peroniコミュの最っ高の体験

はじめまして。peroniのコミュがあったとは

私は3～7歳までイタリアに住んでいました。
半年遅れで帰国した父親がイタリア土産に買ってきてくれたのが
ペローニのコインケースでした。
当時は子供でしたので小銭も持っておらず小物入れとして使っていましたが、いつの間にやら紛失してしまいました

それから約30年の月日が経ち、peroniというブランド名も忘れていましたが
あの感触・フォルムは心の片隅にずっとありました。

そしてある日偶然ネットでperoniを発見

「あっこれは

」と思い即購入しました。

実は話しはここからです。

私は今年結婚します。
婚前旅行ということで先日1/1～1/10までイタリア旅行に行ってきました。
今回はただの旅行ではなく、自分のルーツを辿る旅にしようと思い
当時通っていた幼稚園、いつも遊んでいた公園、よく行ったバールなどを巡りました。

そして

行って参りました！

フィレンツェperoni工房！！

ネットで調べた住所だけを頼りにタクシーで降ろされた所は
「えっ!?どこ？」ってくらい郊外の普通の住宅地。
路地の奥にありました。
ちいさなプレハブ小屋で小さい表札に
“peroni fabbrica”と。

対応してくれたのはマウリッツィオ氏。
そこで自分の小銭入れを見せ、思いの丈を伝えました。

昔イタリアに住んでいたこと
父がペローニをプレゼントしてくれたこと
今は日本に住んでいて30年ぶりに訪れたこと･･･

突然訪れたカタコトの英語とイタリア語の東洋人に
マウリッツィオ氏は親切に対応して下さいました。

工房は2階建てで1階が作業場、2階が事務所のようで
2階には数え切れないくらいのperoni商品のサンプルがずらりと並んでいました。
すごく魅力的な物が多く、片っ端から欲しかったのですが
「ここはあくまで製作所だから売り物は無いんだよ」
とのこと。

その後も一緒に工房内を案内して頂き、製作途中のコインケースやメガネケース、発表前の新作(!)など貴重なものを色々見せて頂きました。

「うちは10人未満のスタッフで一つ一つ全部丁寧に手作りでやってるから多くは造れないんだ」とおっしゃっていました。

あまりお仕事のお邪魔をしてはいけないと失礼しようとしたら
マウリッツィオ氏からびっくり発言
「2階のサンプルの中から１つか2つくらいだったらスペシャルプライスで譲ってあげるよ」とのこと

“えぇぇ!!マジで!?”

散々迷った挙句、私は名刺入れを、彼女はコインケースを頂戴しました。
とてもここでは書き込めないような破格の値段で

「イニシャル入れてあげるよ」とマウリッツィオ氏。
ご本人自ら
「このトーチじゃないと最近のは火が強すぎてうちが使っている繊細な革には焦げてしまうんだ」
と長年ご愛用のトーチで刻印。

ご丁寧に例の巾着袋と専用箱にギャランティカード付きで渡してくれました。
(正直この箱代にもならないでしょって思いましたけど

)

まさに世界に一つだけ、最高の宝物を手に入れました。

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 02月17日 18:38

ン～～～～～ん

何とうらやましい！

イタリアに行ったそれだけでもうらやましいのに！

ペローニの工房に行った。

それにまして・・・・！！

もうこのコミュもお譲りしなければ！！

そんな感じです。

良い思いでとご結婚おめでとう！！

[2] mixiユーザー 02月18日 23:14

ありがとうございます！

ホントによかったですよぉイタリア!!

今回はミラノin～ヴェネツィア～フィレンツェ～ローマoutというコースで廻ってきました。

私は昔住んでいたローマに行きたくて
彼女は友人からいいと聞いていたヴェネツィアに行きたくて
でも終わってみたら
どこが一番良かった？と聞かれると
二人とも口をそろえて
「フィレンツェ！」と答えてました(^^)

５月に入籍しますが式は来年の年明けに
またもう一度イタリアへ行き
イタリアで挙式することにしました！

￥が大変なんで毎日頑張って仕事してます

[3] mixiユーザー 03月20日 02:54

はじめまして！
とても良い経験ですね