ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

マイケル・ジャクソンを悼む会コミュのマイケル・ジャクソンを悼む

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
現在ロンドンでDJ/プロデューサーとして活動する自分にとっての
マイケルがどんな存在だったか、マイケル好きの皆さんと想いが共有
出来ればと思ってここに残します。


peace
Kay Suzuki (http://www.myspace.com/kaysuzukimusic)



* * * * *



最初の思い出はおそらく『Thriller』。
小学校1年生か2年生の時に6年生を送る会の出し物で
クラスメイト達と赤いジャケットを着てムーンウォークをした事。
当時兄か姉にもらった『Thriller』のアルバムが入ったカセット・
テープはB面の最後が時間足りなくて途切れちゃってたから、
ボクにとっての『The Lady In My Life』は最後の1分位のアウトロが無い。

『Dangerous』はたしか初めて自分のCDラジカセを買った
ばかりの頃に出たアルバム。ギターで『Black&White』をコピーしたり、
『Heal the world』にナイーブにも当時は本気で感動。
お年玉の一部は募金するようになる。『Bad』や『キャプテンE.O』に
夢中になり、CDの歌詞カードやクレジットにかぶりついて必死で
情報を集めるようになって、その頃からか、BSに深夜放送
してた『Soul Train 70's』を毎回録画してJackson 5を始めとした
Michael関係の映像も片っ端から集め始める。
オプラ・ウィンフリーとのロングインタビューから
Grammy, MTV Awardなんかのアワード。全てのライブビデオ、
PV、自伝から姉ラトーヤの本まで読破。
この頃にようやくムーンウォークも体得。(苦笑)

『I can't Help It』や『It's The Falling In Love』は
いつかの夏のミックス・テープに入れて海とか車で聞いてたし、
何故か自分が産まれた年に発売されたこのアルバム
『Off The Wall』が少しオトナになってからは一番好きだった。

もっとオトナになって、ダンスミュージックの深い部分が
理解できるようになると、『Jacksons』時代にもハマるようになって
改めてダンスミュージックとしてのマイケルを掘り下げて
DJでもに頻繁にかけるようになる。

そうそう、2007年には『Wanna be startin' Somethin'』の
Re-editを作ってアナログまで出した。
https://www.discogs.com/Various-Bipolar/release/1177363





これがボクにとってのマイケル。
世界中のボク達の世代(30代〜40代)の心の中に必ず居る、
自分だけの特別なマイケル・ジャクソン。

ボク達の人生の常に側に居た兄であり、
英雄であり、アイドルであり、先生。

音楽、ダンス、エンターテイメント、マジック、愛、
地球、人類、そして色んな意味で人生について教えてくれ、
きっと人が成せるであろう、あらゆる可能性を追求して
そのほとんどを達成させてきた一人の人間。

彼の偉業をボクから語らせるとキリが無いので割愛しますが、
彼の残したあらゆるモノの中で、本当に一番価値のあるモノ。
それは彼の肉体と魂から発したバイブレーションに共感した
今、この時代に生きるボク達の魂そのものだと思うんです。
20世紀後半から21世紀にかけて生きている、もっと
大きなくくりのボク達。現代人類の時代。

この時代を常に最前線で象徴してきたマイケルの人生。

それは11歳でデビューを果たした60年代のモータウン
から始まった人種・文化を問わないクロス・オーバー(もしくは
マス・プロダクション)の時代であったり、スーパー・スター
という定義を創り上げた80年代、世界経済が大きく膨れ上った
資本主義の黄金時代であったり、第3世界へ目を向けた
『We Are The World』での作詞作曲をした人類愛の時代。
その後の90年代に起こった『Heal The World』や様々な
慈善活動を代表する地球環境への目覚めの時代。

60年代、70年代にJames BrownやSky Stone,
Stevie Wonder, Marvin Gaye達が表現してきた
『人類の意識の進化』を90年代まで押し進め、
オンガクだけではなく、その人生をかけて、時には
自らの意思とは別になろうとも体現してきたんです。



1週間前の木曜深夜。速報を聞いたボクは約1時間放心した後、
朝まで彼のアルバムを朝までずっと聞いて物思いに耽ってました。

その週末はどこにも行く気がしなかったんですが、
友達が遊びに来てみんなでマイケルの思い出話を交換してると
イギリスでも、アフリカでも、フィリピンでも、アメリカでも、
皆ボクと同じ様な思い出話が沢山あって、同じ様に彼のオンガク
とダンスが放つマジックに衝撃を受けながら、彼が全身で表現
する時代を肌で感じて育って来たんです。


そんな彼の死もまた、一つの時代の終わりを
象徴してる様な気がします。

今現在、JBやマイケルの彼等の意思を引き継ぎながら同じ
レベルの影響力があるアーティストは残念ながらもう居ないし、
悲しい事にどう考えてもこれから出てくる事は無いと思う。
もとい、スティービーを含めた本人達自身も彼等が世界に対して
起こしたマジックは90年代以降に誰からも見る事が無い。。。
(90年代はデジタルによる過去の再発見だった気がします)

今、世界のスーパースターと呼ばれる人のどれだけが
ジェームス・ブラウンやスティービー、ボブ・ディラン、
マイケル・ジャクソンのような『意識改革』を歌っているだろう。

時代を映し出すオンガクとしての精神が生き残っている
現代の才能あるアーティスト達のどれだけが
世界に認知されているのだろう。。。。




今、ボク達が生きているこの世界で、果たして
どれだけのモノが本質を保っているのだろうか。

あらゆる名前の元に存在する、あらゆるモノ。

食物、音楽、貨幣、経済、国家、戦争、地位、宗教、神。

果たして、どれだけのモノが、本質を保っているのだろうか。

現代人はどれだけ”自然”に生きているんだろうか。



もうそろそろ気付いてきてる気がします。
きっとこれから時代が変わって行きます。


いや、きっともう既に色んなモノが変わって来てるのに
ボク等はあまりにその変化がゆっくりなので気付いてない
のかもしれません。

100年前にはテレパシーなんて不可能だと思われた
だろうけど、携帯電話やメールを使いこなすボク達は
既にテレパシーを使っているんじゃないだろうか。

地球の反対側に12時間で行けるなんて
かつては数日かけて歩いて隣の村に行った人から
すればテレポーテーション以外のナニモノでもない。

ボクが思う新しい時代はこういう発想の転換から
始まるような気がするんです。


ニュートンの引力の発見や、アインシュタイン
の相対性理論から始まった現代物理学も既に
『Theory of Everything(万物の理論)』
なる理論の試みが盛んなようで、宇宙の解明
まであと少しのようです。。。




これからの時代はボク達で作って行きましょう。

マイケル、ありがとう。

そしてあなたのオンガクが一生ボクの心の中で鳴っています様に。



Rest in peace Michael Jackson


Bless
Kay

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

マイケル・ジャクソンを悼む会 更新情報

マイケル・ジャクソンを悼む会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。