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打倒、進行性核上性麻痺(PSP)!!!コミュのコショウを使って誤嚥予防 東北大チームが研究

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<コショウを使って誤嚥予防 東北大チームが研究>
http://www.asahi.com/life/update/0724/002.html

 高齢者に毎食前、コショウのにおいをかいでもらうだけで、誤って食べ物を気管や肺に吸い込む「誤嚥(ごえん)」の予防が期待できるかも知れない。東北大大学院老年病態学チームが、嚥下(えんげ=飲み込み)反射が改善される効果を確かめた。肺炎の原因になる誤嚥は、高齢者には命にかかわる問題だ。手軽な予防法につながる成果として、近く米老年医学会誌に発表する。
 のどの奥、食道と気管が分かれる部分の働きが衰えた高齢者では、食べ物やつばの誤嚥が増える。健康ならせき込んで排出できるが、そのまま吸い込み肺炎を起こす高齢者も多く、死亡の大きな原因となっている。
 東北大の海老原孝枝医師、荒井啓行教授らは、宮城県内の老人保健施設で70〜98歳(平均約85歳)の男女入所者105人を3グループに分け、それぞれ1カ月間、毎食事前に黒コショウのにおいのする精油、ラベンダー精油、水のにおいをかいでもらった。
 食べ物を口に入れてから、嚥下反射が起きるまでの時間を調べたところ、実験前は平均15〜17秒だったのが、黒コショウ精油のグループだけが大幅に改善され平均約4秒になった。嚥下運動の回数も増えた。他の2グループでは、大きな変化はなかった。
 チームはこれまで、神経で「サブスタンスP」と呼ばれる物質が少なくなると嚥下反射が低下すること、神経にあるカプサイシン(唐辛子の辛み成分)の受容体を刺激すると嚥下が改善することを確かめており、においの強い黒コショウによる改善効果を調べた。海老原さんは「コショウのにおいが脳に作用し、サブスタンスPが増えたのではないか」とみている。
 鳥羽研二・杏林大教授(高齢医学)は「実用性のあるアイデアだ。肺炎予防効果が実証されれば、医療・福祉に対して非常に大きな貢献になる」と言う。

コメント(3)

 誤飲、誤嚥からの肺炎が問題となるPSPでも、結構効果の期待できる話ではないでしょうか?
これについてはすでに背景が必要でしょう。岐阜の開業医の先生がLancetに発表した、ACE-I(降圧剤の中のある種のグループ)を使用するとその副作用で空咳が出て、誤嚥が予防されるというものがあります。たとえばタナトリルなどがその薬品の仲間ですが、かならずしも高血圧に使用する量ではなく数分の一くらいの量でも効果があるようです。で、これが効くのはサブスタンスP値の上昇によるというのが一般的な解釈です。この事実は、東北大のチームの研究によっても行われており、おそらくこの書き込みの記事は、降圧剤でなくても(それからいかにも皮膚炎とかおこりそうなカプサイシンでなくても)胡椒の油のにおいで同様の効果があるいうところが、臨床の場で使えそうなところです。
 ACE-Iの副作用を利用していたとは知りませんでした。
 なんか、素人目には咳が出ると余計に誤嚥が酷くなりそうな気もしなくはないんですが……

 とまれ、早く実用化されて欲しいですねぇ。

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