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ぐるなBBコミュの麺牛ひろせ(ラーメン・宮城県仙台市宮城野区福室)

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宮城県仙台市、産業道路を仙台駅方面から北上すると右手にあり、コロナワールドより仙台駅寄りにあるラーメン屋(『中華そば壱』という店舗の跡地)
仙台で幅を利かせる『麺屋とがしグループ(麺屋武蔵系列)』の4号店である『みなもとや』で店主を務めた方が開いた店との事。
店名通り牛を用いたスープ、チャーシューにも牛肉を使用し、オススメしているのが醤油ベースの“特製牛そば”、塩ベースもあり、丼物には“ローストビーフ丼”なるメニューも見受けられる。
卓上調味料は粗挽黒胡椒とわさびのみ、牛肉に力を入れてのわさび、また味へのこだわりと強い自信が感じられる。

店外に駐車場は10台分あるものの、敷地が狭い事と、道路に対して鋭角に駐車しなければならない事から、大型車は非常に難儀する可能性あり。
店内はカウンター10席に4人卓が2つ、黒を基調としたシックな作り。

コメント(7)

特製牛そば
牛すじごはん小

麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
卵 ★★★★★
他 ★★★★★
100点

オススメされ、いわゆる全部のせを体現している特製は、牛そばデフォルトに味玉とローストビーフをトッピング。
値段から考慮すると、牛そばに+100円で味玉、さらに+100円でローストビーフが追加されるため、お得感は莫大である。
擂鉢椀に濃い目のブラウンスープが注がれ、表面には牛脂であろう光沢が浮かび、何と言ってもローストビーフの存在感とインパクトが強い。
麺は中細角型ストレート、低加水系のパツパツブリブリ系で、『ちどりや』の箱が重なっている事から外注している事が頷けるが、やや硬めに茹で上げられた食感、ストレートでもスープの味と脂を充分纏える様は斬新。
スープは牛肉の風味抜群、牛脂自体もクドさは控え目で甘味や旨味が凝縮され、濃い塩気とコクのある味わいから、タレの完成度の高さを想像する。
具には牛すじと呼ばれる繊維肉と脂を融合させたコンビーフ様に、ローストビーフ、メンマ、葱が長葱と細葱の2種。
牛すじは『麺屋とがし』でみられた“ほぐしチャーシュー”や回転寿司屋の“ネギトロ”と類似し、柔らかくトロけるものの、繊維質であるため噛み応えもあり、噛めば噛むほど味わいが出てくる代物。
ローストビーフは桜色でありながらしっかり低温調理が施され、薄くスライスされているために肉質は強くも噛み切れる程良い食感、牛肉らしい肉肉した味わいを誇り、後半には徐々に火の通りを感じるため、早めに頂くか避難させた方が良い。
味玉は丸々1個含み、甘めのタレに漬けたであろう味わいはスープとは異なる風味を放ち、白身プリプリ黄身半熟の絶妙な漬け込み具合をみせ、濃厚な黄身本来の味わいは濃い目の口当たりもまろやかに。
メンマは太めの角柱型が3本入り、ガリゴリと素敵な歯応え、スープを纏うも独特の風味と重なり、良い箸休め。
2種の葱は1/4程度に荒く刻まれた長葱から辛味や風味やそして食感を、小口切りの細葱は具材に程よく絡まり、青臭さと彩りの映えから爽やかさを演出する。
粗挽黒胡椒やわさびと牛肉との相性はステーキ等で言わずもがなであり、加えると砕かれた黒胡椒から強い風味と香ばしさが漂い、わさびからは尖った苦味にも似た風味が和のテイストと甘味を増幅させ、また異なる顔をみせる。
こちら牛すじごはん小
100点

ごはんものは先の牛すじを白米にのせ、細葱を散らしたシンプルな代物。
小でも米150g程度はあるだろうか、牛すじの柔らかい食感と脂を含んだ牛の味わいが白米に合わないワケは無く、細葱の爽やかさと共にガツガツいけてしまう。
調味料を加えても良いのだが、個人的にオススメなのはスープと合わせる茶漬け風である。
同じ牛の風味が詰まった濃い目のスープで軽く浸せば、これまた反則的な旨味を構築し、添え物とは別次元の逸品へと化す。
特製塩牛そば

麺 ★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
卵 ★★★★
他 ★★★★
95点

“特製牛そば”同様、全部のせを体現している特製は、デフォルトに味玉とローストビーフをトッピング。
食券機をよくよく見ると、牛そばは800円、トッピングの味玉は+100円、ローストビーフは+300円なのであり、如何にお得かが分かる。

