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竹下ネジ工場コミュの学の生い立ち。

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ブログの時間返上で書いたわー。
でもなんだかこれ書くの楽しいのかも。

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学は荻窪で生まれ、荻窪で育つ。

そしてなんやかんや今から3年前。

学21歳。
学の尊敬する芸人:島田紳助。

学は東京大学法学部を3年生のとき中退をする。

そのままいけば周りと同じように官僚・弁護士・外資系金融企業に就職など、超エリート道を歩むはずだった。
しかし、このまま周りに流され社会へ出ることに疑問を感じ、両親の反対を押し切って昔からの夢だった芸人になることを決意。

学はこれ以上迷惑をかけられないと思い家を出て、高円寺の安いボロアパートに住むことにした。
そして吉本芸人養成所に入校。
マックのアルバイトをしながら養成所に通う日々。
ただ親には申し訳ないが、お金がなくても充実している毎日だった。
よこちんとは養成所で出会い、意気投合してコンビを組むことに。
コンビ名は、
「レーザービーム」。
「レーザービームのようにするどいボケ、するどいツッコミを。」
という意味がこめられている。

3ヶ月後、レーザービームに図々しい妹、ともなが加入。
加入した理由は、よこちんのことが好きだから。

ともなだけは高校に通いながら、放課後のみネタ練習をするという生活を送ることになる。



そんな芸人生活を送っていた学は23歳のある冬の夜、外は木枯らしに溢るる星空。
学は久々に家に帰った。
玄関の扉をあけると、美味しそうな肉じゃがの香りが漂ってくる。
昔の頃よく食べた。
ちょっと味が濃いのがまた懐かしさを誘う。

学「ただいま。」
沙和子「お帰りなさい。」

沙和子は温かく学を迎えるが、学はその日の営業のせいで疲れてイライラしていた。
母にそっけない態度をとってしまう自分にまたイライラしてしまう。

リビングではなつみが一人で夕飯を食べていた。

なつみ「お兄ちゃん、ママお兄ちゃんがいつでも帰ってきてもいいように、毎日一人分多めに夕飯つくってくれてるのよ。お礼しなよ。」
学「ったく。前もいらんって言ったのに。」

なつみの言い方に少し腹をたてながら不機嫌そうにキッチンで料理を作っている沙和子のもとへ。
学はまだ沙和子のことを「お袋」と言えずにいる。

学が、

「ママ、毎日俺の分まで作らなくていいって言ったじゃん。」

と言うと、沙和子は学のほうを見て、この上ないほど優しい顔をして言った。
















「作ってないわよ。家族の分だけ作っているのよ。」




















学は一気に体中から涙がこみあげてくるのを感じた。
こみあげてくるものをこらえきれず、その場で沙和子の世界一温かい胸の中で泣き崩れた。
頭の中には、「ありがとう」という言葉でいっぱいになった。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。


次の日から、学は沙和子のことを「お袋」と呼ぶようになった。

2年後、学が考えたネタによって、レーザービームは爆発的人気を得る。

コメント(6)

ぶぅちゃんよ・・・なんか随分いい方向に・・・笑
っていうかレーザービームってもう売れてんの!?
是非その儲けを・・・
こりゃ長男誕生秘話が必要だなほっとした顔
次は二男と婚約者の話が聞きたいなウッシッシ
古川さんめっちゃ素敵なママさんですね〜ぴかぴか(新しい)
こんな姑さんなら安心ですウッシッシ
前回のもそうだけど、なんか無駄に恥ずかしい・・かたつむり
>モニー

いい話でしょ?笑
レーザービームは売れることになるんだよ手(チョキ)

>buah persik

そう、俺の理想のママ(笑)

>no

え〜exclamation & question
そう?
でもそのコメント待ってたあっかんべー
ってか普段も「ママ」って呼んでいいですか(笑)

>ともにゃ

そのポジションおいしいじゃん(笑)
本当だぁ-ぴかぴか(新しい)・Д・衝撃exclamation ×2
なんかあったぁふらふら笑笑
ままってぇむふっクローバー
ぶぅ-ちゃんまざこんだったのねむふっ指でOK

ってか目がハート
ママステキぴかぴか(新しい)

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