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エッキミュージックサロンコミュの6/1ライブレポート−6/12震災復興応援LIVE  

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あれからもう一週間。今回いささか日時が経過してしまったが先週の日曜日、6月12日に行われた表題のライブがサロンにて開催されたのでレポートをお届けする。
 なお、レポート投稿が遅れたのは筆者の個人的な事情であり、既にオオトリで出演した西多摩社中のライブレポートは当該コミュにアップ(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63047150&comment_count=3&comm_id=2800600
しているのでこちらも合わせてご覧いただければ幸甚である。例によって文中の敬称は省略させて頂く。

 今回のライブ、実は11・12日と2daySライブで筆者は12日のみのライブ参戦である。サロンの2daySライブはスペシャル感強く、特に2日目は過去外れ無しなので今回も楽しみに出かけた。入店してから既に異様な雰囲気が漂う。モヒカン頭や金髪がいて明らかにいつもと客層が異なっており、「ここはライブハウスだぜ」といった空気に満ちていた。レギュラーといえるオーディエンスがいなかったこともあってオープン前の空気は心なしかぴりぴりとしていた。
 オープニングアクトはB.D.バッヂ。ベテランギタリスト中島toshi_rock閣下率いる4ピースバンドである。のっけから閣下のパワー全開、ここサロンでまさかの「ルシール」かのリトルリチャードの古典R&Rである。完全にステージからはみ出して狂乱プレイの閣下を支えるリズム隊はエリ店長のベースと女性ドラマー(佇まいは「おっぱい番長」相澤 仁美?)飄々とした男性がキーボードで彩りを添えている。個人的には古典R&R〜いわゆるオールディーズ〜は大好きなので身体が疼いた。さすがにサロンには踊れるスペースはない。閣下は「ジョニー・B・グッド」も演奏したのだが、さすがにダックウォークは披露できなかった。またスパイダーズの「バン・バン・バン」を演ったのだが「お友達の蜘蛛たちの曲」という紹介にオーディエンスの反応が薄かったのも残念である。しかしタンバリンがなくても閣下のギターとキーボードのアレンジでフォローしていたのはさすがである。年季の入った熱いステージに最後は遅れてきたサロンレギュラーの咲崎アキラを引き込んでおっさんパワー全開、出演順もオーディエンスの頭数もサロンのスペースも関係ないぜとばかりに大立ち回りする閣下、当日の最年長である。うーん、やっぱりロックンローラーはエイジレスなのだ。リズム隊の二人が「長女・次女」で通用する年齢差に閣下の現役バリバリぶりが解る。
 エリ店長はほぼぶっつけ本番ながら見事な演奏とステージワークを披露、ドラムも実にパワフルでキーボードが最も控えめに感じたが、いつもエッキに注目しているのでこのくらいのステージバランスが本来のギターバンドスタイルなのだろう。みなビジュアルも映えるのでこの面子でジャケット写真もいけそうである。
 二組目はまんづ。気合いの入ったモヒカンカットを入念に手入れしたというMCが微笑ましい。メジャーデビュー前後の尾崎豊を彷彿とする風情で汗がほとばしる弾き語りを披露。東北青森県出身ということで今回のライブの意向にもピッタリ、オリジナル曲の演奏だったがどれも素晴らしかった。年下の上司を帯同し、普段の自分を見せる姿勢も◎である。普段は路上もするらしいがサロンは初登場。大型ルーキー降臨である。まんづは芸名らしいが「す」に濁点ではなく「つ」に濁点でそこはこだわりがあるということなのでいつか改めて由来を確認したいと思った。
 三組目は咲崎アキラ。いまやすっかりサロンのレギュラーにして最近は重鎮感がぷんぷん。オリジナル曲の余裕を持った披露やエリ店長・凄腕ギタリストのヨシ、そしてエッキを呼び込む出囃子などはもはやサロンの名物コーナーと言える。今回もいたってマイペース。といってもまんづに負けず劣らず熱いステージでこちらも「若いもんには負けねーぜ」的オーラを発散していた。
 ラス前、伝説の「東京ギャングスタァ」が「GANG★Gothic」となって復活、新ボーカルryuの初ステージと超絶ドラマーユータのカムバックで期待感満点の登場である。
 実はお披露目はバンドリーダーエッキの日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1736954238&owner_id=619034
