ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

変な特許・発明を楽しむコミュコミュの全方向推進型飛行船

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
またテキスト検索で、発明の名称:「飛行船」をやってみました。

----------
【公開番号】特開平6−64592
【公開日】平成6年(1994)3月8日
【発明の名称】全方向推進型飛行船

【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【全頁数】6
【出願番号】特願平4−221446
【出願日】平成4年(1992)8月20日

【要約】
【目的】 本発明は前後、上下、左右の3次元空間の所望の方向に推進できる、全方向推進型飛行船を提供することを目的とする。
【構成】 本発明はガス体の密封可能な気室と、同気室に充填された空気より比重の小さいガス体と、人・貨物等を搭載可能な区画と、ジンバル状に支持され空間の任意の方向に向けて推進可能な推進手段とを具備してなることを特徴とする全方向推進型飛行船を構成とする。

>「ジンバル状」って、何??

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ガス体の密封可能な気室と、同気室に充填された空気より比重の小さいガス体と、人・貨物等を搭載可能な区画と、ジンバル状に支持され空間の任意の方向に向けて推進可能な推進手段とを具備してなることを特徴とする全方向推進型飛行船。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空間の任意の方向にむかって推進可能な飛行船に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の飛行船は気室に空気より比重の小さいガス体を充填し、水平方向の推進手段を搭載して飛行するのみであった。垂直方向の推進手段を別に備えた飛行船も提案されているが、未だ実用に至っていない。
【0003】これら従来の飛行船は前進飛行が主で、上昇、下降、後退がきわめて困難であり、垂直推進手段を備えた飛行船にあっても、たとえば前進から上方向への変更には一方の推進手段を停止し、他方の推進手段を始動しなければならない等の操縦上の困難さが伴なう。
【0004】本発明者は先に、これら従来飛行船の不具合を解決するため、前後、上下の範囲にわたって推進方向を瞬時に転換できる起倒式推進手段を備えた飛行船として特願昭62−156478号他を提案した。
【0005】その飛行船によれば、推進手段の駆動を停止することなく起倒(回転)することによって飛行方向に見て前後上下面内の全範囲にわたって方向を選択できるという著しい利点があるが、ただ左右移動を推進手段によってのみでは行なえないという改良の余地を残していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の飛行船には解決すべき次の課題があった。
【0007】即ち、従来の飛行船では、機軸に対し、水平、垂直の推進手段を別々に有するものにあってはそれぞれの駆動手段を方向変換の都度、発・停する必要があり、狭隘地点への着陸がきわめて困難という問題があった。
【0008】また、機軸に対し、前後上下面の全範囲にわたって推進方向を選択できる起倒式推進手段を備えた飛行船は一つの推進手段を所望の向きに起倒して飛行船の空間位置を微調整できるので狭隘地点等に対する離着陸性能は格段に向上したものの、左右方向の微調整に改善すべき点があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するため、前後、上下、左右の3次元空間にわたって所望の方向に推進できる推進手段を備えた全方向推進型飛行船を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決手段として、ガス体の密封可能な気室と、同気室に充填された空気より比重の小さいガス体と、人・貨物等を搭載可能な区画と、ジンバル状に支持され空間の任意の方向に向けて推進可能な推進手段とを具備してなることを特徴とする全方向推進型飛行船を提供しようとするものである。
【0011】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用を有する。
【0012】即ち、空気より比重の小さいガス体を充填した気室に、人・貨物等を搭載可能な区画を備えるので、揚力発生用の翼や推進手段を備えることなく、人や貨物等を搭載して空中へ浮揚することができる。
【0013】更に、ジンバル状に支持され、空間の任意の方向に向けて推進可能な推進手段を備えるので、前後、上下、左右の空間内の全方向の任意の方向にむけて船体を移動することができる。
【0014】しかも、その方向変換を一つ推進手段によって行なうので迅速に変換、移動できる。

(中略)

【0041】以上の通り、本実施例によれば、飛行船を空間の全方向に移動できることは勿論、ヨー、ピッチ、ロール制御も行なうことができるので、いわゆるピンポイント離着陸をきわめて容易に行なうことができ、また、横風等があっても推進装置6でプロペラ7の向きを、その横風の力と相殺し合う向きにして、恰も無風状態下の如く離着陸でき、僻地の狭隘地点、離島等との人や貨物の大量搬入、搬出を容易に日常化できるという利点がある。
【0042】また、大空で、上昇、下降、横滑り、後退、逆転、旋回、錐揉み、その他、あらゆる姿勢、動作の曲芸体験飛行が可能で、遊覧飛行の分野に革新的ジャンルを展くことができるという利点がある。
【0043】また、救助活動等の際、本実施例の飛行船によれば、ヘリコプタのようにロータによる強い吹き下しがないので空中に停止したまま疲弊した遭難者を平穏に救助できるという利点がある。
【0044】また、滑走路を必要とせず、かつ、離発着が容易なので従来の航空機やヘリコプタに代わり、僻地間の、或は都会と僻地間の、或は島嶼間の人の移動、物流に容易に寄与できるという利点がある。
【0045】従って我が国のように平坦地が少なくて広い道路が作れず、又、長い滑走路を必要とする空港を作れず、海峡や湾に阻まれてバイパスを作れない山岳国家、島嶼国家にあっては、本実施例の飛行船は最適の大量物流促進手段となり、通信情報、食文化、人の交流をも含め、中央と地方との隔差を一挙に短縮する有力な利器たり得る利点がある。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次の効果を有する。
【0047】即ち、本発明によれば、人や貨物を搭載して空間の任意の方向に推進できるので狭隘な地点に大量の人や貨物を容易に搬入搬出できる。
【0048】また、空中の一点にも容易に留まることができ、かつ、ヘリコプタのような吹き下しがないので、多勢の遭難者を静穏に救出することができる。
【0049】また、横風等に対し、容易に風力バランスをとることができるので風向に災いされることなく離着陸できる。
【0050】また、空間の全方向に移動できることは勿論、急旋回、急ロールを行なうことができるので、多勢の乗客に同時に人類未踏の曲芸体験飛行を提供できる。従ってレジャー分野に大きな変化と拡大をもたらす。

>そんな曲芸体験飛行は、怖いから、いやだヨー。

コメント(2)

T氏の発明

1. 特開2006-001435 多目的飛行船
2. 特開2004-330093 リサイクル土壌製造装置
3. 特開2004-305294 免疫力強化治療器
4. 特開2002-068095 飛行船形の宇宙船
5. 特開平09-032346 建築物の耐震性復元装置
6. 特開平07-025566 エレベータ
7. 特開平06-346700 トンネル内風圧防止装置
8. 特開平06-064592 全方向推進型飛行船
9. 特開平05-319174 自動車視界表示装置
ジンバル状ってことは、羅針盤みたいにぐるぐるいろんな方向に回るエンジンかなんかがついてるってことですか?それって危なくないの?(それ以前の問題でしょうか)

人類未到の曲芸体験非行・・・コワイモノ見たさに、やっているところと、それに乗っている乗客のヒキツッタ顔をみてみたい(爆)自分は当然安全なところにいて、ですが。(極悪)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

変な特許・発明を楽しむコミュ 更新情報

変な特許・発明を楽しむコミュのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。