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mixi小説:白球のゆくえコミュの第21話

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僕は部屋に通されると、すぐに椅子に座るように命じられた。


僕は言われるがままに椅子に座ると、おもむろに制服の上から肩、胸、腕を触られた。

最初は撫でるように。

次第に強く握ったり、ときにはマッサージのように揉んできたりした。



そして一通り触ったあと、制服とその下に着ているTシャツを脱ぐように言われた。


僕は制服のボタンを上から外しながら、内心ドキドキしていた。


僕が上半身裸になると、今度はマジマジと僕の体を観察してきた。

上から下へ、左から右へ視線を走らせる。

そしてまた僕の体を触り出した。

さっきと同様、初めは優しく、次第に強く。

僕のドキドキは一段と大きくなってきた。




今度は立ち上がるように言われ、僕は言われるがままに立ち上がった。





そして・・・、シャドーで1球投げるマネをした






「ふむ、なるほどじゃな」

僕の目の前の老父はそう唸った。

僕はドキドキしながら老父に訊ねた。

「どうですか?治りますか?」

すると老父は顔色を変えずに答えた。



「まぁそんなに焦るでない」



僕は後ろを振り返り、小野由美に向かって言った。

「いつまでそこにつっ立ってんだよ?外行ってろよ」

すると小野由美は笑みを作って答えた。

「あら、お邪魔だったかしら?
それとも裸を見られるのが恥ずかしいのかな?」


彼女は笑いながらそう答えたが、部屋を出る気は無さそうだった。


すると今度は老父が小野由美に向かって言った。

「由美、お前は部屋に帰ってなさい」

「はぁい」

小野由美はつまらなさそうに返事をし、自分の鞄を持ち上げた。

「君、意外とけっこういい体してるのね。
惚れちゃいそうやわ」

そう言って彼女は部屋のドアを開けた。

「じゃあ後はヨロシクね、おじいちゃん」

小野由美はそう言い残して部屋を去っていった。



僕は改めて老父に問い掛けた。

「僕の肩はどうなんですか?
この痛みは治りますか?」


すると老父は真っ直ぐにこちらを見てこう言った。



「オヌシこそどうなんじゃ?」







「・・・・・・、はい?」







「もう由美とチューはしたのか?」






第22話へ続く



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