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ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート第1部 第10回ブックトークオフ 2010.7.16

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オフ会レポート 第10回 ブックトークオフ
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・日時:2010年7月16日(金)18:50集合
・場所:JR神田駅東口集合
・お店:「韓豚屋 神田店」
http://r.gnavi.co.jp/g853155/


・参加者:8人(男性3人・女性5人 / 初参加:4人、3回以上:4人)

ナンスィさん(初参加)
高さん(初参加)
COSMOSさん(初参加)
HAL.Tさん (初参加)

Penguin-blueさん
nina_oleneさん

naokiさん
いまむら



※ イベントのトピック
http://mixi.jp/view_event.pl?id=53869263&comm_id=4501801






.(第1部)



.【1】 待ち合わせの前にひと言

 ブックトークオフはあれよあれよと第10回となった。「月に1回」というのは、簡単なようで、実はかなり難しい。正直なところ7月の日程については、開催が難しいかもね、という状態だった。

 ちなみにこのブックトークオフ、第0回の含め、すべて僕と管理人であるnaokiさんが出席している。皆勤賞ということで、表彰状でもと思ったりもするが、まあ無いだろう。そんなことはわかっている。「必ず」という理由は無いけれど、僕とnaokiさんとで開催日を決めている。

 ところが今回の開催については、「今回は、自分は欠席でいいよ」という発言がお互いからあり、休みにしようか、という話にもなった。

 考えて欲しい。naokiさんの日記を見るとわかるのだが、彼は仕事で全国のあちこちに出かけているのである。広島に行ったかと思うと、次は北海道にいたりする。東京にいることがあっても、たいてい試写会で映画を見ている。それから僕の場合は、そもそもが東京に住んでいないのである。東京で宿泊するのは、月に4日ほどなのだ。そんな中で日程を調整して、ブックトークオフの開催日を決めているのである。

 ということで、今回は初の金曜日開催となった。神田のフライデーナイトは、賑やかだ。いつもは土曜日なのだが、神田はビジネス街でもあるので、仕事帰りのおっさん達が上司の悪口とか愚痴を言ったりするのが、神田らしくもある。

 また、今回は、初の2部制というアナウンスがあった。仕事を終わって、ビールを飲む。当然のように参加者の服装もいつもとは違うかもしれない。

 新しいことはチャレンジであり、そこには可能性というものがある。



.【2】 新しい待ち合わせの伝説

 僕はこの日、かなりギリギリになった。18時50分に間に合わなかったかもしれない。とにかく、汗を掻き、いそいでJR神田駅東口へといったのだった。誰も知らないであろう、このときの状態について付け加えると、南口に行きキョロキョロとしていた。たぶん、こうした経験は僕だけでは無いだろう。

 今回の参加者は多くはない。しかも2部制ということで、1部からの参加者は少ない。僕とnaokiさん以外の、この待ち合わせ場所での参加者は、みんな初参加なのだ。

 東口の柱のところには、ひとりの若いおじさん(naokiさん)と、3人(女子2人と男子1人)の盛り上がったグループがあった。この3人は、ナンスィさんと高さんとCOSMOSさんなのだが、どこからどう見ても3回くらいはすでに会っている仲良しのお友達という雰囲気だった。

 女子2人と男子1人の3人組というと、北千住での第2回オフ会を思い出す。ああ、あの3人は今は何処……(笑)。

 もうひとりの初参加者である、HAL.Tさんがまだ来ていないということで、naokiさんが携帯を忙しそうにチェックしている。こっそりと言うけど、携帯の文字は大きいモードだ。近くにいるらしいということなのだが、どこにも見あたらない。naokiさんは、看板を掲げ、うろうろと歩きまわる。

 そしてHAL.Tさんが合流したところで、僕は「お店探し」の電話を行う。今回は人数が少ないということで、お店の予約はしていない。ひょいと入ってもいいのだけれど、断られてウロウロするのも何なので、お店に電話を入れ、入れるかどうかの確認を。ちなみにこの間、初参加の皆さん達は多いに盛り上がっている。普通、初参加の人というのは、ドキドキで下を向いていたりする。中には、これから何かの勧誘があったり、何かのモノを買わされたりするのではないかと、不安で胸いっぱいの人もいたりする(かもしれない)。すみません、ここ笑ってもらいたいところです。

