みどり市読書サークルコミュの5月29日のサークル出欠確認です。

場所：笠懸町図書館
部屋：集会室 1
日時：2010/5/29(土)　14:00～16:00

笠懸町図書館の地図など
http://www.its-mo.com/contents/detail/publicbuild/1100_10202010300_00000000000000097562

参加できる方は書き込みよろしくお願いします。
参加できない方も何か書き込んでいただけると嬉しいです。

　全然関係の無い事ですが、
はなさかじいさんという話を知ったのは恐らく子供のころだと思うのです。
車で売りに来ていた魚屋か八百屋がはなさか爺さんの歌を鳴らしていたからだったと思います。
http://www1.odn.ne.jp/~ceg95980/hanasaka/hanasaka.htm

　桜を見たときにこの話を思い出し、その物語の内容を最近改めて確認をしたところ
主要な登場人物は、正直爺さんと意地悪爺さんでした。
・正直爺さんは、良いことがたくさんある
・意地悪爺さんには、悪いことがたくさん起こる
という内容で、正直が良くて意地悪が悪い、という価値観を表しているように思えました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%92%B2%E3%81%8B%E7%88%BA
物語を読んで
私が読み取れることは以下の点です。

１．良いものを入手したら、それは隠して置かなければならない
　　意地悪爺さんが、なぜ犬や臼の事を知ったのか？という点に着目します。
　　上記のwikiを読むと発見した大判小判を近隣住民に振る舞った、とかいてあります。
　　妬みの対象となるような物を入手した場合に、人に言いたくなる気持ちを抑え
　　己を律する必要がある、という事だと思います。
　　「漏れた秘密の９０％は己の口から漏れる」ということを再確認する次第です。

２．どちらの爺さんも正直である
　　第一の主人公、正直爺さんの特徴は
　　　正直、臼や杵を作ることができる、意地悪爺さんの要望を断れない
　　第二の主人公、意地悪爺さんの特徴は、
　　　妬み癖あり、強引、正直
　　だと思いました。
　　どの特徴を切り取って表現するのか、という物語の書き手によって、
　　どうにでもなってしまうものだ、と思いました。