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ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート 第9回ブックトークオフ 2010.6.26

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オフ会レポート 第9回 ブックトークオフ
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・日時:2010年6月26日(土)18:50集合
・場所:JR神田駅東口集合
・お店:「北海道海鮮ともつ鍋 鬼平 神田店」
http://r.gnavi.co.jp/e644300/



・参加者:6人(男性4人・女性2人 / 初参加:0人、3回以上:6人)

Penguin-blueさん
みるたむさん
ぴんこさん
ないとめあさん
naokiさん
いまむら



※ イベントのトピック
http://mixi.jp/view_event.pl?id=52066267&comm_id=4501801


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.【1】 JR神田駅東口

 今回のオフ会は、珍しい状態となった。参加者が6名なのだ。人気が無くなったのだろうか? もう来てくれないのだろうか? もうあの人とは会えないのだろうか?

 まあ、参加者の多いとき、少ないときはあるのだろう。実を言うと、ちょっと気が楽なところもあった。6名であれば、お店を予約する必要がない。アラカルトで注文し、ゆるゆると時間を過ごすこともできる。この方が値段的に安くあがる。普段行けないような店に入ることもできる。

 待ち合わせについて、あまり詳しい記憶は無い。初参加という人がいないことで、気持ちもゆるゆるとしていたのだろう。「よう」というような感じで顔を合わせ、6名が集い、お店に電話を入れ、数分の道のりを歩いて行った。

 ここには何もドラマチックなことは無い。ある意味での日常と言える景色だった。例えば、男と女にも、最初はドキドキがあるのだろうが、しだいに日常の一コマとなっていく。ブックトークオフも第9回となると、インパクトも少なくなっていく。



.【2】 鬼平というお店の名前


 今回入ったお店は「鬼平」という名前である。前から気になっていたのだ。僕にとって、本と酒と料理を足すと、池波正太郎という答えがでてくる。池波正太郎と言えば「鬼平犯科帳」なのである。神田を中心に開催されるブックトークオフとしては、一度は入りたい店なのだった。

 お店はちょっと高級そうな雰囲気もある。6名がちょうど良いくらいの個室へと入った。


ないとめあ・Penguin-blue・いまむら

[  テ ー ブ ル  ]

ぴんこ ・ みるたむ ・ naoki      (入口)


 女性が2人ということで、真ん中に入ってもらった。初参加の人はいない。学生の人もいない。これまでに無い、大人の雰囲気が小さな個室の中に漂っていたようにも思う……。

 この日、一番の主役は、ないとめあさんだったのではないだろうか。メニューを見る表情が、いきいきとしていた。この店は酒が美味そうだし、酒に合いそうな料理があるという雰囲気だった。

 19時10分に乾杯を行う。部屋は冷房でやや寒かったが、冷たい生ビールは美味しかった。

 料理は、まず次のあたりを食べる。

「鬼平特製 海鮮サラダ」
「鮮魚刺身5種盛り合わせ」
「自家製 さつま揚げ」

 刺身は美味かった。居酒屋は刺身があってこそだ。

 そして、「ハモの刺身」。ハモを食べ、酒を飲む読書会というのは、なかなか無いのではなかろうか。食べ物も大人の雰囲気だった。

「もろきゅう」
「鮭のちゃんちゃん焼き」

 北海道の料理ということで、こうした食べ物も嬉しかった。

 料理については、ぴんこさんが活躍してくれた。一番年下になるのだろうか(?)、ちゃんと人数分に取り分けるという係を率先してやってくれた。ついつい仕事モードになっていたのかもしれないが、ありがとさんでした。

 飲み物についても、それなりに日本酒などが飲まれていった。今のところ酒飲みエースである、ないとめあさんがいることで、どんどん酒が進んで行くのだった。


 自己紹介のお題は、どこから来てどこへ行くのか、というもの。人数が少ないこともあり、よりプライベートな話題となったような気がする。



.【3】 最初の本の紹介


 19時55分、最初の本の紹介がスタートする。

 今回の本たち、こうやって振り返ると「懐かしい系」が多かった。少人数での落ち着いたオフ会、酒と料理に合う本が集まった、と言えるのかもしれない。


★ naokiさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=404841
『さすらいの甲子園』 高橋三千綱 角川文庫

 高橋三千綱は僕もよく読んでいた。スポーツと青春を語るには、高橋三千綱は、通り道のような存在だった。naokiさんの表情の奥には、青春の日々がよみがえったのかもしれない。


★ いまむら
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=764979
『少年カフカ』 村上春樹 新潮社

