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ブックトークオフ――読書会コミュの📖【読んで聞いて楽しむ読書会】 レポート 2021.03.22(月)22:30〜

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音読した小説 フランツ・カフカ著 「皇帝の使者」 原田義人訳
青空文庫より

作品はカフカらしい、極短い不条理の物語です。
カフカらしいというのは、言葉の綾で、私はカフカらしさを体感するほどカフカを読み込んではいないのですが……
極短い、1,200字足らずの掌編です。
あまりに短い物語なので、ここであらすじを書くことすらできません。そして、不条理掌小説なので、筋はないようなものなのです。

この物語を読んで、筒井康隆の「走る取的」やブッツァーティの「タタール人の砂漠」を思い起こしました。もう一つ、タイトルが浮かばないのですが、眉村卓のサラリーマン小説、ある巨大企業の一員が書類を届けるのに一生涯かかったというお話が浮かんできました。
終わりなき不条理の物語は、その光景を思い巡らすだけで、背筋が凍り付くような恐怖を感じます。
終わりなき行為は、絶望しかありませんからね。

次回は、3月24日(水)22時30分から
夢野久作著「梅のにおい」を取り上げます。

夢野久作は「ドグラマグラ」で有名ですね。日本三大奇書の一つです。
今回の作品は、怪しくはなく、可愛いです。

では、Clubhouseでお耳にかかりましょう。

本【読んで聞いて楽しむ読書会】 夢野久作「梅のおい」 音読+雑談 第12回複数本

■3月24日(水)22時30分〜
●Clubhouse
https://www.joinclubhouse.com/event/M8NdGXK7

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