に既に動画アップしているのであくまで当日のライブ参戦者としての臨場感を紹介したい。
 なんといってもこのバンドのウリは楽器演奏者の卓越したテクニックである。それを全く力むことなくさらりと涼しい顔で晒し、オーディエンスを圧倒してしまうステージワークはインディーズの域を既に超えている。初代ボーカルのハルも今回初登場のryuもかなりパワフルな歌唱法を持ち味とするロックボーカリストだがインストもイケイケのメンバーの中で凄みが薄れてしまう程である。従って、今回動画を撮影したのが携帯電話のカメラということもあり、アップされた動画はかなり音質がスポイルされたものであるということを指摘しておきたい。生で聞く音質/音量と間近で見る個々の演奏力はやはりライブで無いと味わえないのである。
 ここ最近、エッキ/ヨシ/エリの3ピースでの露出が多く、ややアコースティック・ポップに触れた楽曲とビジュアル−エリのメイド姿とか−で凌いでいた感のあるGANG★Gothicだが、ロックマインド溢れるボーカルとドラマーを得てメジャーと伍するロックナンバーも軽々とこなせる本来のスタイルとして戻ってきたのである。しかもラストナンバーは「Mother of Soul」歌詞もボーカルも変わったが「ワン&オンリー」の凄みは健在でソロパートも聴き応え充分、きっちりとライブに合わせてリハーサルをこなしてきたことを証明して見せた。新ボーカルのryuは少しMCにぎこちなさがあるが他のメンバーとは年が離れており、元来弾き語りでやってきた経緯からすればやむを得ないであろう。男性メンバー二人はGANG★Gothicのステージでほぼ無言を貫くだけにステージ上のおしゃべりは孤独感が漂うかも知れない。しかし、繰り返すが圧倒的な演奏スキルでオーディエンスを黙らせるのがGANG★Gothicの真骨頂、ryuも持ち味をさらに出していくだろうし、強力無比なメンバーを従えたエッキの逆襲も見ものである。
 オオトリは西多摩社中。前述したようにライブレポートは済んでいるのでここではGANG★Gothicとの関連で西多摩社中に触れてみたい。
 どちらのバンドもマニアックなまでに超絶テクニシャンギタリストをフロントに据え、高い演奏スキルを涼しげに披露し、ジャンルを問わずどんな曲でも奏でてしまうことができそうである。一方、この日のライブで両バンドの性格の違いが明かになったのは
「オリジナルのギャング、カバーの社中」「ロックのギャング、ポピュラーの社中」といったところか。バンド編成でもサックスレスのギャング、ボーカル/ドラムレスの社中とお互いにないモノを持っているということもある。
 あくまでこの日のライブの所感としてはストリートや野外ステージで受けるのは社中の方だが玄人ウケはギャングかもしれないと思う。またどちらも熱烈なファンがいると思われるが、社中は女性ファンでギャングは男性ファンが多い印象を受けた。
 で、この両バンドが合体したらどうなるか。おそらく世界中のどんな音楽も自分たちのアレンジを施して演奏しきってしまうポテンシャルを感じる。これは凄いとかかっこいいとかというレベルを遙かに超え、まさに「変態」だろう。
 この日のテーマは既述したように「震災復興応援」で多士済々の面子が揃い、かっこよくて凄いライブだった。どのバンド・アーティストも被災地で避難所暮らしを余儀なくされているような方々を前に今回のようなステージを披露出来れば間違いなく激励のメッセージになるだろうし勇気も湧いてくると思う。と同時にみな次回のサロンのステージに大きな期待を抱かせてくれた。最近のサロンのライブはUstreamの「Ekkimusicsalon LIVE」にて生中継を行っており、サロンに行かなくても一応音だけは聞けるのであるがやっぱりライブはライブ。音質も雰囲気もサロンに足を運んでこそである。オープンマイクは“乱取り”であるが、今回のようなイベント色の強いライブはやはり外せないのだ。

コメント(6)

集合写真撮影は全ステージ終了後だったのでオープニングアクトを努めたB.d.バッヂは既にお帰り。なので各メンバーをフォーカス。
咲崎アキラのステージは写真とれず。彼のステージは全部動画撮影しましたあっかんべー写真はB.D.バッヂ乱入風景
いつもありがとう!
今回は動画撮影してもらい、感謝、感謝です。
いろんなアングル、下からのアップなど、素晴らしいカメラワーク!
今度一杯おごります。

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