ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

鷹島ヘポパコミュの万葉の神集島

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
唐津辺りは、奈良時代によまれた和歌を集めた「万葉集」に出てくる処。

神集島でも幾つもの和歌が詠まれています。島内には7ツ石碑になって立っているので、散歩ついでにその石碑を回ってみてはどうでしょうか?

キャンプ場にも建っていますよ。

現代の言葉に訳したのを見つけたので読んでみてね〜。
ほとんどが奈良から来て、朝鮮半島に渡る為にこの辺り停泊している時に詠んでいるのでブル〜ズです。
参考ブログ
http://grandpaega.blog54.fc2.com/

○一首目:万葉集・巻15・3681  詠み人・秦田麿

『帰り来て見むと思ひしわが宿の秋萩薄散りにけむかも』
<無事に帰国した時に見ようと思っていた私の家の秋萩や薄は、もう散ってしまったかなあ>
○二首目:万葉集・巻15・3682  詠み人・娘子(土地の遊女)

『天地の神を祈ひつつ吾待たむ早来ませ君待たば苦しも』
<天の神地の神をお祈りしつつ私は待ちましょう。だから早く帰っていらっしゃいよ!わが君。長く待ったりすると辛いことです>
※この歌は、遣新羅使の一行が神集島で酒宴を開きドンチャン騒ぎした時に侍った土地の遊女が詠んだらしい
○三首目:万葉集・巻15・3683  詠み人・不詳

『君を思ひ吾が恋ひまくはあらたまの立つ月ごとに避くる日もあらじ』
<あなたをお慕いする私の恋は、あらたまの月が経つたびに、一日として例外はありません>
※この歌は、土地の遊女の立場に立って、新羅使の一人が詠んだ戯れ歌らしい。
※?の歌と言い、遣新羅使の中にはよろしくやっていた連中も結構いたようである。
○四首目:万葉集・巻15・3684  詠み人・不詳
『秋の夜を長みにかあらむ何そここば寝の寝らえぬも一人寝ればか』
<秋の夜が長いからかなあ。どうしてひどく寝苦しいのかなあ。一人で寝るからかなあ>
※吾輩は、神集島の山道で迷ってしまったからかなあ…、この歌の歌碑を見つけることが出来なかった
○五首目:万葉集・巻15・3685  詠み人・不詳

『足姫御船泊てけむ松浦の海妹が待つべき月は経につつ』
<神功皇后が船が泊まったという松浦の海よ、その名のように妻が帰りを待ちうけるはずの月は過ぎ去りつつ…>
○六首目:万葉集・巻15・3686  詠み人・不詳

『旅なれば思ひ絶えてもありつれど家にある妹し思ひがなしも』
<今は旅のこととて、すべてあきらめているのだが、ただ家に残した妻のことだけは心を悲しませてあきらめられないよ>
○七首目:万葉集・巻15・3687  詠み人・不詳

『あしひきの山飛び越ゆる雁がねは都に行かば妹に逢ひて来ね』
<あすひきの山を飛び越え去る雁は、都に行ったら妻に逢って来てくれ>

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

鷹島ヘポパ 更新情報

鷹島ヘポパのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング