ブックトークオフ――読書会コミュの☆オフ会レポート 2019年11月23日（土）ブックトークオフ　居酒屋で本のことはなそう読書会

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☆オフ会レポート 2019年11月23日（土）ブックトークオフ　居酒屋で本のことはなそう読書会

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【日時】 2019年11月23日(土)　19時～
【場所】個室ダイニングウメ子の家有楽町駅前店（銀座）
【参加者】 4人（男性4人・女性0人）

凡例　1:参加名　2：紹介した本　3：感想
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晩秋というか初冬というか、とにもかくにも冷たい雨の降る夜には、お酒と本がふさわしいような気がします。
酒精に酔わされながら
強い女性がいいね、とか
その細やかな設定の妙とか
捉えどころのない物語のこととか
作家本人が語る物書きの生活とか
取り次ぎを経ない書店の話とか
とかとか、とりとめのない話をするのが楽しく、
話を聞くのが嬉しい夜でした。

１：ナカノマン
２：『バイロケーション』　法条　遙　ＫＡＤＯＫＡＷＡ
３：今回のオフ会の感想＆アピール
　紹介された本はどれも興味深かったです。特に『ガンルージュ』はたぶん好みのタイプの小説なので、是非読んでみたいと思いました。
　会場の店は窓からの眺めがよくて、内装もきれいでよかったです。
　次回はもつ鍋屋さん（？）ということですが、都合が合えば参加したいです。

１：森下霧街
２：『ガンルージュ』月村良衛／文春文庫
松山容子や棚下照生の頃から、戦う女性が好きなので、めちゃくちゃ気に入った作品。お母さんも女の先生も、かっこいいっす。続けてよんだ『槐エンジュ』もお薦め。
３：お酒を飲みながら本の話ができるのは至福です。本の話は、するのも聞くのも、楽しい。機会があれば、また参加させてください。

1：しょうご
2：ローラン・ビネ『HHhH』東京創元社
物語としても面白いのですが、この本の独創性は構成にあります。歴史と歴史を語る事の齟齬、そして文学は何故必要なのか、考えを誘発させられます。

小林秀雄『小林秀雄全集第六巻』新潮社
この本の中の「白痴についてⅡ」について語りました。小林秀雄とドストエフスキーの間には解離があり、その解離、不可能性をどう書くかということに腐心した作品です。結果書かれたものは、荒唐無稽なものでしたが、小林秀雄のドストエフスキーの読みは普遍的な問題を孕んでいると感じました。
3：初めて参加しました。本の話を何も気にせず話せて非常に楽しかったです。現役で小説書かれている方から色々話を聞け、その上小説ももらい充実しました。ありがとうございました。

1：naoki
2：「わがままなやつら」エイミー・ベンダー　角川書店
・小春日和の午後、公園のベンチで、読みふけりたい物語たちです。
ペットショップでこびとを買ってしまった男の話
言葉を売る店に入った女性の顛末などなど
静かに読み、想いをめぐらせたくなるのです。

紫鳳伝　藤野惠美　徳間文庫
・強いヒロインが好きなら、是非に！
なぜ、強いのか、何が彼女を強くしているのか
「ハルさん」や「初恋料理教室」の著者による
武侠小説！　もう、読むしかないのです。

ということで、次回は1月です。

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次回は、1月26日(日)　ブックトークオフ　居酒屋で本のことはなそう読書会
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