 入れるお店はなかなか決まらないでいた。1件目はちょっとお待ち下さいと言われた後、10分くらい返事が無く(ええともう少し短い時間でしたが)、面倒になってこちらから切る。2件目は、元気のいいお兄さんが出てよさそうな雰囲気だったが、席が無いということで残念。和風居酒屋を断念して、韓国料理に切り替えてOKの返事をもらった。



.【3】 韓国料理を食べながら

 韓国料理は、このブックトークオフでは初めてであった。考えてみると韓国料理は難しさがある。安くて量がいっぱいあって、とてもとても良いのだが。少ない人数では寂しい。多い人数だと、鍋などの関係でテーブルが分かれてしまう。鍋が分かれたならば、会話も分かれる。ちょっと寂しい。

 6人くらいが人数というのは、鍋を食べたり、肉を焼いたりということでは、ちょうど楽しいと思うのだ。

 「韓豚屋 神田店」は、ガード下にあり、駅からはすぐ近くだ。お店の2階の奥の席へと着く。その後、その席は違います、と言われ、違う席へと移動したが。人生はいろいろな出来事がある。


ナンスィ・naoki・COSMOS

[[[ テーブル ]]]

HAL.T・高・いまむら

 こんな感じで座ることになる。ちなみに、このあと、僕と高さんの間に、Penguin-blueさんとnina_oleneさんが入ることとなる。

 この時点で、男女比が3対3であった。別に合コンではないが。ちなみに僕の正面で一番視界に入るところには、男2人がいる。別に合コンではなく、本について飲みながら語る会なので、まったく問題はない。考えてみると、僕とnaokiさん以外が初参加というのも、凄いことだ。

 凄いことのもうひとつ。乾杯の生ビールを、COSMOSさんは、ほぼ一気に飲んでしまった。咽が渇いていたようだったのだが、話が弾んでいたというのもあったのかもしれない。
 乾杯ということで、この日の飲み物について紹介しよう。グレープフルーツサワー、カシスオレンジ、オレンジサワー、はっさく梅酒ロック、はちみつ柚子サワー、ウーロンハイ、柚子茶、五味子茶、生ビールなど。
 ここはお茶系がユニークというか、人気が高かった。

 日本酒をがんがん飲むという雰囲気は無かった。メンバーが変わると飲み物も変わるのであった。



.【4】 長い長い自己紹介

 今回のレポートは(も?)、いつものように本の話はなかなか始まらない。このオフ会の本の紹介の遅さは、新記録となるものだった。はじめの自己紹介が脱線の脱線で、なかなか終わらなかったのだ。これまでの自己紹介といえば、はやいときには、「ハイ、では次」という感じでどんどん流れていた。

 この日の進行は次のように行われた。

・乾杯の挨拶  :19時30分
・最初の本の紹介:20時50分

 つまり、1時間20分は雑談(フリートーク)と、自己紹介が行われていたということになる。

 村上春樹が好きだ、という話になれば、それだけで10分は語られる。北海道出身だという話になると、網走まで飛んでいくことになる。新潟出身は、一大勢力になっていくような気もする。ハンドルネームについて、何と読むのか、どのようにその名前がつけられたか、そこには個性や人生の浮き沈みというものもあったのかもしれない。話は尽きないのだ。



.【5】 2部制はどこへ行ってしまったのか?


 このオフ会は、2部制という予定であった。第1部でそれなりに飲み・語り(1冊目の本の紹介)。場所を移動して、第2部で飲み・語る(2冊目の本の紹介)のも神田らしくて良いだろうと思っていたのだ。

 しかし、予定はあくまでも予定であり、2部制は無くなった。あとから参加の2名は、遅れて登場ということになってしまった。「話が違う」と怒られたら困るのだが(優しいお二人なので大丈夫だったよね)、とにかく、動くのが面倒になったのだ。

 管理人と副管理人は、40を超えているのだ。お店を移動するのは、疲れる。それに、時間はどんどん過ぎていくのに、本の紹介の1冊目は今だに始まらない。

 naokiさんの電話のナビゲーションにより、Penguin-blueさんが登場し、nina_oleneさんも、階段を上り、この席までたどり着く。6人分の席なのだが、お隣から椅子をもらい、ギュッと詰め、8人が座ることとなる。昔よく行った下北沢の芝居なんぞを思い出す。女性が多いと、まだまだ余裕なのだ。

 いつも土曜日に会っている、Penguin-blueさんとnina_oleneさんは、ちょっと違ったビジネスパーソンという雰囲気。いつものオフ会は、料理コースを決めた、完全予約制である。人数が多いので、それはそれで仕方がない。けれど、途中から参加する人がいるのも、自由な雰囲気があって楽しかったりする。サッカーでの選手交代みたいなもので、流れがより楽しい展開へと変わったような気もした。



