ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

必殺シリーズ賞味期限なしコミュの【元祖】必殺仕掛人

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1972年9月2日−73年4月14日 全33回

■キャスト
藤枝梅安=緒形拳
西村左内=林 与一
音羽屋半右衛門=山村聡
おくら=中村玉緒
おぎん=野川由美子
岬の千蔵=津坂国章
万吉=太田博之
西村美代(左内の妻)=松本留美
西村彦次郎(左内の息子)=岡本健

コメント(18)

記念すべき「元祖必殺」。

善くも悪くも、この作品があったからこそ「必殺シリーズ」が生まれたのです。
●池波正太郎・原作
●仕掛人は「職業」という概念が強い。
●発注暗殺請負遂行型。
●後半になるにしたがって、梅安の「仕掛人の掟・思想」に対する心の揺らぎが垣間見えてくる描写が多くなっている。
明日3/11(土)の午後8時より時代劇専門chにて萬錦版『仕掛人梅安』が放送されます。
必殺の方(緒形拳&田宮二郎版)はもちろん、小林桂樹版・渡辺謙版・岸谷吾朗版は割りと放送される機会は多めですが、当作は未ソフト化な上にCSでもなかなか放送されないある意味幻の作品な印象でした。

梅安の相棒彦次郎を実弟の巳代松っつあんが演じているのも必殺ファンにはポイントですね。
そういえば小林版では助け人・文さんが彦次郎を演じていましたな。(なおかつ小杉十五郎は壱っつあんでした。(^^;)
かーっ!
見逃した…………。
再放送チェックしましたが近々にはない模様……。
今のご時世に「幻の……」って、結構ないですよねぇ。
>>[004]
4/15(土)PM11:00に再放送ありますよ!(^ー^)
ヨロキン版梅安。

時代劇専門チャンネルは入ってないんですが(笑)、随分前にKBS京都で放映された時にビデオ録画しました。

でもUHF局の電波状態が悪い時に録画したので、画質は最悪なんだなあ……(←贅沢言うんじゃないっ!(爆))
>>[5]
情報ありゃーす!
忘れないように、絶対エアチェックします!
最後の「幻の作品」と言っても過言ではなかろうかと……。
自分、ブルーレイ録画なので、画質に関しては時代劇専門チャンネルは安心しております。
物によっては、未だに「フィルム傷バリバリ、画面赤い作品」もたまに見かけますが、必殺シリーズや近々の作品は、リマスターされたDVD素材を使用しているようなので凄く美麗ですよ。
第27話「横をむいた仕掛人」

初めて仕掛人に接して、えらく印象に残った1作です。
仕掛人と聞いて、すぐに思い浮かべるのは、作中でも傑作と謳われる「地獄花」、最後のどんでん返しが印象的な「命売りますもらいます」、理想を憂う左内と現実を見据える梅安が対立する「理想に仕掛けろ」と色々あるのですが。

この作品は、所謂「隠れキリシタン」を題材に、邪教を流布するバテレンの親玉を仕掛ける依頼を受け、京都に出向いた梅安が事の裏側と真相を垣間見て、仕掛人である自分の仕事に迷う……、という流れになってます。

話は重そう……なんですが、結構これがコメディタッチに描かれていて、「仕掛人」という一種重いテーマを扱う中では珍しい1品です(重いテーマを扱っているように見えて、意外とライトな作りの「士農工商大仕掛け」にも通ずる)。
仕掛ける相手が実は……って話は、必殺でも多々ありますが、ここでは如何にして梅安が、真相に近づくにつれて「心が動いていくか?」が見物になっています。
そして、そして!梅安が公儀に捕らわれ、磔(はりつけ)に!
さぁ!どうなるの?!どうなるの?!
結果は見てのお楽しみ……www

御大・池波正太郎先生が「こんなものテレビで受けるわけがない」と、この仕掛人・藤枝梅安のテレビ連続時代劇化に乗りげではなかった……というのは有名な話。

オンエアされた完成品は、藤枝梅安物語……というよりも、どちらかといえば浪人・西村左内の、仕掛人としての成長叙事だった。

自分自身も、この作品を初見するにあたって、初めて見た話は6話「消す顔消される顔」だったので、まだ「梅安臭」がしていて「なるほどな、仕掛人はこういう雰囲気でいくのね!」と感じてましたが、実は……。

作品の全体を俯瞰すると、明らかに主役は左内なんですよねぇ。
これは、当時の出演者の「格付け」を見るだけでも分かるし、それを表すように、エンディングの俳優クレジットも、林氏はトップ、緒形氏はラストでもなくなんと2番目(!)なんですよね。

ここは、製作側としても劇団出身の「ケレン味のありすぎる」役者よりも、ある程度の人気を持ち合わせ、世間様に定評のあるれっきとした演技のできる俳優に、その手綱を任せやすかったんでしょうね。

