですね。
浜町には、私が行ったことのある銭湯が三つもありました。
私が一番よく行ったのは、浜町一丁目の久松警察前から来る大通りを渡ったところにあったお風呂屋さん、名前は、えーと忘れちゃったかなあ。濱の湯だったかなあ。
それと浜町２丁目の、これも名前を忘れた××湯とトルナーレのところにあった松の湯がありました。
松の湯のあった交差点に本屋さんがありました。
昭和２４年だったかなあ。「少年」という雑誌が創刊されてそれに手塚治虫の「鉄腕アトム」の連載が始まったのです。
あの頃、手塚治虫に完全にイカレてしまい、毎月、「少年」が出るのを待ちかねて、あの本屋さんに通ったものです。
浜町には、私が行ったことのある銭湯が三つもありました。
私が一番よく行ったのは、浜町一丁目の久松警察前から来る大通りを渡ったところにあったお風呂屋さん、名前は、えーと忘れちゃったかなあ。濱の湯だったかなあ。
それと浜町２丁目の、これも名前を忘れた××湯とトルナーレのところにあった松の湯がありました。
松の湯のあった交差点に本屋さんがありました。
昭和２４年だったかなあ。「少年」という雑誌が創刊されてそれに手塚治虫の「鉄腕アトム」の連載が始まったのです。
あの頃、手塚治虫に完全にイカレてしまい、毎月、「少年」が出るのを待ちかねて、あの本屋さんに通ったものです。
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