.【6】 最初の本の紹介


 やっとスタートしたメインの本の紹介だった。

 20時50分から21時20分くらいなので、比較的早く終わったことになる。


★ COSMOSさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=19335438
『スギハラ・ダラー』 手嶋龍一 新潮社

 東京都に住むエンジニアである。仕事帰りには見えなかったのだが、仕事が終わってから、そくそくと来てくれたらしい。本は図書館で借り、「何でも読む」というのが信条だった。


★ naokiさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=404841
『鈴木いづみコレクション4』 鈴木いづみ 文遊社

 本がある。本の話題がある。ただそれだけで、笑顔を見せてくれる。naokiさんの本を語る姿は、ほんとにシミジミとしたものがある。ちょっと顔を斜めにし、口をギュッと閉じ、次のひと言を語るのだ。


★ ナンスィさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2296887
『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹 文春文庫

 彼女は村上春樹の大ファンということだった。最初の本の紹介を、この時点でもどちらにするか迷っていた。まあ、いろいろと迷うことは多い。その深い迷いの中で選択されたのが、この本だった。ちなみに座右の銘は「幸福とは幸福を探すことである」というもの。走ることと幸福とは似ているのかもしれない。


★ HAL.Tさん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=123313
『MM9』 山本弘 東京創元社

 熱く熱く、熱く、この本が紹介されていた。「MM9(ドラマ)を見て下さい」という強いアピールが最後まであった。SFなどを力強く読んできた歴史が感じられる紹介だった。


★ 高さん (初参加)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=19702414
『谷川俊太郎質問箱』 谷川俊太郎 ほぼ日ブックス/東京糸井重里事務所

 おおおっ。初参加でこういう本を出してくるとは。読書傾向は「乱読(ファンタジー好きです)」ということなのだが、何が出てくるのかわからない。座右の銘は「一期一会」で、「よろしくお願いします」という強いアピールもあった。第2回目の参加で、どのような本が紹介されるのか、今から楽しみなのであった。


★ Penguin-blueさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5121025
『龍の契り』 服部真澄 光文社

 読書傾向は「雑食」とのこと。「乱読」と「雑食」の違いは何なのかと、悩んでしまう(笑)。ちなみに『龍の契り』はうちに本棚にもあった。今はブックオフに旅だったが。彼女の座右の銘は「人生捨てたもんじゃない(現時点)」ということだった。アピールは[積ん読、片付けます。」とのこと。頑張って欲しい。


★ nina_oleneさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=24945807
『知のジュエリー12ヵ月』 叶恭子 理論社
『軽くて深い井上陽水の言葉』 齋藤孝 角川学芸出版
『お前なんかもう死んでいる』 有吉弘行 双葉社

 通常本の紹介は1冊である。掟破りのトリプル攻撃となった。ついつい、全日本プロレス時代の6人タッグの、トリプル攻撃を思い出してしまった。それだけ、強力な3冊だった。


★ いまむら
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=764979
『つかへい腹黒日記』 つかこうへい 角川文庫

 このところ作家の悲報が定期的にあるような気がする。その都度、しんみりとしてしまう。つかこうへいは、そのエッセイのおもしろさにはまっていた。すごくすごく面白く、深いものがあるのだ。ということで、このオフは僕にとって、つかこうへいを偲ぶ一夜だった。


 この部屋は個室ではない。本を置くようなスペースも無い。いろいろと無いものは多く、厳しい現実もある。そんな中、窓のところにスペースを見つけ、本の集合写真を撮ることにした。





※ 続いて「第2部:さらさらB面編」をお楽しみください。

★オフ会レポート第2部 第10回ブックトークオフ 2010.7.16
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=55521158&comm_id=4501801




コメント(2)

いまむらさん
渾身のレポートいつもながらありがとうございます。
何か、お店もひとあじ違った、何となく市場のようなパワーのある(?)
オフで楽しかったです。
遅れていったのにまだ本の紹介に突入してなくてびっくりしましたが、
その前の世にも長い自己紹介を聞き逃したのが残念です(笑)

積ん読は一冊片付けるとそれを免罪符のように本を買ってしまうので
結局減らないという(苦笑)
Penguin-blueさん

このお店、良かったですよね。
大人数だとこういうところは難しいですが、このくらいの人数ではちょうと良いように思いました。

長い自己紹介、楽しかったです(笑)。

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