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Lim Dong-Hyekコミュの2014年2月18日ソウルアーツセンターレポート

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ごごごごぶさたしております!
ドンヒョクコミュ管理人のたんこです。

2月に韓国・ソウルで行われたドンヒョクのリサイタルに行ってまいりました!
今までとは違う、さらに進化したドンヒョクと感じましたが、レポの内容について「彼のことを悪く書いてる!」と受け取られた方もいるようです。
が、そういうわけではないことを、まず、ご了承くださいませ。
私はドンヒョクのピアノが大好きです。ドンヒョクの弾くピアノの音が…というべきでしょうか。
ショパコンの頃は、若さならではのとんがったパンクな音に聴こえ、バッハのCDをリリースした頃は、花が咲くような可憐な、恋愛中みたいな音に聴こえ、そして今、またドンヒョクの音は違うステージへ進んでるような気がした…ということをレポで書きたかったのですが、文章って難しい。

前置きが長くなりましたが、よろしかったらぜひ読んでみて下さい!



2014年2月18日 ソウル・アーツ・センター

ドビュッシー) ベルガマスク組曲より「月の光」
バッハ) トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ベートーヴェン) ピアノソナタ第14番嬰ハ短調「月光(幻想曲風ソナタ)」
シューベルト) ピアノソナタ第20番 イ長調 D.959

アンコール
シューベルト) 楽興の時 第3番 ヘ短調 D.780-3


今回、どうやら座った場所がよくなかったようで(一番前だったのに…)、ドンヒョクのお家芸・キラキラ音が思ったように楽しめませんでした(>_<)

そしてもうひとつ、私がキラキラ音と同じくらい楽しみにしていた「突き刺さり音」あるいは「パンキッシュな音」とも言うのですけど(どちらも勝手に命名)、それも感じられませんでした。

ドンヒョクの年齢を考えれば、もういちいちトンがってる場合じゃないのかも。
なんか、そんな音だったなー。

というのも、2年ぶりにナマドンヒョクを拝んだのですが、舞台に登場してきて一番に思ったのが

あれ、ドンヒョク、大人になっちゃった?

ということでした。
なんかもう、あの、少年のような面影があまり、感じられなくて。
でも初めてドンヒョクを知ったのが7年くらい前ですから、当たり前ですよね。



「月の光」は、つぶやくような音で始まって、流れるように進んでいきます。
月の光を見上げるというよりも、コツコツと石畳を歩きながら、背中で月の光を感じ取るような、そんな音。
もっとキラキラ音いっぱいに拡がっていくのかと思っていたので、意外でした。

バッハはやっぱりCDと同じように、他の演奏者とは違う、可憐なバッハ。
華やかなバッハというのでしょうか、でも、軽くないんですよ。

ベートーヴェンの「月光」は、以前に聴いた日本人若手ピアニストの演奏があまりにも強烈な印象だったので、そちらと比べてしまうと(というかお互いにあまりにもスタイルが違うので比べるのはおかしいんですが)、ちょっとアッサリしてるなーと思っていたのですが

休憩をはさんでから始まったシューベルトを聴いたら、ガツーンときました。

この夜、ドンヒョクは、シューベルトに全力を投入したんじゃないかしら? という音に感じられました。
彼はインタビューなどで好きな作曲家にシューベルトをあげていたのを読んだので、そう感じたのかもしれません。
このピアノソナタ第20番、シューベルト晩年の作。19、20、21番と続けて有名のようです。
晩年と言ったって31歳で死んじゃうんですが、死ぬ2ヶ月にこんなすごい曲作っちゃうって、ひえ〜ですよね。
で、まあ、私はドンヒョクの演奏で初めて聴いたのですが、予習してから来ればよかったと後悔しました。ぱっと聴いてぱっとわかる曲じゃない(汗)
なので、曲全体を掴むのはサッサと諦め、ドンヒョクの音だけを掴み取ることに徹しました。
キラキラよりも、突き刺すよりも、次の場所…違うところを目指している音に聴こえました。

帰国してからアファナシエフさんの第20番をituneで購入して聴いているのですが、彼の場合にはわかりやすくしてあげましょう〜というような、アメを食べた後、包み紙のシワを指で丁寧にのばすような、そんな音に聴こえます。
ドンヒョクはそうじゃなかった、やっぱりドンヒョクは横に拡がらない、上に拡がるのかなぁ。
でも2010年8月のサントリーホールみたいに、真上に渦を巻きながら垂直に上へと拡がるのとはちょっと違ったなぁ。もっと大きな空間が見えるような気がしました。

村上春樹がシューベルトについて

「 シューベルトというのは、僕に言わせれば、ものごとのありかたに挑んで敗れるための音楽なんだ。それがロマンティシズムの本質であり、シューベルトの音楽はそういう意味においてロマンティシズムの精華なんだ」

と『海辺のカフカ』で書いてるそうなんですが(こちらの方のブログで拝見しました)、

ほほう〜! ほほう〜なるほどなぁ〜! と激しく同意。

ドンヒョクの音はそんなシューベルトにピッタリだと思います。

そして、アンコールは、とっても素敵でした。いい音だったわ〜(*^_^*)
オリンピックのエキシビションみたいな、肩の力が抜けたドンヒョクのアンコール演奏、私はかなり好きです。
オシャレな楽興の時だった(笑)



終演後、サイン会は文字通り長蛇の列…
ほんとうにドンヒョクはアイドルなんですね!
しかも、女性だけじゃなく男性もサイン会に並ぶならぶ〜www
私は、かなり迷いましたが、サインはいらないけど、カードを渡すことにしました。
どうせ何も話せないし、伝えられないから、カードに英語とハングルでメッセージを書けば、ファンの言葉として見てもらえるかなー、伝わるかなーと思ったので。


サインを頂くつもりはなかったのですが、もう流れ作業のように係のかたが「ハイハイパンフ開いて!」と言って下さるし、ドンヒョクもペンを持って待っていてくれたので、大慌てで私が開いたパンフのページが表2の化粧品の広告ページ…ドンヒョク苦笑…チョー恥ずかしかった!
でもちゃんと、ドンヒョクのポートレイトの横に、サインを頂けました。
ほんの5〜10秒程度でしたが、ナマドンヒョクをすぐそばで拝むことができました。
リサイタル終了後の、疲れているけどホッとしたような、あの可愛い笑顔でした(*^_^*)

コメント(2)

>>[1]

mixiご無沙汰ですみませんでした!
コメントありがとうございます〜!

やはりホールの大きさや座る場所でずいぶん音が変わってしまうのですね。
そういったことも考慮に入れて聴かないといけないですね。
髪の毛の色迷走時期(笑)と比べると、ずいぶん落ち着いたような印象がありました。
あのトンガリ感がなくて…地元での演奏会だったからかもしれませんが。

次はどこで彼のナマ音が聴けるかな〜。
日本にも来て欲しいですね!

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