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ぐるなBBコミュの濃厚鶏そば シロトリコ(ラーメン・宮城県仙台市青葉区木町通)

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宮城県は仙台市青葉区、晩翠通りを定禅寺通りから北四番丁通りへ向かい、ガソリンスタンド、『九ニ四四』、『紅龍』の交差点を左手に曲がるとあるラーメン屋。
白い提灯が目印で、『白(シロ)い濃厚な鶏(トリ)スープが皆様のハートを虜(トリコ)にする』という意味から名付けられた様で、三陸出身の店主らが東京の鶏白湯・煮干しラーメン専門店で修行され、看板メニューである“濃厚鶏そば”をはじめ、鶏ベースのラーメンがずらりと並ぶ。
あっさりと濃厚、醤油や塩、仙台辛味噌、煮干しや豚とのコラボ、つけ麺、バラエティに富み、ご飯ものも3種、餃子も揃え、17時からは居酒屋メニューやアルコールも多数存在する。

食券制で、木目調の落ち着いた店内はカウンター14席とテーブル20席分、女性1人や家族連れでも落ち着いて来店出来そうな雰囲気。
卓上には醤油、フルーツ酢、ラー油、魚粉、そして京都は祇園の老舗『原了郭』の黒七味と粉山椒の薬味が並び、さらには柚子胡椒や仙台肉味噌、にんにくとしょうがのおろしらも店員に頼めば届けてくれる。

HPもしっかりしている他、Twitter、Instagram、アプリらも揃えている近代型である。

コメント(5)

塩ねぎチャーシュー丼
95点

“Aセット”というラーメンと一緒に頼むと割引になるセットがあり、鶏唐揚げ2個か好きな丼物1つが付いてくるそう。
今回は“塩ねぎチャーシュー丼”をチョイス。

白米の上に鶏チャーシューを一口小ほどに刻み、塩ねぎダレをかけ、刻み海苔と輪切り長葱を散らした丼物。
お椀が大きい割に白米は100g程度だろうか、“鶏そば”にも添えられた鶏チャーシューのしっとり肉厚加減はここでも健在で、1.5枚分くらいは入っていると思われる充足感。
鶏チャーシューの塩気や旨味は勿論、少し炙った事での苦味や甘味、そして香ばしさ、さらに塩ねぎダレの染み渡る塩加減と爽やかな後味が、食欲をさらに掻き立てる。
葱と海苔も穏やかな食後感をプッシュ、濃厚な鶏そばと相性の良い風味。
さらに、頼めば持ってきてくれる“柚子胡椒”や卓上“黒七味”とも相性抜群、軽やかな柚子の酸味に胡椒のガツンとしたスパイス、七味の純朴な辛味と旨味を増幅させる呪文の様なサポート感。
そしてこちらも頼めば持ってきてくれる“仙台肉味噌”、ゴロゴロとした鶏挽肉が旨辛味噌に混ぜ込まれ、まったりとした口当たりと濃厚な旨味が卑怯なほど米と合う。
最終的には“仙台肉味噌”と米さえあれば良い、と脱力させられてしまうが、鶏チャーシューとも無論合うので、是非とも注文すべし。
濃厚鶏そば 特製(醤油)

麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★
95点

看板メニューを、トッピング全部のせの“特製”で頂く。
黄金色に混濁したスープが運ばれ、丼には様々な具材が所狭しと並ぶ。

麺は中細角型のストレート、低加水系でパキパキプッツリとやや固め、小気味良い歯応えが食している感覚を植え付ける。
スープは鶏をじっくり煮込むが、嫌なクセや臭みは一切なく、醤油ダレと混ざって鶏の旨味や風味を淀みなく運び、濃厚かつ旨味満点の醤油スープになっている。
具材は鶏チャーシュー、つくね、海苔、輪切り長葱と微塵切り玉葱、そして味付玉子。
鶏チャーシューはデフォルトが2枚だがトッピングで3枚に、じっくり低温調理されたロースト鶏ハムは実にしっとりとしていて柔らかく、それでいて肉質はむっちりと弾力もあり、付けられた塩加減に凝縮された鶏の旨味と、スープに負けないほどのクオリティを持ちながら、さらにスープにも言わずもがな合うのである。
つくねはデフォルトが1個だが3個に増量、小ぶりながら中には鶏軟骨が刻まれて入る等、柔らかくもゴロゴロコリコリという巧みな質感、そしてしっかり味付けられた塩気と旨味は、単独でも勝負出来るしスープを吸っても尚極上、チャーシューと双璧を成す品質に仕上がっている。
味付玉子は丸々1個添えられ、割ると背徳的な黄昏色、ぷりぷりの白身にどろりとした気味、醤油ダレの風味が染み込むが、色合いほど濃厚さは伺えず、スープに浸してようやく次のステージへ進める、といった印象。
海苔は三陸酸が3枚、デフォルトは2枚だが、産地が良い分、風味も良く、濃厚なスープに香りが鼻を擽る。
葱も爽やかな辛味や甘味とシャキリとした僅かな歯触りが良いアクセントとなり、濃厚スープにスッキリとした風を運ぶ。

味を変えたい場合には、卓上の調味料や別途声がけを要する特殊調味料が活きる。
京都老舗の“黒七味”が合うとの事だが、辛味と香ばしさ、そしてコクはスープの表情を変えてくれる。
同じく老舗の“粉山椒”は“あっさり〜”に合うそうだが、確かに鋭い辛みや風味は放つも、濃厚の旨味とはやや相性が合わない印象。
さらには特殊の“柚子胡椒”は、柚子の爽やかな酸味に胡椒のパワフルな辛味もプラス。
そしてそして“仙台肉味噌”は鶏挽肉と旨辛味噌が混ざり合い、その旨味とコクからスープの表情どころか性格さえも変えてしまいそうなほどのインパクトを持ち、濃厚さをプラスしてくれる。

鶏白湯をここまでハイクオリティに仕上げるラーメン屋で、メニューも多く、リピート率はかなり高そうである。

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