『変珍齋日乗』（越路吹雪）ｗ。コミュの『【ことば】のおもみ』（2009年01月31日）。

■財政演説、読み間違い26か所

「第二次吉田内閣」での大蔵大臣は、【泉山山六】（いずみやまさんろく）なる御仁であった。

「三井銀行」入行後三井財閥の大物で蔵相や日銀総裁歴任した『池田成彬』の眼に留まり、
出世街道を歩んだ人物である。その「池田」と「吉田茂」が昵懇だったからの抜擢という説も。

ところが、この「泉山蔵相」には『トンデモな悪癖』があった…【酒癖が悪かった】のであるｗ！

蔵相就任後もその「悪癖」は抜けなかった－どころか『予算委員会に泥酔して出席した』挙句
酔った勢いで『女性議員に接吻（！）を迫る』という【前代未聞の不祥事】を引き起こし、遂に

「蔵相も議員も辞任する」羽目になった…俗に言う【大トラ大臣騒動】である。意外だったのは
それまで国会には『酒気帯び登院厳禁』という規則がなかった（爆）！【常識以前の不文律】
に「野暮な一項目」を加えさせた『泥酔大臣』－戦後の混乱期とはいえ【トホホな話】である。

　「同様に」（失敬）、『酒豪』なる部分では【一家言お持ちの】ｗような中川財務相であるが

まさか『酩酊演説』ではなかった－と【信じたい】処である。でなければ『その原因』は何処？

ふと一昨日の「天皇陛下を巡る宮内庁の見解」を思い出した－『お言葉の削除』。宮内庁曰く
「お言葉は、行事前にかなりの時間をかけ陛下自ら推敲を重ねるため、負担が」云々とか。

即ち、『陛下御自らが【国民のために】吟味された』お言葉であったことを意味しているのだ！

確かに「自分で考え自分で作成した」演説を読み間違えるなど【常識的には】有得ない話だ。
と、言うことは『ゴーストライターｗの作文』を丸呑みしてるだけではないかという疑惑が…。
ぶっちゃけ「疑惑」どころの話ではないｗ。閣僚の演説は【各省庁の官僚が書く】伝統がある。

理由は至極簡単である、大臣に「官庁の思惑と乖離した発言をさせぬ」ためだけだ（苦笑）！

　「官僚の保身主義」など『今に始まったこと』ではないがｗ、問題は【大臣が丸呑みする】

ことである－国会とは「有権者に向かって代議士が『国の方向性を論議する』場」のはずだ、
なのに。「自分の頭で考えない」閣僚が『閣僚に操られるように』官庁の利益丸出しの演説を
平気で行える（嘲笑）－【大臣の権限や威厳】など有権者向けの『お飾りに過ぎぬ』実情ｗ！

「周知の事実」に過ぎぬことを『いまさらのように記す』のは【野暮の骨頂】なのだけれどｗ
「親に『夏休みの読書感想文』代筆して貰った小学生」みたく卑しい大臣の現状が此処に…

それにしても『２６箇所』というのもｗｗ…仮に【反抗期】だったとしても【お粗末の極み】かと！

【追記】

お粗末な大臣叩くのは「当然の話」であるｗ。その『叩いた側』を誹謗する方が【野暮天】だｗ。