ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

iM@S サイドストーリーコミュのアイマス小説(天海春香編その6)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
idol master relations 2

春香編 

私がアイドルだった頃の思い出話

CAST

天海春香(17)・・・前年度はAランク130万で活動終了したアイドル、 二年目を迎えた今年の目標はランクS


高橋博士(22)・・去年は律子で今年から春香を担当することになった入社二年目のプロデューサー、765プロに来る前はアートスクールに通ってて本人もアート関係の仕事に就きたかったらしい・・下の名前は「ひろし」と読む。


星井美希(14)・・この秋に親のコネで765プロに入った新人アイドル、どうも親や姉に甘やかされたのか、世の中をなめてるとしか思えないスタイル抜群の美少女

高木順一朗(43)・・・765プロの社長、事務所の父親的な存在と言ったとこか・・実生活でも高校生の息子と中学生と小学生の娘がいる。

黒井崇男(38)・・・父親を追い出して961プロの社長になった男、昔から、高木社長と色々あったらしい

第六章

「二年目の思い出・その2”我が人生、最悪の出会い”」

そして、二年目の九月末、ある日の朝の八時半の朝礼が終わった後、高木社長から、「今日は新たなアイドル候補生が入ったから仲良くするように…」とのお達しがあった。数分後、その子の自己紹介が始まった。

「初めてましてなの。ミキの名前は星井美希、年は中学二年生ってとこかな…まあ、頑張ってトップアイドルを目指すつもりだけど、ミキ、なんでもできちゃうから、すぐにトップになれちゃうかもって感じなの♪」

「…」

「まあ、そういうことだ…美希君の父親は私の昔からの親友で美希君も小さい時から良く知っている…まあ、かなりの世間知らずだが、根は裏表のないいい子だ…少し足りないとこもあるけど、そこはみんなで直していこう…」

「おじ…いや社長さん…そんな話はいいから、早く何かやらせてほしいの…パパ言ってたの…『高木のオジさんのとこだったら、やることやれば、すぐにスターにしてくれるよ』って…」

「…」

「美希君…確かに君のお父さんにそう言ったけど…それは、普通のことができるようになってからという意味だよ…」

「ふつうことって…なんなのかな、社長さん?」

「その…、挨拶ができるようになる、人の言い付けを守ったり、自分から他人のお手伝いをするとかということだよ…美希君…」

「え、それがどうしてトップアイドルになるのに重要なの…ミキ、わかんないの〜」

「いや…それはだな…」

こんなやりとりが続いてイライラした後、自己紹介はようやく終わりに近づいた…

「で、美希君だが、天海君の下でやってもらうことにしたいと思う…いいかな、天海君?」

「…はい、分かりました。社長の期待に添えるよう頑張ります。」

「じゃあ…春香、これから、よろしくなの〜」

「…ええ、こちらこそ…」

と社長はこの厄介者を私に押し付けてきた…解散後、私は社長に引き留められた…

「天海君、まあ、君には色々と厄介をかけるけど、美希君をいつ判断させるかは君の意見をも参考にするつもりだ…頼んだよ。」

こうして、美希は私の下でアイドル候補生としての時間を過ごすことになった。

で、彼女とは数ヶ月お守りをすることになった…まあ、私が言うのもなんだけど、美希はスゴい才能の持ち主だというのは本当よ…まあ、この時は全然やる気がなかった…早い話、世の中をナメてたのよ。私も高橋も暇を見つけては美希に忠告したけど、全く聞き入れる気配はなかった…そして11月末についに決定的に事件がおこってしまった。

そうあれは私がVOCALM@STERを受けたときのことだったわ…その時私は美希も連れていくことにしたの…「他のアイドルを間近に見れば、少しは自分の立場をわきまえるだろう…」と思ってね…このオデで私は東豪寺事務所からエントリーした東豪寺麗華らを破ってM@STERシリーズをコンプしたんだけどね。楽屋に帰った私は美希に言った。

「どう、美希、私の実力のほどがわかったかしら?」

「う〜ん、それはどうかな…美希的には今日のオデはとてもつまらなかったの〜今日出てる他の子のレベルだったら今の春香でも楽勝だと思うの〜それに〜」

美希は続けた

「この程度の子達がCランクとかBランクだというのなら、芸能界なんて全然大したことないと思うの〜これなら美希がい…何するの!?」

美希の余りにフざけた態度に我慢ができなくなった私は美希を張り倒した。そして美希の襟首を掴んで頭を下げさせた。

「みんな…ごめんなさいね。コイツ、ウチに入ってきた新人なんだけどね、とにかくバカでウチでも持て余してるのよ…帰ったら事務所でよくいい聞かせますから…ここは私の顔に免じて許してやって…な、痛い!?」
スキを見た美希は私の太ももに噛み付いてきた。痛みに思わず手を離した私に美希が飛びかかってきた。まあこうなっては仕方ないから私も力づくで美希を押さえつけることにした。

しばらくして、他の娘から急を聞いた高橋プロデューサーがやってきて強引に私たちを引き離した。そしてスタッフの人達に私達を監視してるように頼むと番組のディレクターに謝罪をした…後で聞いたけど、ディレクターは激怒してプロデューサーにこう言った…

「今日のところは大目に見とくけど、今度こんなことをされたら、出入り禁止も考えるよ!」

と…そして次の日、一部始終を聞かされた社長がテレビ局のお偉いさんに詫びを入れにいったけど、そこで961プロの黒井社長に出くわしてこの件にかこつけて、散々に嫌みを言われたらしい…

この件で私は美希のお守り役を外されて、この年はIUに参加しなかった千早ちゃんが美希のお守りを任された…まあ、美希も少しは考えることもあったみたいだから、しばらくはおとなしくしていたわ…だがそれも長く続かなかったよ。

まあ、思い出すのもバカらしいけど、年始に起きたあの事件がきっかけで美希は961プロに逃げ出した。

(続く)

コメント(1)

美希から見て正直な感想を言ったのでしょうね。そして実力を知っていた春香は自分の実力を見せ付けるつもりが逆に貶されて反逆したわけですね。まあ、それがきっかけで春香と美希は天敵同士になったわけですね。まあ、美希は我冠せずだけれど春香が憎んでいるわけですね。そして実力が並んでいる千早と仲良くなりお互いに才能を磨きあって千早の世界進出の布石となった訳ですね。まあ、美希が歌ったのはファンのためよりも愛するものの為にという動機ですからね。そしてプロデューサーと知り合ってプロデューサーに振り向いてもらいたいがために黒井プロに移籍したか・・・。まあ、黒井社長が言葉巧みに誘導したのでしょうがね。

そして後に春香は美希、美幸親子を跪かせようと画策するけれどすべて無駄におわり自分自身の地位を落とすことになったのでしょうね。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

iM@S サイドストーリー 更新情報

iM@S サイドストーリーのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。