週刊ブックレビューコミュの２０１０年６月の放送

放送予定
【BS2】2010年6月05日（土）午前8時30分～午前9時24分
【BShi】2010年6月06日（日）午前10時00分～午前10時54分
【BShi】2010年6月7日(月)午前0時15分～1時9分(日曜・深夜)
【BS2】2010年6月8日(火)休止
司会児玉清・守本奈実
出演・書評佐々木敦・角田光代・明川哲也
特集夏樹静子夏樹静子、「裁判百年史ものがたり」を語る

■おすすめの一冊様々なジャンルのゲスト３人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書名闇の奥
著者原登
出版社文藝春秋
書評する人佐々木敦（評論家）

書名天国旅行
著者三浦しをん
出版社新潮社
書評する人角田光代（作家）

書名失くした季節―金時鐘四時詩集
著者金時鐘
出版社藤原書店
書評する人明川哲也（作家・道化師）

■特集旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書名裁判百年史ものがたり
著者・ゲスト夏樹静子
出版社文藝春秋
テーマ
夏樹静子、「裁判百年史ものがたり」を語る

放送予定
【BS2】2010年6月12日（土）午前8時30分～午前9時24分
【BSｈi】2010年6月13日（日）午前10時00分～午前10時54分
【BShi】2010年6月14日(月）休止
【BS2】2010年6月15日(火)午前9時00分～9時54分

司会梯久美子・滑川和男
出演・書評夢枕獏・藤田弓子・岡崎武志
特集伊集院静伊集院静　最新作「お父やんとオジさん」を語る

■おすすめの一冊様々なジャンルのゲスト３人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書名源氏物語とその作者たち
著者西村亨
出版社文春新書
書評する人夢枕獏（作家）

パスタマシーンの幽霊
著者川上弘美
出版社マガジンハウス
書評する人藤田弓子（女優）

書名ちょっと怠けるヒント
著者松山巌
出版社幻戯書房
書評する人岡崎武志（ライター）

■特集旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書名お父やんとオジさん
著者・ゲスト伊集院静
出版社講談社
テーマ
伊集院静　最新作「お父やんとオジさん」を語る
内容
作家・伊集院静さんをお迎えし、最新刊「お父やんとオジさん」についてお話を伺います。

【本の内容】
久しぶりに帰郷したボクは、かつて父のもとで働いていた権三から、若き日の父とオジさんの話を初めて聞き、衝撃を受けた。

少年は一人で日本に渡り、働き続け、家族を持ちます。妻の弟・吾郎は家族と祖国のある半島に帰りますが、その5年後朝鮮戦争が勃発。そして過酷な潜伏生活を強いられた義弟を救うために、戦場に向かうのです。救いを求める弟。二人の生還を祈る妻と家族。
家族の絆を命がけで守り抜く父の姿を描いた自伝的小説です。

放送予定
【BS2】2010年6月19日（土）午前8時30分～午前9時24分
【BShi】2010年6月20日（日）午前10時00分～午前10時54分
【BShi】2010年6月21日(月)午前0時15分～1時9分(日曜・深夜)
【BS2】2010年6月22日(火)午前9時00分～9時54分
司会藤沢周・守本奈実
出演・書評髙橋敏夫・西加奈子・イッセー尾形
特集荒木経惟「いい顔」を語る

■おすすめの一冊様々なジャンルのゲスト３人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書名組曲虐殺
著者井上ひさし
出版社集英社
書評する人髙橋敏夫（文芸評論家）

書名甘い水
著者東直子
出版社リトルモア
書評する人西加奈子（作家）

書名ボート
著者ナム・リー著　小川高義訳
出版社新潮クレスト・ブックス
書評する人イッセー尾形（俳優）

■特集旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書名いい顔してる人生き方は顔に出る！
著者・ゲスト荒木経惟
出版社ＰＨＰ研究所
テーマ
「いい顔」を語る
内容
写真家生活50余年のアラーキーこと荒木経惟さんをお招きします。
「顔に始まり顔に終わる」というほど顔を撮ってきたアラーキーだからこそ言える「いい顔」論について迫ります。お楽しみに！

コメント(15)

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[1] mixiユーザー 05月22日 21:51

角田光代さん、伊集院静さんが出られるのですね。
「天国旅行」「お父やんとオジさん」を読めたらいいですね。

[2] mixiユーザー 05月22日 23:07

私も角田さんが語る三浦しをんさんにとても興味があります。
放送には間に合わないと思いますが「天国旅行」は図書館に予約済みです。

[3] mixiユーザー 05月23日 20:29

わたしも「天国旅行」予約してきました。
「お父やんとオジさん」はまだ刊行されていないようです。

[4] mixiユーザー 06月03日 23:02

「天国旅行」半分ほど読みました。
おもしろいです。
放送が楽しみです。
「風が強く吹いている」とは毛色が違う感じです。

[5] mixiユーザー 06月04日 08:04

三浦しをんさんは作品によってかなり作風が変わるのが特長ともいえます。
少し残酷なサスペンス作品なども書いていますが、やはりヒューマンドラマ的な作品が良いです。

なので「天国旅行」に期待が高まります。

[6] mixiユーザー 06月05日 22:14

今日の放送見ました。
朝のニュースに守本さんが出ていて、番組にも出ていたので不思議な気がしました。
「週刊ブックレビュー」は事前収録なので当たり前ですね。

角田さんが江國香織さんの「真昼なのに昏い部屋」を紹介されましたが、読んでいたのでうれしかったです。
「天国旅行」も読み終えました。
角田さんは三浦しをんさんが自分をおさえていて物語を押し出しているところを評価していました。
作風が作品によってかなり違うのはそのためなのですね。
「天国旅行」にも「風が強く吹いている」のような男の友情が感じられるものもありました。