 たぶん、村上春樹のファンだ、という人でも、この本を全て読んでいる人は少ないのではないだろうか。読者からのメールの質問をまとめた本(雑誌?)であり、信じられないくらいの文章が載っている。インターネットでのコミュニケーションとうい点でも、参考になる本だと思っている。


★ Penguin-blueさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5121025
『銀嶺の人』 新田次郎 新潮文庫

 新田次郎という名前も、ぐぐっとくるものがあった。そうなんだよな。このあたりの時代の小説というのは、読み応えがある。
 Penguin-blueさんの最近はまっていることは、「昔からサッカー観戦好きなのでW杯」ということだった。そして、「久々の少人数、脱線部分が楽しかったです」というアピール。そうなのだ、脱線こそが楽しい。


★ ないとめあさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=25324446
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海 ダイヤモンド社

 ないとめあさんの本の紹介も面白い。しかし、まだこの時間ではアルコールが足りなかったかもしれない。まあ、入り過ぎてしまうと、それはそれで、話が止まらなかったり(笑)、楽しいのだが。とにかく、こういう本がブックトークオフで、強く面白い!と語られるのが、また面白い。
 最近はまっているのは、「お茶」なのだそうだ……。アルコールの入っていないお茶なんですね。意外性のある話をしてくれるところが、ないとめあさんなのだと、つくつぐ思う。それから、「Take it easy」と言っていました。


★ ぴんこさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3877312
『タッち(神経心理学コレクション)』 岩村吉晃 医学書院

 ぴんこさんの本の紹介を聞いているのは楽しい。感情が言葉のひとつひとつに表れている。そして同時に、論理的に面白さが説明されているのだ。本というのは、有名な作家でなくても、面白いものが数多くある。そんなことをいつも感じるのだ。
 「映画を観ること」が最近はまっていることだという。そして、「もうすぐ結婚…!」なのだった。


★ みるたむさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=688883
『罪灯』 佐々木丸美 創元推理文庫

 佐々木丸美も僕にとっては、久々の懐かしい名前だった。この人の多くは絶版となり、再版となっているのだと言う。
 みるたむさんの最近はまっていることは「料理と食べ歩き」とのこと。また、「新しい本棚を買いました!」という話もあった。


 1冊目の本の紹介が終わったのは、20時30分頃。6名という人数からか、いろいろな話が行われているのに、時間はまだまだいっぱいある、という感じだった。



.【4】 結婚生活のレクチャーなど


 この日の一番のテーマ、盛り上がりは、「ぴんこさんの結婚する」という話題だったのではないだろうか。

 ひょっとしたら、このレポートの読者の女性で、「えーっ」と無言の声を出し、そのまま泣き崩れた人もいるかもしれない……。人生はいろいろある。頑張っていきましょう。

 それはそれとして、次のような話があった。

(1)ぴんこさん  :結婚生活の不安と悩み

(2)naokiさん   :ベテランの経験者からの具体的なアドバイス

(3)ないとめあさん:ふむふむ、そうだったのか!という頷き


 ないとめあさんのプラべートな部分については、よくわからない。しかし、ぴんこさんよりも、ないとめあさんの方が、熱心に話を聞き入っていたようだった。

 具体的なアドバイスというものが何なのか、ここでは内緒である。ポイントを掴んだならば、女性にもてる!ということにも繋がるかもしれない。

 興味のある方は、オフ会のときにnaokiさんの隣に席に座りましょう。



 料理の追加を頼む。酒もどんどん頼む。

 「北海道じゃがバター(塩辛添え)」は、特に美味しかった。



.【5】 たまには一冊の本を


 自分の好きな本を紹介する。これがブックトークオフのスタイルだ。無理をすることなく、シンプルに楽しめる。安易なことではないし、これはこれでセンスが問われるところもあり難しいものでもある。

 しかしたまには、一冊の本を語ったり、違うことがあってもいいのでは、という話が出て来た。

 6名でのオフ会は、すんなりとこういう話が盛り上がったりする。これが29名あたりの人数だと、「ふーん」で終わってしまうのだが(笑)。

 僕の個人的な案としては、本というよりも、何かの短編などで行っても楽しいのではと思った。読むのにそんなに掛からない。また、話自体が広がらずに焦点が絞りやすい。深い話が出来そうではないか。

 誰から出たのかは忘れてしまったが、具体的な案として、『星の王子さま』が出て来た。

 これは確かに面白そうだ。多くの子供も読んでいる。しかし、何だかわからないのが、この本だ。翻訳も数多くあり、全く解釈が違っていたりもする。第1回のテーマ本としては、面白いと言える。

