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タオバオ代行コミュの『中国人との付き合い方(次回・・次回 を容認する)』

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僕と同様に中国人をパートナーとして、仕事をされている方もけっこう
いるのではないかと推察いたします。


根本的に考え方とかが違いますので、どえらい苦労する場面もあるかと思い
ますが、耐えるところは耐えて、能力を伸ばしてあがられるところは
伸ばしていければよいですね。


言葉の問題よりも大きいのが、「感性」です。
特に「顧客に対しての感性」という部分では、がっちりと押さえ込んでおか
ないと、どんどんなし崩しになりますので、ご注意ください。



つまり「日本のお客さま」をどれぐらい尊い気持ちで対応できるかです。
中国人は中国人を大事にしますよ。

日本人よりも中国人を大事にします。古臭い言い方でいえば、同胞意識とで
もいいましょうか・・・そんなところがあります。

ですから日本で商売をするのであれば、「日本のお客様をなめるな」という
ことを徹頭徹尾追求しなくてはいけないです。



例えば手前味噌で恐縮ですが、僕が実体験した話をいたします。



中国からの仕入れを行うときには、当然ながら中国人に頼みます。(理由は、
日本人がカタコトの中国語を話して商売の話をするよりは、中国人がきちんと
会話したほうがよいからです。この意味は、わかりますよね。
カモネギにならないようにしましょう。)



ですから僕たちも中国からの仕入れは、中国人が対応することになります。
中国からの仕入れは、僕自身50%ぐらいしか信用しておりません。
残り50%は、はっきり申し上げて、不信用ということです。前から申し上
げておりますように、ここに100%の信頼など置いていたら、きっと胃袋が
10個あっても足りません。
だから良くて6割で及第点という考え方です。




でも50%〜60%の信用度合いと最初から決めていれば、不測の事態にも
即対応できますし、その負の財産をきちんと清算すべく、次の買い物でまけ
させたり、数量を多く入れてもらったりすることができるからです。



このあたりは、肉を切らせて骨を断つ方式にちょっと近いですが、
「商売!!」ですので、シビアに 絶対に ババを掴まされないように、
用意周到の理屈理論を常に用意しておくわけですよ (^^)




そんなわけで、50%の信用ですが、中国からの買い付けを実行します。
そうすると想定どおりに、届く商品の点数は、60点とか70点になります。
で、ここで僕は不足の40点分、30点分がどうしても許容の範疇を超えて
おり、「なんとかしてくれ!」と明確かつ強烈な指示を出します。



しかしながら中国人は、その強烈な指示を現地に通そうとはしないです。



こちらは会社として、またはお客様からの指示もあり、要求した商品が
欲しいわけですよね。


ところが、その要求を強く通そうとしないのが、中国人です。


「それでは困るのだ。これは日本のお客様にお送りする品物だから、
きちんとしてもらわなくては困る。今すぐに連絡して、即対応してくれるよ
う打診されたし!!」

まぁこのようなことをいうのですが、のれんに腕押しのような感じです。



つまり「なぁなぁ」なんですね。



消費者が困ることがわかっているから、徹底追求するのですが中国人はそれ
をあまり真剣に捉えてくれません。


では、なぜこのような お客様に対する気持ちの温度差が生じるのでしょう?


僕は今までのいろいろな付き合いの中で、
「中国人はメンツを重んじる」ということが痛いほどわかりました。
また、「中国人は、謝罪しない」ということも嫌気がさすほどわかっています。



この国民性向は大昔からの歴史の中でつくりあげられたことなので、
まぁそう簡単には直らないかもしれません。
日本人の美徳を求めてしまうと、きっとそれは無理なのです。




ではどうしたらよいのか・・・

上にもチラリと書きましたけど、良好な関係の中で「おまけ」と「値引」と
「数のサービス」を 迫るわけです。


初回の失敗はわかった。じゃぁ二回目になんとかしてくれ。
(はい、了解)

こんな感じですよ。



つまり、進行形の中で負の財産を清算するようなスタイルが良いのです。


これを日本人の場合には、過去に遡って負の財産を清算しようとしますね。


実は僕もそうしたいし、根本的にはそういう性質が当然だと思っています。


消費者契約法とか、PL法の類も全部遡って、ナシにしましょ!っていう
内容です。


これが「責任」ですし、僕たちはよくその点を理解しています。

でも中国人と付き合うときに、過去に遡って、なんとかしてくれって
言っても かなり厳しい・・・・

それよりも未来の付き合いの中で、二回目、三回目の取引で、初回のミスを
取り返すような算段を考えたほうが得ということですね。



だから平気で言いますよ。

「じゃ、次回 対応する」という言葉を・・・・



これって逆鱗に触れる一言なのですが、彼らにとっては当たり前なので、
それを飲むかどうかは皆さんの自由であります。



でも長い付き合いをしようということであれば、今回のメルマガに書いて
あることは、許しがたくても 後々 ペイできるはずですから、お勧め
です。



郷に入れば、郷に従えです。

中国のビジネス慣習をある程度、容認しながらよい関係を築き上げる
こともとても大切なことです。

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