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とにかく泣ける話。コミュのソファーの上の幻。

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僕の習い事のお話です
泣けるかは分かりませんが…



僕は、幼児から大学生までが一緒に英語の演劇をやるという
少し変わった習い事をやっています。

僕は三歳の時に入りましたが、まだまだ小さくて演技なんかできるわけもなく
その頃は、本番でもステージの照明で遊ぶようなやんちゃ坊主でした(笑)

でもそんな僕を、いつも温かく見守ってくれたのは
習い事の先生でした。


ご高齢ではありましたが、とても明るくて小さい子から大きい子にまで、演技のアドバイスだけでなく色々なことを教えてくれる
時には優しい、時に厳しい

いわば、みんなの母親のような存在でした。



小学生の時、僕は親の転勤でやむなく関東から関西に引っ越しました。


そして先生の元を離れてから数年が経ったある日


突然家の電話がなりました。


あの先生が亡くなったという知らせでした。
とても驚きました。


習い事自体は、先生の娘さんが継ぐことになりました。


そんな知らせを聞いてから
また数年の月日が経ち、僕は中学生に…


親の転勤で、また関東に帰ってきたので

後を継いだ先生の娘さん(といっても普通に大人ですが)の元で
また習い事に復帰することになりました。


練習する部屋の隣にある部屋には、昔お世話になったあの先生の遺影がかけてあります。


僕が復帰した時、同じ習い事の友人に聞いた話なのですが



新しい先生の代になってから入会したんで、昔の先生のことを知らない、小さい子がいたんです。

ある時、その子が練習の後隣の部屋に行った時に
遺影を指差してこう言ったんだそうです

「あの人、さっきあっちのソファーにいたよ。」


その子は、遺影に写っている人がソファーの上に座って練習している自分達を見ていた。
と、言うのだそうです。


そんな話を僕は友人から聞いて

普通なら「こわっ!」と驚くところですが(僕はお化けが苦手です←)
その時は怖いという感情はわいてきませんでした。


小さい子が言っていた、そのソファーは
生前、先生が僕らを見てくれていた時によく座っていたソファーなんです。


そこで思いました。

きっと先生は、天国に行っても尚
僕らのことを見守りにわざわざ見に来てくれたんじゃないかなって…

それだけ僕達を愛してくれてたんじゃないかなって…


心に嬉しさが広がりました。


亡くなった人がまた現れるなんて、普通に考えたらあり得ないことなのかもしれません。

でも、世の中こんな奇跡もあっていいんじゃないのかな?
…そう思えました。




先生、僕はあの頃よりずっと大きくなって、ちょっぴり大人になりましたよ。
そして先生の見守るこの場所に、戻ってきましたよ!

コメント(10)

いい話〜(^^)
見守ってくれてる感じだと
頑張れるよね!!
その習い事ってもしかしてラボですか?
> さっちーさん
ありがとうございます!

そんな僕ももう受験生なんで、先生のお仏壇に合格通知を持っていけるよう頑張りますわーい(嬉しい顔)
> 高田のやっさんさん
ありがとうございますほっとした顔
> ズッコ・バコーンさん
こちらこそ読んでいただき、ありがとうございますぴかぴか(新しい)
> わぁ!chu!゚ε゚(照)さん
アハハ、バレちゃいましたか電球(笑)

まぁ、こんな不思議な習い事なかなかないですからねわーい(嬉しい顔)
感動です泣
本当にそんなことってあるんですね(´ `*)♪
心が温かかくなりました。
> せなさん
ありがとうございますほっとした顔

不思議なものですねぇ(笑)

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