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iM@S サイドストーリーコミュのアイマス小説SS(天海春香編その5)

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idol master relations 2

春香編 

私がアイドルだった頃の思い出話

CAST

天海春香(17)・・・前年度はAランク130万で活動終了したアイドル、 二年目を迎えた今年の目標はランクS

如月千早(16)・・前年度は惜しくもアイドルアルティメット(IU)に敗れ、Bランクで活動終了したアイドル、但し特別オデはコンプしている。今年は自分の内面を磨くために営業に専念する。

秋月律子(19)・・前年度はAランク120満で活動終了し、今年は千早に変わってアイドルアルティメット(IU)に出馬するアイドル、勝気かつ世話焼きな性質だが、本当は誰かに甘えてみたいと思ってる。

三浦あずさ(20)・・今年の春からデビューすることになった自称「瀬戸際アイドル」グラマーな体と高い歌唱力に持ち主だが、何事にもマイペースなので即戦力として売り出したい765プロを困らせている。

高橋博士(22)・・去年は律子で今年から春香を担当することになった入社二年目のプロデューサー、765プロに来る前はアートスクールに通ってて本人もアート関係の仕事に就きたかったらしい・・下の名前は「ひろし」と読む。

仁科孝明(23)・・今年から千早を担当することになった入社二年目のプロデューサー、去年は春香をまかされてた。

長谷部正幸(23)・・あずさのプロデュースを任された入社二年目のプロデューサー、去年、千早を勝たせてやれなかったことを残念に思ってる。

若林忠(27)・・今年から律子を任されることになった、元西園寺芸能事務所の売れっ子プロデューサー、駆け出し自分は高木社長の下で働いていた・・下の名前は「ただし」

今井雄一(19)・・今年765プロに入ってきた新入りプロデューサー、さしあたっては雑用+接客といったところか?

中村豊(17)・・春香のおさなじみにして高校の同級生。春香に対して何もできない自分をじれったいと思ってる、イケメンだか内気な少年

「二年目の思い出話・その1」

4月4日、この日は私の17回目の誕生日でもあるけど、765プロは二年目の活動を開始した。私達アイドルは新たに付けられたプロデューサー達と今年度の活動について話し合った。

「お互いの自己紹介も終わったことだし・・本番に移ろう、今年の目標だがSランクまで行って貰う。できるな・・春香?」

「ええ、高橋さん、目標は難しいかもでうけど、私頑張ります!」

「そうか・・でも、そのためにはTOPXTOPが受けれるBランクまでは無敗でいき、かつ30勝はする必要があるが・・できるか?」

「やります・・律子さんや千早ちゃんも頑張るんだから私だって!」

「わかった・・じゃあ、個別のノルマだが・・23週までにCランクに到達、そしてCランクでM@sterのコンプ・・そして35週でBランクがノルマだ・・」

「はい、それでお願いします。たとえ、鈴谷マヤや四条貴音が来ても私勝ちます!」

「その意気だ!」

目標の設定が終わった後は、仕事の話だった。去年は全てが初めてだったから・・仕事一つ取るのも苦労したけど、今年は違う、いきなり歌番組とバラエティ番組の出演、単発ドラマの出演以来が来てるし、それに春からのラジオパーソナリティのレギュラーの仕事を律子さんが回してくれたわ。それに765プロから出るお給料の額も大幅アップしたわ。去年の春は、クラスメイトにそのことを話したら、「それだったら・・・ミスドかモスバでバイトしてる方がマシじゃないw」と笑われたけどさ・・今年も同じことを聞かれたから・・「お給料だけで1000万」と答えたら、機嫌を取りにくるようになったわ。現金なものね・・IUに勝った事のない私でこれだから、神アイドルだった千早ちゃんと律子さんがお給料だけで相当、貰ってたか想像が付くでしょ?

私自身のミーティングは終わったが千早ちゃんの方はまだだった・・相当時間が立った後、彼女の方のミーティングも終わった。私は千早ちゃんに聞いた・・・

「千早ちゃん、随分長いミーティングだったけど・・やっぱり、あのことについて話し合ってたのかな?」

「ええ・・そう、私、この歳だから、親元から独立しようと思うの。あと、学校も中退するわ・・別に高卒や語学の資格を取るのに学校に行く必要はないでしょ?」

「・・・千早ちゃん、仁科さんが思いとどまるよう説得してる様子が目に浮かぶわ・・でも千早ちゃん、何もそこまで思い切る必要はないんじゃない・・その学校はともかく、お母さんと離れるのはその・・千早ちゃんのお母さんだってさびしいんじゃないかしら?」

「うるさいわね!あんな人と一緒にいたら私も腐ってしまうわ!とにかく、去年でよくわかった・・歌だけではこの世界には勝てない、そのためには自分の内面を含めた自分をレベルアップしないといけない・・そのためには私は過去を捨てなきゃいけないと思ってるの・・私、間違っているかしら?」

「うん・・その通りかもしれない・・」

私は思わずそう言ってしまった。まあ、千早ちゃんは「春香は春香のやり方で上を目指すべきだと思うわ。」とフォローしてくれたけどね・・話は先に進むけど、三ヵ月後は千早ちゃんは高木社長が紹介してくれたセキュリティ付きのマンションで生活を始めた・・まあ、家賃はお給料から差し引かれることにはなったみたいだけどね・・そして学校も中退した・・もちろんここにいたるまで、高木社長や仁科さんが入れ替わり立ち代り、千早ちゃんのお母さんに生活態度を改めるように説得したけどムダだった・・・千早ちゃんが1人暮らしを始めた後、私達は時々集まって個別ミーティングをした・・まあ、お茶とかゲームでまったりしたこともあるけど、演技や歌について討論したことが殆どだったわ・・まあ、討論が白熱していつのまにか朝が来たこともあるけどね・・まあ、最後の一年間は行なわなかった・・どうしてって、その年から千早ちゃん、今井さんと同棲をしていたの・・・まあ、今井さんは結婚して千早ちゃんとともに海外に旅立つけど、海外での成功を見届けることができず、事故で亡くなるんだけどね。

