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iM@S サイドストーリーコミュのアイマス小説 11 菊地 真編 1

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アイドルマスターアフターストーリー 菊池 真編

キャスト 
菊池 真(16)
 かわいい女の子になりたくて765プロに入った。アイドル候補生。学校でもなぜか男の子に間違われてしまうのがコンプレックスのようだ。一応、空手の初段とジュニアカートライセンスを持っていた。13歳の時に全日本カート選手権で優勝を果たしている。普通自動二輪免許所持

高槻 やよい(13)
 真と同時期に765プロに入った同期生。素直なのがとりえの元気少女。
 
秋月 律子 (23)
 元トップアイドル。765プロ最初のIU優勝者。いよいよ彼女の本心であるプロデュースの方へと転身を図った。真の担当プロデューサー。

菊池 真一 (42)
 カーレーサー。WRC(世界ラリー選手権)のワークスドライバーをしていたほどの実力者。現在はとあるラリーチームでWRCグループNのドライバーをしている。娘の真の素質を知っているので本来はそちらの道に引き込みたかったが・・・。

凛々しいといわれた女の子の物語。 第一幕 デビューにいたるまで・・・。

「父さん。なんで判ってくれないんだよ。僕は父さんの操り人形なんかじゃあ無いんだからね」
「駄目だ。まったくアイドルなんて。あんなチャラチャラした衣装きて人前で踊るなんて・・・。まったくもってケシカラン」
「だいたい父さんも古いよ。こんなんだからレースでも入賞できれば御の字の成績なんだと思うよ」
と、まあ、いつもの喧嘩をしていた。ああ。僕の名前は菊池真16歳。
これでも、一応は女の子なんだよね。でも、なぜか学校でも男の子に見えるのか学校の昇降口にラブレターを貰ってみるとなぜか女の子に告白されたりとか・・・。僕は百合の気は無いんだけれどねぇ。そんな僕も男の子から告白されたい。という思いで思い切って女の子としてのかわいい一面を皆に見せ付けてやろうと思って765プロのオーディションを受けようとした訳なんだけれど、それが父さんに見つかってさっきの状況というわけさ。
「まったく。けしからん・・・」
「あなた。真も考えが有っての事でしょうに、3年くらい真の好きにさせてあげなさいよ」
「母さんか。まあ、そうだろうが・・・。しかしなあ、きわどい衣装を着て人前で踊るとなると父親ながら心配でな」
「あら。サーキットでキャンギャルしていた私を口説き落とした貴方とは思えない台詞ね」
「母さんそれは・・・。まあ、そうだな。なんだかんだいっても真も女の子だもんなあ〜。まあ、アイドルとなったとしても娘には変らんからな。母さん真に伝えてくれ。了解した。”ただ、やるからにはチャンプを目指せよ”とな・・・」
「はいはい。ところで今度はどちらにエントリーです」
「ああ。最終戦のイギリスだ。じゃあな」
そんなわけで父さんはまた遠征に出かけていった。やるからにはチャンピョン目指せか・・・判ったよ。
そして学校は女子高なんだけれど僕が765プロのオーディションを受けると聞いて。学友たちは・・・。
「765プロって確か如月千早のいるところよね・・・」
「あんたはペタンコだからねえ。同類相憐れむかな。むしろ三浦あずささんが良いよ。あの包容力はあ〜たまらないわ〜」
「どこがあんなオバサン・・・。それなら亜美の方がいいわよ。あのいたずらも許せるわ〜」
「ガキがすきなんてあんたロリコン」
「何よ」
「なにさ」
と、まあ、あわやキャッツファイトになりそうなところを僕はとめていた。
「まってまって。そんな喧嘩したらだめだよ。せっかくのお昼ご飯なんだからさ」
「そうね・・・。そうか真がデビューしたらあたし達親衛隊になるわよ〜」
「はあ〜。ありがとう・・・」
はあ〜。疲れるよ。それにしても同じ女の子から慕われてばっかりなんてね。どうして、こうも女子高というのは百合な女の子がおおいんだろうか?

そして一次試験を無事通過し二次試験の会場で困っていた女の子を見つけていた。
「あうう〜。これなんて書いてあるのか判らないなあ」
「どうしたの。もしかして読めないの」
「はい。その、振り仮名打っていないからちょっと読めなくて困っていたんです」
「ん。どれどれ。じゃあ読んであげよう」
「助かります。あの。貴方は誰ですか」
「そうだね。僕は菊池真」
「私は高槻やよいです。あの助かりました。お互い試験に合格するといいですね」
「そうだね」
そして彼女の言ったとおりに僕とやよいの二人がオーディションに合格し僕とやよいは晴れてアイドル候補生になった。
やよいは天海 春香のバックダンサー兼弟子としてアイドルのノウハウを学んでいた。で、僕はというと。三浦あずささんに付くことになった。まあ、彼女の大人の魅力というのは僕達ではとても太刀打ちできないことを悟ったね。そして翌年の春僕とやよいもついに担当プロデューサーがつくことになった。やよいは仁科さんが僕にはかつて765プロでトップアイドルをしていた秋月律子が僕の担当プロデューサーになった。
「はじめまして。担当の秋月律子よ。貴方が菊池真ね。プロデューサーに成り立てだから至らない点もあるかもしれないけれど全力で貴方をプロデュースするから宜しくね」
「はい。こちらこそ宜しくお願いしますプロデューサー」
ルーキーズを目指してレッスンに作曲家の先生の挨拶やテレビ局に顔出しなど色々なことをめまぐるしくした。
そして如月千早の引退コンサートの前座を僕とやよいが勤めた。そして千早さんの結婚式で彼女の白いドレス僕も憧れるよ。いつかは着てみたいとおもうね〜。そして彼女は旦那さんの今井プロデューサーとともにイタリアへと旅立った。僕らは彼女の幸せがずっと続くとおもっていたけれどね・・・。そしてルーキーズを通過していよいよとおもった矢先に美希がとんでもないスキャンダルを引き起こしていた。
(続く)

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