擂鉢椀に霞みがかった様なブラウンスープ、“特製牛そば”と比較するとその色味は薄まっており、表面には牛脂であろう光沢がより鮮明に、そしてローストビーフのピンクがより輝きを放っている。
麺は同様の中細角型ストレート、低加水系のパツパツブリブリ系で、外気温の低下きら茹で上げが長くなったのか、少し柔らかくなった印象で、スープを掬い上げる様は圧巻。
スープは牛肉の風味に塩の爽やかな香り、そして甘味や旨味が凝縮された牛脂が混在し、基本的に「ラーメンは醤油」という舌の私も唸るほど、醤油に負けず劣らずの塩味やコク、旨味を構築している。
具には牛すじと呼ばれる繊維肉と脂を融合させたコンビーフ様に、ローストビーフ、メンマ、葱が長葱と細葱の2種。
牛すじは脂が溶け出すほどに柔らかくトロけ、噛み応えは前回よりも脆く、噛めばすぐにほろけて歯に挟まり、佃煮用の甘辛い風味を残す。
ローストビーフは鮮やかな桜色、薄くスライスされているためしっかりとした肉質ながら、箸でつまみ上げれば解れてしまいそうな柔らかい食感、前回よりもより柔らかさが増し、牛肉らしい肉肉した味わいをより強く感じる。
後半には徐々に火の通ってしまうため、最初の一枚は早々と頂き、残りの一枚は避難、もう一枚は後半まで浸しておいた。
味玉は丸々1個、前回よりも甘めは抑えめで塩の香りを強く感じたのだが、スープの風味が溶け出してしまったのだろうか。
白身プリプリ黄身半熟の漬け込み具合は変わらず、濃厚な黄身の味わいはまろやかで絶妙。
メンマは太めの角柱型が3本入り、ガリゴリと素敵な歯応えは良いアクセント。
2種の葱は1/4程度に荒く刻まれた長葱から辛味や風味と食感を、小口切りの細葱は具材に程よく絡まり、青臭さと彩りの映えから爽やかさを演出、合間に葱だけ欲しくなる時があり、舌のリセットに最適。
粗挽黒胡椒やわさびと牛肉との相性はステーキ等で言わずもがなであり、加えると砕かれた黒胡椒から強い風味と香ばしさが漂い、わさびからは尖った苦味にも似た風味が和のテイストと甘味を増幅させ、また異なる顔をみせる。
スープが醤油ほど甘味があるわけではなく、後半にクドさがほんのり残るが、醤油と肩を並べる最後まで堪能出来る。
豪快なのに繊細、暴力的なのに綺麗、醤油同様に柔と剛を兼ね備えた一杯である。

牛すじごはん(小)
100点

ごはん物として食券機には『牛すじごはん』と『ローストビーフ丼』、『肉ごはん』があるのだが、『牛すじごはん』以外は準備されていないらしい。
そのため、牛そばのローストビーフを勝手に丼にのせ、ローストビーフ丼を作成。
牛すじの甘味や旨味もさることながら、ローストビーフの肉肉しい風味が米を誘い込む様も必然。
わさびや黒胡椒で香りを変えれば、米との相性もさらに増幅、特製塩スープを注げば風味抜群の大肉塩茶漬けの出来上がり。
普通のごはんでも良いのだろうが、その差50円で牛すじが追加されるとなると、どうしても指が選んでしまうのである。
味玉牛油そば(大盛)

麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★
他 ★★★★
90点

牛ベースの油そばという新しい感覚、デフォルトに味玉をトッピングした一皿は、四方に具材を並べて飾られている。
麺は並盛・大盛が無料で選べ、大盛は麺量からおよそ300gほどだろうか。
麺は中太角型ややうねり、やや多加水系でグニグニがっしりとこれまでのメニューとは全く異なる質感、それが油そばならではか路線変更かは分からないけれど、麺だけでもかなり高得点を期待出来るレベル。
スープは丼底に比較的多めに注がれており、牛骨からの狂暴な風味、ほんのり香る海老などの魚介系の芳醇な風味が醤油ダレと混じり、脂の甘味や黒胡椒の辛味と香ばしさも交わる。
具材はチャーシュー2種、メンマ、フライドオニオン、トッピングの味玉、粗く刻まれた長葱。
チャーシューは赤身が鮮やかなローストビーフの乱切りと、甘味が強めのタレを絡めたほぐしチャーシューが備わり、ジューシーな食感と濃厚な味わいと、どちらも個性的で良い。
味玉は丸々1個、塩ダレの風味が僅かに染み込むも、白身も黄身も味わいは一般の半熟ゆで玉子と然程変わりはない。
メンマは角型で太く硬く、確かな食感と胡麻油の風味がおつまみの様で心地よい。
全体を混ぜ込むと、タレはほとんど残らず麺に絡み染み付き、フライドオニオンの香ばしさや細やかな歯触り、長葱の鮮烈な香りとシャキシャキ感が素敵なアクセント。
薬味として卓上のわさびを加えると、ピリッとツンと、脂でまろやかとなった味わいがまた締まる様で、最後まで豪快に頂けるのである。
ローストビーフ飯
100点