活動再開後9週がたった。私がパスしたルーキーズの前座にEランクだった自分のあずささんが出ることになった。

「あずささん、しっかり頼むよ・・今日は前座だけど、二週後には本番の舞台をつとめてもらわないといけないからね!」

「うーん、そんなこと言わなくても大丈夫です〜プロデューサーさんは心配性なんだんだから〜」

あずささはそつなく舞台を務めた。あずささんの舞台を生で聞いたのは初めてだったけど、思ったより上手いなと思った。その後の舞台で私は「乙女よ大志をいだけ」を含めた7曲を披露した大好評だった。まあ、あずささん・・いや長谷部Pはあずささんに小言を言ってたけどね

「あずささん・・今はまだ春香の方が全て上だから感心するのはわかるけど、あずささんも頑張ればあのレベルに到達できるんだから・・まずはできるところからやっていこう。」

二年目は慣れてきたから高橋Pに言われるより早くCランクに到達した。ラジオパーソナリティとしての評判も上々よ・・私の辛口トークに信者も大満足だったんじゃないかしら?あずささんは、ルーキーズをパスした翌週のゲストで呼んであげた

「あずささん、こんなところで満足してたらあっという間にオバさんになっちゃうわよ!」

と毒吐くとあずささんはこう返してきたわ・・

「今の私は昔の私とは違うわ・・春香ちゃんもそろそろ新味を出さないとマンネリになるんじゃないかしら?」

その場は

「あずささんもなかなかキツいこと言うな・・」

ということで終わったんだけど、マンネリと呼ばわれた時はかなりへこんだよ・・ファン数で千早ちゃんは律子さんに差をつけられ、あずささんにも追いつかれつつあるのは事実だしね・・・

いつの間にか、夏が終わって秋が来た。あずささんは夏に出した新曲「サニー」が大ヒットして、八月でCランクに到達した・・まあ、長谷部Pの発案で海岸で水着姿で出張ライブを二週間ぶっとおしでやったことが相当効果があったかもしれないけどね。私の方もカラメモと9月にVOマスを突破、千早ちゃんはこ9月時点でM@sterシリーズを含めた6オデに突破、律子さんも5つ突破して、IU三回戦も突破していったわ。

そして、この年の9月の末だった・・765プロに1人の新人がやってきた・・そう、アイツよ・・世間は彼女を「消えた伝説のアイドル」と言ってるそうだけど・・私にとってはね・・・稲葉ちゃん、ここからの話はキツくなるから・・少し休みにしてくれないかしら?

(休憩)

インタビューは一旦中断になった。私は自分のためにグレープフルーツジュースを春香さんのために、シャンパンを用意した。

「へへ、気が利くじゃない・・・やっぱり昼から飲むんだったら、ビールよりシャンパンだわね。」

「はぁ・・そういうものですか?」

「そういうものなの・・まあ、来年になったら稲葉ちゃんに、お酒の飲み方を教えてあげるからね。」

また、気苦労が増えるなと思った・・というのも春香さん、自分も飲むけど人にも飲ませたがるのよ・・そして、得てして飲みすぎて床にひっくり返ることもしばしばらしいしね・・春香さんは今は、オフレコかと聞いた、私がそうですと返事すると春香さんは・・・

「そうなんだ・・・日頃接しているあなただから、聞くけど、あの長谷部美幸って子はどういう子かしら?」

「ああ、美幸ですか・・真面目でいい子ですよ・・少し恥ずかしがりなところまありますけどね・・・」

「ふーん、そうなの・・真美もそう言ってたけどね。じゃあ、最初のころの母親とは全然違うわけなんだ・・・まあ、私としては親の淫らな性格を受け継いでいなければそれでいいんだけどさ・・」

「淫らって・・・そんな、あの子の母親の美希さんとは一度会ったことはありますが、そんな悪い人じゃなかったですよ・・まあ、美幸が言ってたみたいにバカっぷるでしたけど・・」

「バカっぷるって・・美希も相変わらずだけど、旦那の方も大概ね・・あっちの方も確か今年で42歳でしょ・・やよいの旦那になった仁科さんと同じ年だったはずだし・・であそこってスゴイ子沢山でしょ?」

「確かに・・・女の子がまあ、1人はまだ赤ん坊だけど、美幸を含めて3人、男の子が二人だったかな・・まあ、美希さんは・・その・・まだ欲しいとかいってるみたいですが・・」

「まあ、呆れた・・で、美幸はそのことについてなんか言ってるの?」

「あの子はさすがに・・「私達上の方の子供の立場も考えてよ。お母さん!」と言ってましたが・・まあ、あの美希さん今年でもまだ33ですからね・・小鳥さんの初産が38だったことを考えたらできないこともないのでしょうが・・・」

「そう、娘の方は少しはまともみたいね・・・まあ、親の方はOG会に引き摺り出して性根をたたきなおす必要があるみたいだけど・・」

「・・・」

私は思った、春香さんも少しお酒が過ぎてきてるみたいだと・・

「じゃあ、インタビューを再開しようか?稲葉ちゃん・・・」

インタビューは再開された。

(続く)

コメント(1)

次回

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