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マザーテレサの教えコミュのトトロの森 稲作再開記念集会

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「北野の谷戸の芽会」はナショナルトラスト「トトロの森ふるさと基金」(映画トトロの舞台となった狭山丘陵を中心に活動中)の下に発足したボランティア団体です。稲作(北野)、畑作、雑木林監理(11号・16号地)を管理しています。この度発足5周年を迎え、27日小手指公民館で記念講演会が開かれました。

パネラーの中には当時の所沢市議会議員の方もおられ、この地域が第二産業廃棄物処理場の建設予定地の候補土地となった時の行政との生々しい攻防など興味深い話が聞けました。

環境保全活動については資金や組織はとても重要な要因なのですが一番重要なのは環境保全について取り組む個人の「倫理観」です。「花が好きだから」「昔の光景が懐かしいので」といった嗜好やノスタルジーでは活動の継続は難しいからです。我々カトリックの信者は
信仰の立場(神から委託され祝福された全被造物に関する管理義務とその責任の遂行)から環境保全の意味を止場しているのですが明確な信仰や哲学を持たない方々は倫理的な面にまで活動の意味を掘り下げておく必要があります。原発問題然り環境保全の問題は「経済学」や「政治学」で論議されるべき問題ではなく、自然の一部である人間がその絶え間ない命の円環の中でどう責任を果たして行くべきなのかという一人一人の具体的な行動指針が必要です。

昨日列聖された教皇ヨハネ・パウロ二世は1989年の「世界平和の日メッセージ」「創造主である神とともに生きる平和、 創造されたすべてのものとともに生きる平和」で次のよように述べています。

「環境問題にとって特に重要なのは倫理的諸価値であって、これはまた、平和な社 会の発展の土台でもあります。現代の世界に挑戦している諸問題には相関性があり、 この事実は、注意深く調整された世界観に基づく解決策が不可欠であることを確証し ています。キリスト者は、神の啓示によって与えられる宗教的確信をもとにこの世界 観を築きます。・・

現代社会の生活様式を真剣に反省しないかぎり、環境問題に対する解決を見い だすことはできません。今日の世界はどこでも、手軽な満足を求め消費に耽っていな がら、それが環境を破壊することに無関心であり続けます。すでに指摘したように、 環境問題の深刻さは、人類がいかに深い倫理的危機に陥っているかを示しています。・・

自分自身に対する、 他者に対する、そして地球に対する責任です。こういう教育は、単なる感傷や、内容 のない願望を土台にすることはできません。その目的が一定の主義や政治であっても いけません。現代世界を否定したり、“失われた楽園”に戻りたいという、漠然とし たあこがれを土台とする教育であってもなりません。責任についての正しい教育は、 思想と行動の、全面的回心を促すべきものです。諸教会や宗教団体、非政府組織や政 府の組織、社会の全構成要素は、それぞれの教育を行うにあたって一定の役割をもっ ています。しかし、第一の教育者は家庭であり、家庭において子どもたちは隣人を敬 い自然を愛することを学ぶのです。」

マザー テレサがいつも語っていたように「家庭」という存在が非常に重要な役割を担っていることを改めて感じる次第です。

☆「八戸の芽」会の活動が今後「自然を愛することを学ぶ」きかっけにでもなれば良いと思います。

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