上記のような流れがあったから、原作とは少し違った
藤枝梅安像を作り上げることが出来たのではないか……今ではそう感じます。
>>[10]
お久しぶりです。m(__)m次作『仕置人』で主役ではなかった中村主水が表と裏の顔を持つ必殺シリーズの顔となったように、
『仕掛人』で傍流扱いであった緒形拳による梅安が後のシリーズの各キャラのスタンダードになっていったと考えると面白いですね。スマイル
>>[11]
お久し振りでございます。
仰る通り、その後脈々と続く「坊主キャラ」の礎となったのは、紛れもなく「緒形拳版・藤枝梅安」でしょうね。そこら辺は、熱心なマニア・ファンも満場一致の意見だと思います。

ただ、仕掛人後、ふと考えると「坊主+針など刺す系」って、いわゆる非主水シリーズに限られてくるんですよね、少しの間。
主水チームは、綺麗どころが「刺す、裂く系」に特化していくので「坊主+怪力系」で収まってる。
主水チームで「坊主+針刺す系」が出てくるのは「商売人」の新次と、意外と遅い。
そして、これ以降シリーズを通して「坊主+針刺す系」が全くないというのも、結構意外www(思い当たる節がないのですが誰かいましたっけ?)
>>[13]
私の中で1番しっくりくるのは、やはり小林桂樹・梅安ですね。
テレビ的には緒形梅安が大好きなんですけど、マウさんの仰る通り「これがマスト!」というジャストフィットではない。

緒形梅安はギラギラすぎ。
渡辺梅安はスタイリッシュすぎ、岸谷梅安はもっさり……、ヨロキン梅安は怖すぎw、田宮梅安はインテリ然すぎ。

池波先生の描くイメージ、そして読み手の自分の脳内で描くイメージ、その両方が合致したのは小林梅安が初めてでしたね。

第1話「仕掛けて仕損じなし」

それまで前例がなく、手探りの状態で作り上げたにも関わらず、実に手堅く纏まった作品となった記念すべき1作。
下手をすれば、世界観の説明だけで時間を取られそうなものですが、サラーっと流れていく展開に感服します。

アグレッシブでいて明朗快活、しかし時折見せる鬼の形相がとてつもなく不気味な梅安。

笑みを絶やさないが奥底に何かが光る音羽屋。

「これが私の病なのでな·····」と言い切り、人斬りをする虚ろな剣客、西村左内。

それぞれが、上手く絡み合い、構築されていく物語。

作事奉行、材木問屋、ヤクザが結託して貧乏長屋の地上げを行い、弱者を追い詰めていく·····典型的な悪行ではあるものの、仕掛人デビューの相手としては分かりやすい構図ではありますね。

左内の仕掛けも、ラスボス作事奉行・半田を、半田自身が切り倒した浪人への手向け·····とばかりに、全く同じ太刀筋で仕留めるあたり、実に爽快です。

脇を固めるおくら、千蔵、万吉、おぎんも滞りなく見せ場があって、パンパンになりそうな情報量なのに、全く破綻していないところが凄いあせあせ(飛び散る汗)
脱帽です。
>>[15] 私も9/2に「仕掛けて仕損じなし」を観ました!50年経っているとはとても思えない全く古臭さを感じさせない映像に改めて驚かせられました……。
梅安と千蔵の軽妙な会話のやりとりで第1話にして梅安役が緒形拳の当たり役だと感じました。『仕掛人藤枝梅安』の梅安役は何人もいますが、『必殺仕掛人』の梅安役は、映画版一作目の田宮二郎には悪いのですが、やっぱり緒形拳以外には考えられませんでした。
山村聰をはじめとしたベテラン勢の芝居は、おそらく深作監督が各人の経験に裏打ちされた演技に委ねたような感じがして、変に演出されていない自由な「らしさ」を魅させてもらえました。殺し屋の元締であるにもかかわらず凄みよりも温厚で慎み深い紳士ぶりを見せていた音羽屋ですが、そのままのキャラでラストに何も言わずにヤクザを刺殺して驚かせてくれました。
で、改めて観ると35周年記念作でもある『必殺仕事人2007』には本話のオマージュ要素がいくつもあったことに今更気付かされました。( ̄▽ ̄;)

・小五郎VS主水→梅安VS左内
・涼次の鍋→梅安の鍋
・地上げ

地上げは深作監督作品でもある『必殺4恨みはらします』でもありましたね。当時はバブルで地上げが流行語になるぐらいの社会問題にもなってましたが。
>>[16] やっぱり、平尾サウンドとの相乗効果は凄いと思います。古臭さを感じさせない·····左内のテーマを始めとする「アクション劇伴」がこれでもか!と叩きつける臨場感が、その一端を担ってますよね、明らかに。

ログインすると、残り1件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

必殺シリーズ賞味期限なし 更新情報

必殺シリーズ賞味期限なしのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。