ボウル型の椀に白米を盛り、その上にローストビーフを華麗に盛り、卵黄を添えて薬味とソースをかけた丼物。
牛肉の血が白米に染み込むほどのレア感、しっとりと柔らかく、臭みがほとんどない味わいはじっくり低温調理されている証拠か。
ソースは、飴色玉葱が酸味の効いた和風醤油ダレを十二分に吸い込み、スッキリとしながら濃厚で、牛のシンプルな旨味を引き出し加速させてくれる。
卵黄を割ると一気に流れるコクの起爆剤、ソースとの相性も悪いワケがなく、肉と米を柔らかく包み込んでまろやかな味わいを成している。
葱のシャッキリ感と爽やかな風味も活き、後半はわさびも加えて和のテイストをさらにプラス、最後まで満足出来るこの一杯を、小ぶりながら低価格で頂けるのは得としな考えられない。
特製濃厚牛そば

麺 ★★★★★
ス ★★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★
他 ★★★★
95点

これまでの“牛そば”の牛骨スープをさらに煮込み、ポタージュ様になるまで濃厚化した“濃厚牛そば”。
麺は中細・角型のストレート、低加水系のプッチンシコシコ系、画像からも分かる通りにスープを尋常じゃなく絡み取り、小気味良い食感と共に巧妙な味わわせ方を強制してくる。
スープは牛骨から丁寧かつじっくり風味を抽出、濃厚で脂っこさも爆発的ながら、臭みやクドさが一切なく、クリーミーでまろやかな口当たりに醤油の濃口が合わさり、旨味がズドンと突き抜ける。
具は“特製”メニューのローストビーフ、味玉、メンマ、フライドオニオン、細葱とエシャロットという2種の葱で、前回食べた“牛そば”に入っていたほぐしチャーシューはなく、葱も長葱から変化している。
ローストビーフはじっくり低温調理された鮮やかな赤を放つ肉が3枚から2枚に減り、薄めにスライスされてしっとりと、そして柔らかさと弾力を兼ね備えた質感は実に贅沢だが、味わいは肉本来の旨味に委ねてある。
玉子は3/4ほど熟したしっかり系、黄身も白身も固く、味わいは黄身にまろやかな醤油の風味が染み込み、箸休めや味変タイムに丁度良い存在となっている。
メンマは角型太めでシャッキリカリコリ、フライドオニオンが少し固めで舌に遊びと香ばしさを運び、エシャロットは辛味と苦味がやや強めで、個人的にはスープの熱でもう少し温めて終盤に頂くくらいが妥当か。
風味を変える手段は黒胡椒とわさびのみだが、黒胡椒によるピリリ感と引き締まり感は濃厚スープに実にマッチ、わさびはローストビーフにたっぷりのせ、こぼれ落ちた分がスープに染み込む程度で良さそうだ。
何にせよ、これはこれでまた新たなハイクオリティメニューが生まれたという事であり、牛の風味をより堪能するならこちらなのである。
麺牛ひろせ

バッファ郎

麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★

他 ★★★★★
90点

豚の『二郎』に相対するは牛、すなわちバッファローこと“バッファ郎”。
牛のスープを用いた二郎系ラーメンらしく、麺の上にはもやし、そして牛脂、チャーシューも分厚め、ニンニクの量もチョイスされる。
コールはなく、野菜のマシはさらに食券が必要である。

麺は中太角型のストレート、加水率は低く、固めで歯応え強めのガシガシ、コシが強く『二郎』に負けず劣らずのパワフルさ。
スープは牛をベースにした風味たっぷりの混濁系に濃口醤油、そして脂はギットリと浮いて乳化までは至っておらず手動に任されるが、濃厚で味わい豊かなスープがパワフル麺に絡みついていく。

具材はもやし、チャーシュー、そしてニンニク(ふつう)。
もやしはしっかり茹でられてしんなり、上からかけられた牛脂にもしっかりと味が付けられ、下からのスープも含まれて絶妙な野菜炒め感が出ている。
チャーシューはローストビーフ風が2枚と豚角煮風の2種類。
ローストビーフはほんのりピンクも厚みもあって食べ応え十分、味付けは黒胡椒が振ってあるが薄め。
豚角煮はじっくり煮込まれてとろっとろ、醤油の塩味と甘味が染み込んで脂なんかは最上級の味わいに。
終盤はニンニクも溶け込んでスープは一層パンチ力アップ、やや味濃く感じられながらもボヤけてくるため、卓上のわさびや黒胡椒で締めると良いだろう。

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