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考える人コミュの贈与論

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現在贈与論を扱っている本を読んでいます。(まだ読み終わってません)この本は私の大学のある有名な教授(?)が授業を元に編集したものです。贈与論という本ははマルセルモースが出しています。
内容は以下のように理解しています
現在の社会は交換の原理の元成り立っている。その交換というのは○○屋で牛丼を食べる、タクシーを乗る、大学で授業を受けることも交換にはいると思います。圧倒的な交換というシステムの以前は贈与で成り立っていました。市場が出現する前の時代です。贈与はアフリカなどの原住民の間でまだ行われいるところもあるようです。
贈与はご存知のとおりプレゼント、ギフトのことです。お歳暮やバレンタインのチョコといったとこです。贈与というのは物をあげる行為はなく、心、魂を送ることに意味があります。食事をおごったりする行為がまさに贈与といえます。物を媒介して魂を送ることも贈与と言えるでしょう。世界にひとつしかない親の形見の指輪をあげることなどは最高の贈与にあてはまります。贈与にはお返しを原則として必要とします。それもすぐにではなく、一定の長い時間をおいてからです。相手も魂を返すのですから、魂は増大していきます。贈与が支配していた社会ではそのようにして成り立っていました。
交換に関してですが、交換には魂、つまり所有者の思いなどといったものは徹底的に排除されます。
現在の滞った社会の影響で、贈与というものが新たに増えつつあります。例えばバレンタイン、クリスマス、お歳暮の時期などです。
続く・・・

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