 いつになるかわからないが、この「『星の王子さま』トーク」をやるのも良いと思う。いかがでしょうか? みなさん読んでおいてくださいね。



.【6】 B面の紹介


 21時15分くらいにB面の本の紹介がスタートした。

 映画その他の話が盛り上がっていたが、「まあ、そろそろね」という雰囲気。テキパキしないところが、ブックトークオフの良さだ。


☆ naokiさん
『キングの身代金』 エド・マクベイン 井上一夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

☆ いまむら
『夢の果実』 滝川雨月 新風舎

☆ Penguin-blueさん
『夏の災厄』 篠田節子 文春文庫

☆ ないとめあさん
『ローマ人の物語』 塩野七生 新潮社

☆ ぴんこさん
『団地の女学生』 伏見憲明 集英社

☆ みるたむさん
『聖の青春』 大崎善生 講談社文庫


 『キングの身代金』は、黒澤明監督の映画「天国と地獄」の原作である。ということで、当然のように映画の話がなされる。

 『夢の果実』は僕の友人の本なのだが、本を自費出版することなど、本自体について語ってしまった。

 考えてみると篠田節子は初登場だったような気もしないでもない。よしよし。

 やっと出た!という感じの『ローマ人の物語』。ないとめあさんの話はまたしても熱かった。

 ぴんこさんは、なんというか、「団地」「女学生」という言葉のイメージを払拭しようと必死になって話をする。まあ、この言葉が気になっているのか。

 『聖の青春』も、なるほろなるほど、ちゃんと登場したのだ、という感じだった。ちなみに、うちの本棚に長く眠っていてまだ読まれていない……。

 本の紹介が終わったのが、22時頃だったろうか。すぐさま、本の集合写真を撮る。6名なので、ハイハイと、スムーズに進むのだった。



.【7】 〆のご飯とデザートと


 最後にはやはりご飯を食べようということで「じゃこ御飯」というものを食べる。あっさりとして美味しい。美味しい酒を飲んだ最後には、こういう味がいい。

 そして、最後の最後に、デザートを。「自家製とろける杏仁豆腐」「小さな抹茶パフェ」「アイスクリーム」など、選んで食べる。

 コース料理の場合、選択というのができない。最後に、「どれがいいかなぁ」と選択するところが、楽しいのだろうな、なんてことを思ったりする。

 店を出たのは、22時40分頃だった。

 予約+コース料理ではないので、時間の縛りがない。ついつい長居してしまった。3時間半くらいは居たのだろうか。長く、密度の濃い時間だったような気がする。



 たまにはこういう6名くらいのこじんまりとしたオフ会も良いものだ。もちろん、オフ会の人数というのは、運命というキーワードが絡んでいる。少人数のオフ会も、ブックトークオフのひとつのカタチであることを感じた夜だった。





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◇ 管理人+名札作成担当+受付・総括責任者+恋愛及び円満夫婦相談担当:naoki
◇ 副管理人+店予約担当+カメラ記録担当+レポート担当:いまむら

(注意)
・このオフ会では、名札はつけませんでした。みんな既に知った顔。
・掲載の写真は、いまむらの撮影です。いろいろとボケています。
・本のリスト作成は、いまむらによるものです。違っている部分などあれば連絡をお願いします。
・このレポートの文責はいまむらにあります。


コメント(9)

このレポートは、1部のみとなります。

6人だと、やはり違いますね(笑)。
楽しく読ませていただきました。
いまむらさん、いつもレポートお疲れ様です。

ぴんこさん、結婚されるんですね。おめでとうございます。
今度お会いする時にはいろいろ聞かせてください(笑)

北海道出身の私としては、料理が非常に気になるところです。
鮭のちゃんちゃん焼き、食べたい・・・。

紹介されている本も、いくつか気になるものがありました。
また積ん読本が増えてしまいそうです。
ずっと100冊を超えたままなのでもっと減らしたいんですけどね。
JACKさん

ちゃんちゃん焼は、うまく写真が撮れていなかったもので。

十分に美味しかったのですが、もっとドーンと丸ごとちゃんちゃん焼を食べてみたいものですね。
圓子さん

集客とレポートと関係していますか?(笑)

でも、レポート読んで「行くのを止めよう」という人もいるかもしれないよね(笑)。

より面白いレポートを目指して行きますだ。
なおさん

お久しぶりです。なおさんが参加するかどうか、大きいですよ。
ギュッと締まりのある会になります。

楽しみにしています。
ぴんこさん

レギュラー参加者には、どんどんこのレポートのネタとして活躍していただく予定です(笑)。
よろしくお願いします。

レポートを書くというのは、いい文章のトレーニングでもあるんですけどね。
なかなか、上手く書けずに、悩みつつ、まあいいや!って、UPしていたりして……。

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