[7] mixiユーザー 06月06日 06:07

次回は川上弘美さんの「パスタマシーンの幽霊」が紹介されますね。
今朝の朝日新聞に書評が出ていました。
次々回は井上ひさしさんの最後の戯曲「組曲虐殺」が取り上げられます。
新聞のテレビ欄で気づきましたが、今夜１０時のＮＨＫ教育で特集番組が予定されています。

[8] mixiユーザー 06月06日 16:41

5日の放送を見ました。

角田光代さんが紹介されていた、三浦しをんさんの「天国旅行」は読んでみたいと思いました。
三浦さんの作品は、何年か前に、週間ブックレビューでも、紹介された
「まほろ駅前多田便利軒」を読んだだけです。

特集では、夏樹静子さんの「裁判百年史ものがたり」は、とても、興味深い本です。

[9] mixiユーザー 06月06日 20:41

トットさん、コメントありがとうございます。
『天国旅行』はおすすめします。
是非読んでみてください。
「まほろ駅前多田便利軒」はわたしは未読です。
読みたいですね。

裁判員制度のこともあり、タイムリーな特集でしたね。
裁判には関わり合いたくはありませんが。

わたしはこれから『パスターマシンの幽霊』に取りかかります。

[10] mixiユーザー 06月12日 18:49

今日の放送はリアルタイムで見ました。
紹介本４冊とも興味持ちました。
「源氏物語とその作者たち」は読みやすい本ということなので、入手しようと思います。
「パスタマシーンの幽霊」は読み終えています。
読後感は良かったです。
「ちょっと怠けるヒント」も楽しそうなので、読みたいです。
３人のゲストが意気投合しているのも見ていて清々しかったです。

伊集院静さんははじめて見ました。
ダンディーな方ですね。
今回の作品は朝鮮戦争の時期が背景なのだそうです。
伊集院さんの取材ノートにはうなりました。

[11] mixiユーザー 06月14日 08:34

リアルタイムでなかなか読めないので、再放送に頼りたいのですが、
土曜夜の時間帯が無くなって、タイミングがつかめない状態です

残るは火曜日ですね。
「天国旅行」は予約中です。

[12] mixiユーザー 06月14日 21:32

しまみみさん、コメントありがとうございます。
再放送が火曜日というのはおもしろいです。
録画し損なったときは便利です。

「天国旅行」は楽しみですね。
生きる意欲がわいてくる短編集だとわたしは思います。

[13] mixiユーザー 06月27日 21:08

６月１９日の放送をようやく見ることができました。

高橋敏夫さんが「書評は読みたい本ばかり読んでいるわけでない」と語られていたのが印象的でした。
わたしたちは読みたい本だけを読めるので幸せです。

井上ひさしさんの「組曲虐殺」は戯曲を読みたいですし、舞台も観たいです。
特高刑事が変わっていくという展開を見てみたいです。

荒木経惟はご本人が一番「いい顔」してありますね。
７０歳にして、自分もかくありたいです。
明るい放談でした。

「頂点の一歩手前を撮る」
「笑顔が一番良い」
「ひとりではいい顔にならない」

藤沢周さんの写真は良い写真でした。

荒木さんの写真集を手に取ってみたいです。

[14] mixiユーザー 06月30日 20:28

ご覧になるのお待ちしてました

「組曲虐殺」再演してほしいですね。
先日藤原竜也さんに密着の番組を見ていたら、井上氏の「木の上の軍隊」に出演が決まっていてポスターの撮影まで済んでいたそうです。

でも台本が未完成なまま亡くなられ、藤原さんもとても残念そうでした。
アラーキーさん本当にいいお顔でしたね

私も“頂点の一歩手前が輝く”に、なるほどと思いました。

“いい顔とは、しあわせを感じさせる顔”
“顔は自分だけのものじゃない、だから笑顔は大切”

これらのお話を伺って「モンスター」の和子さんに欠けていたのはこういう意識ではないか、と思いました。

本文中にも自分でも、こんな睨んだ顔じゃ誰も近付かないと思った、というような記述もありました。

「モンスター」については私もレビューを書くつもりです。

[15] mixiユーザー 06月30日 22:56

しまさん、コメントありがとうございます。

「組曲虐殺」は舞台を見たいという気持ちはあります。
番組でも戯曲だけでは分からないところもあるという話もありましたね。
戯曲も未読なので読みたいと思っています。

しまさんは「モンスター」を読まれたのですね。
読んでいる最中は百田さんの筆力に惹きつけられるのですが、読んでしばらくしての読後感はあまり良くなかったです。
アラーキーさんの話と「モンスター」の比較はおもしろいですね。
近い時期にどちらも番組で取り上げられたわけですね。

アラーキーさんの著書を何か読んでみたいと思います。

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